蘭奢待さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

蘭奢待

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エクストーション 家族の値段(2016年製作の映画)

2.8

去年以上にモヤモヤするゴールデンウィークに、なにか気晴らしになるようなスカッとくだらない作品をとGyao漁り。
B級だが、どっこい、一筋縄でない展開が楽しませてくれた。
医者の家族のリゾート旅行。ボー
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我輩はカモである(1933年製作の映画)

3.0

壮大なドタバタコント。くだらなさすぎて笑える。
ホントにドリフっぽい。
割と好き。

最近のコント芸人もこういうの撮れば良いのに。

チャイルド・オブ・ゴッド(2013年製作の映画)

2.0

好きな作家コーマック・マッカーシー原作の映画。暗い世界観を描く作家だが、この映画はスゴイ。
見るものをとてつもなく不快にさせてくれる。狂気の主人公を撮る狂気の映画。早く撃たれろと願ったのはこの映画が初
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ルーム(2015年製作の映画)

3.0

サムネからはハートウォームなほんわかファミリー系と思うが、実はサスペンスな作品であることは知っていた。しかし、展開はさらに違っていた。社会派ドラマだった。
ありがとうGyao

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

5.0

Gyaoに感謝。サスペンスでも、アクションでも、ましてファンタジーでもない。面白い面白くないではない。万人が見なければならない作品。

アメリカの人種差別の病巣の深さ。ラストにグサグサとくるセリフが詰
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ハンティング・ナンバー1(2017年製作の映画)

1.5

超B級。ツッコミどころが満載すぎてキリがないので突っ込まない。
メキシコとの国境付近。年に一度のハンティング祭りに出くわし、ハンティング対象にされてしまう。
ホラーっぽいシーンもあり、アクションぽいシ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.1

観たかった作品。Gyaoに感謝。
ナチス占領の時期にデンマーク海岸線に埋められた数えきれない地雷。捕虜となっていたドイツ軍少年兵が撤去に使われる。
感じの悪いデンマーク軍軍曹が、まだまだ子供のドイツ兵
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.2

見るつもりはなかったが、ザッピングしていたら引き込まれて見てしまった。思ってたよりおもしろい。大好きだったランボー1を彷彿とさせてくれる。
ヒロインは闘いの邪魔しかしないが、すごくキュートなので許す。
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

2.8

いかにもなアクション作品にそそららるものがなく、これまで見ないで通してきたが、たまたまnhk bsで流していたので見てみた。
食わず嫌いかと思ったのだが、食っても美味しくなかった。
96年の公開という
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.0

今更ながらだが、昨年没したショーン・コネリーに哀悼の意をひょうして視聴。
スラムで育った黒人少年がひょうなことから隠棲していた偉大で偏屈な作家との出会い。
メキメキと頭角を表し、名門校へ特待生となり転
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予期せぬ出来事(1963年製作の映画)

2.8

つまらなくはないが面白くもない。被害者意識の富豪夫人の身勝手さには胸糞。
なぜ最後まで見られたか。キュートな伯爵夫人と、乗っ取りにあった会社社長の優秀な秘書のおかげだ。

80日間世界一周(1956年製作の映画)

4.0

面白い!
It's a small worldの世界観。
厳格で皮肉屋の英国人が世界一周の冒険旅行。
とても長尺の作品だが、長さを感じさせない。

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

4.0

チャップリンの主張と哲学。博愛と戦争の矛盾。個々のの殺人と大量殺人の違い。
戦争が機械的に女性や子供を殺し、それが英雄と称えられる。かたや、その殺人機械を売って儲けるビジネス。
斬首刑に処されながら、
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リアリティ・プラス/リアリティ+(2014年製作の映画)

3.5

面白い。SFに走りすぎず、オシャレで、おかしみもあり、短い尺でよくまとまってる。期待とは違う落ちがまた良いところでもある。

代理教師(2007年製作の映画)

3.0

胸糞撃かと思いきや。
しかし中華マネーの力の強さよ。

禁断の惑星(1956年製作の映画)

3.0

1956年、昭和で言うと31年か。立派なSFだ。円盤型宇宙船に迫力ない電子銃、シンセサイザーの宇宙音?、ロボコンに出てきそうなロボット。
ストーリーは行けてないが、CGのない特撮だけの宇宙ものSFは感
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私の惑星(2018年製作の映画)

3.2

なかなか良かった。全編を通じて漂う緊張感。コンテンポラリーアートだという作品とのおかしみのあるギャップ感。

バファロー大隊(1960年製作の映画)

4.0

1960年アメリカ制作、異色の西部劇。奴隷解放宣言まもない時代、陸軍奇兵隊の黒人部隊。犯行を疑われた黒人の曹長が、黒人故に冤罪証明を諦める。法定劇は背景を説明し、検察側、弁護側の主張をわかりやすく伝え>>続きを読む

砂漠の鬼将軍(1951年製作の映画)

4.0

稚拙なヒトラーの軍の統帥に正面から異をとなえたロンメル将軍。砂漠の狐の異名を持つ将軍は、その卓越した作戦能力とその実行能力、冷静で人道的な振る舞いは敵国たる英米からも高く評価されていた。
1951年ア
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回転ドア(2014年製作の映画)

2.8

好物のシチュエーションスリラーかと思えば、恋愛コメディだった。

ジュリアの終わりなき旅(2014年製作の映画)

3.1

ふーむ。恋愛もの。

映像は美しく、ハートフルなストーリーだが、予想通りの展開で終わってしまった。

華麗なる晩餐(2008年製作の映画)

3.0

ラストのシーンは何なんだ?
わけわからん系。
でもそれが好き。

バルジ大作戦(1965年製作の映画)

3.3

1965年の戦車戦映画。特撮なんだろうがよくできている。
アメリカ映画なのにドイツ軍をカッコよく描いているのが珍しい。
ヒトラー、ナチス、親衛隊は大嫌いだが、ドイツ国軍はアンチナチスが多かった。軍の上
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インポート、エクスポート(2007年製作の映画)

4.0

難解系。ウクライナ、スロバキアとオーストリア。東欧と西側の経済格差と言葉の壁。街の様子、生活様式がとても興味をひく。
社会派映画、時々ハードポルノ。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.3

チャップリンのような三枚目キャラ。チャラ男のドタバタ物語だと思っていたが、半ばから様相が変わる。
それでも明るさを失わない勇気と思いやり。辛くて見ていられない。

(1963年製作の映画)

5.0

有名なこの作品だが初見。
これはすごい。どうやって撮影したのか。ストーリーも終わり方もよい。
この後どうなるのか、封鎖された道路は?ラブバードとの関係は?
名作と言われる所以がわかった。ヒッチコックの
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幕あい(2019年製作の映画)

3.2

いい映画だなあ。ニューシネパラとはまた違った角度で映画好きの心を鷲掴みしてくれる。
殺伐としていた若者3人組だったが、自転車泥棒を最後まで観た彼の表情はどこか柔らかくなっていたようだ。

サバイバル・ランド(2014年製作の映画)

2.8

可愛げのないガキンチョと、しっかり者の美人お姉さん。
北極に置き去りにされるサバイバル、シチュエーションスリラーなのだが、総じて緊迫感、悲壮感、絶望感が希薄なのが残念。
でも、テンポ良く話は(予定調和
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言葉にならない(2020年製作の映画)

2.8

フランスらしいブラックジョークか、シビアな設定で、笑うところじゃないんだろうが。

ミス・シャゼル(2019年製作の映画)

2.8

何でこうもというような敵対心を抱く周りが胸くそだが、本人たちの微笑みがホッとさせてくれるなあ。