AnamDarcyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

AnamDarcy

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ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

4.6

芸術的でユニークな映画。
いいね、彼らの青春を理解はできないが。

ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

3.0

リアルタイムで進行するストーリーには全く緊張感がない。
しかし悪役のクリストファー・ウォーケン。
彼が美しいから他はどうでもいいのである。

ワーロック(1959年製作の映画)

4.2

時代に追われるアウトロー達の悲哀。
この作品におけるヘンリー・フォンダとアンソニー・クインの関係性は一見の価値あり。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

映像は想定の範囲を超えてこず、ストーリーは期待していたようなものではなかった。
エンターテイメント性が高い作品でないのは百も承知だが、脚本において削るべき部分が間違っている気がしてならない。
対して、
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.2

ナチ云々はともかくとして、息詰まるような会議の雰囲気がよく表現されている。
直接的な表現を避ける姑息さ、まともな人間はここにはいないのだという絶望感。
ヴァンゼー会議の議事録からつくられたこの映画はホ
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

1.5

バカバカしいほど長い原題もそうだが、この映画は一体何を伝えたいのか。
ドラマチックな演出のために、バンディの罪を曖昧にしようとするこの試みは、凶悪犯罪者をまるで崇拝するかのような悪趣味さに溢れている。
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フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

2.0

身構えていたほどには酷くはなかった。
この映画の問題点は、全てに新鮮味がなく、まったく絵に描いた餅のようで面白味に欠け、時代背景となる80年代の雰囲気すらも感じさせない所にある。
終盤にある犯人から
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ミッシング・レポート(2018年製作の映画)

2.0

キャストは良いが、遅すぎるストーリー展開とお粗末なラストに閉口。
意味のない哲学議論に意図の不明な意味深なセリフの数々。
雰囲気だけのひどい脚本だ。

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

1.5

独創性がなく、全く無意味。
何の意味もなく、何も映し出していない。
目新しいものが何もない、既視感を詰め合わせたような映画。
嘘っぽいロマンスも何の効果ももたらしていない。
ディカプリオ、クロウでさ
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シャーロック・ホームズ(1922年製作の映画)

3.0

サイレント映画。多過ぎる文字は読みきれない。
バリモアはハンサムで申し分無いが、完全にオリジナルのストーリーでホームズのキャラクター造形もまるで別人。
正直、面白くはない。
古典映画としての映像的価値
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ベルリン陥落(1949年製作の映画)

5.0

これをただのソ連産プロパガンダ映画に付すのは余りに浅薄すぎる。

女王陛下の戦士(1977年製作の映画)

2.0

ちょっと下品だな。
合わないものはしょうがない。

対決(1990年製作の映画)

2.7

ノールズ大佐が恐ろし過ぎる。
ああいう奴の一発で戦争が始まったりするんだから、あんな国境沿いじゃなくてもっと何もない安全地帯に置いておかないとダメでしょ。
一人戦争ごっこをしてるのは見れば分かるけど脳
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

2.5

ツッコミ所が多過ぎるけど致命的なのはリアリティの欠如。
ご都合主義も酷い。
90分にまとめた点は評価できる。

テイキング・サイド/テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者(2001年製作の映画)

3.8

ナチスが台頭した当時のドイツ国防軍や一般のドイツ国民にも言える事だが、見て見ぬフリをして惰性で体制に迎合したのだとしても、全く罪がないとはならない。
少佐の追及は苛烈で容赦がないが、妥当なものであった
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大脱走2/脱出編・復讐編(1988年製作の映画)

2.7

盛り上がりに欠ける。
大脱走の名を冠してはいるが残念な出来。
敵であるゲシュタポにもスリルを感じない。

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.6

大尉の出自から、SS内での彼の苦労が想像される。少し同情しかけたが、やはりナチはナチだ。
ラストは見事なオチで感心した。
つくづく、主人公はよくあの状況に耐えられたなと思う。
醜悪な看守達の色恋話には
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ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.0

トーマス・クレッチマンが主役をやるべきだった。
トム・クルーズは最早彼以外の何者にもなれないのだから彼を主役に据えた事はこの作品最大の失敗だろう。
キャラクターの内面や感情の機微を表現できない彼では、
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シー・オブ・ラブ(1989年製作の映画)

2.0

延々と同じ展開を観せられ、やっと辿り着いた事件の顛末は取って付けたような、何の捻りも無い凡庸さ。
刑事ものだと思って観たが壮大な肩透かしを食らった。
破綻した脚本、この映画では事件解決は問題ではないら
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

5.0

90分映画でこの完成度。
観終わった後の満足感が凄い。
無駄なくスピーディーなストーリー展開で何度観ても飽きない傑作。

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

2.3

長い。半分の時間で十分だった。
酷く安っぽい、名作の雰囲気も大作の重厚感もない。

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.2

あっけない終わり方が素晴らしい。
どうにかしてやりたいけど現実にはどうにも出来ないのがリアル。
ジャック・ニコルソン、水兵姿が似合い過ぎ。

フェイク(1997年製作の映画)

4.6

船でのレフティで泣いた。
終盤、指輪や時計の入った引き出しを少し開けて出て行く所でも泣いた。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.3

オチが弱い。
最後までフランクの人格的な成長が見られず非常に残念。

駆逐艦ベッドフォード作戦(1965年製作の映画)

3.9

あんな艦長は絶対に嫌だ。
自分は嫌われ役だから、って自覚してる分余計にタチが悪い。
あのラスト、個人規模で見ると悲劇だけど国家規模で見るとむしろ良かったのではと思う。

パットン大戦車軍団(1970年製作の映画)

5.0

芸術に昇華されてる。
何度観ても飽きることがない傑作。

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

2.8

わざとらしく感じられる多くのモチーフ。
あのラストは甘すぎる。

パトリオット・ゲーム(1992年製作の映画)

2.7

ジェームズ・フォックスにリチャード・ハリス、ヒュー・フレイザー、、、と期待して観たけど面白くなかった。
ライアンはボールドウィンの方が良かったな。

殺し屋たちの挽歌(1984年製作の映画)

5.0

無軌道な若者を演じるティム・ロスの魅力。
ジョン・ハートの屈折した雰囲気も、テレンス・スタンプの胡散臭さも全て良い。
しかしなぜ大抵の映画の殺し屋は仕事が杜撰なのか。

大侵略(1968年製作の映画)

3.6

全体的には悪く無かったのにクソみたいな結末。
戦争映画での虚しいラストは本当に止めてほしい。
ナイジェル・グリーンの大佐のキャラクターが非常に不可解で、どうも腑に落ちない。

Tunes of Glory(原題)(1960年製作の映画)

4.0

主演二人の演技は良かった。
でもあのラストは到底受け入れられない。