ピョンちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

ピョンちゃん

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87分の1の人生(2023年製作の映画)

4.0

事件に事故、天変地異...人生なんて思いもよらない出来事のせいで突然ガラッと変わってしまうかもしれない。

そんな当たり前のことを思い出させてくれてすごくタイムリーでした。

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.0

ザ・テキサス映画。

このハードでドライなテイストがたまらない。

テイラー・シェリダンは『ボーダーライン』の3作目にはどの程度関わるんだろうか。早く見たいぜ!

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

4.0

子どもが銃を取って戦う世界。

ものすごくリアル。

重く響きました。

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

4.0

インド映画といえば?歌って踊ってみんなハッピー!みたいな?

んなわけあるかいボケ〜!!!!!

これがインドのリアルじゃい!!!!!

みたいな映画(笑)。

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

レナード・バーンスタインのことは『TAR』で主人公が敬愛する指揮者として出てきた程度の知識のみ。

なんかいろいろ複雑なものを抱えた人物であることはよくわかった。

意外なほどストレートな夫婦の愛の物
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.0

スリリングで目が離せなかった。

今まさに作られるべき映画でありジェンダーを学ぶ人には必須科目になるであろう作品。

みなで議論するきっかけになればいいと思います。

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

4.0

やっぱりこの時代のファンタジーアドベンチャーは味があって楽しい。『バンデットQ』とか『ウィロー』とか見なおしてみようかな。「夢だけど夢じゃなかった」な話に弱いので最後泣いてしまった。

呪詛(2022年製作の映画)

3.0

話題になってた割には怖くもおもしろくもなかったかな。内容完全に忘れた。

これよりは『女神の継承』の方がよかった。

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.5

オリジナル版とほぼ同じだけれどこれはこれでよかった。

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

4.0

ロルカン・フィネガンの前作『ビバリウム』は才気走りすぎてもう一つでしたが今作では語り口が洗練されていて進化していることが見て取れた。すごくおもしろかった。

この日は『枯れ葉』『赤い糸 輪廻のひみつ』
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.0

台湾の鬼才ギデンズ・コーの代表作。日本でもリメイクされました。一つ間違えば性欲とイカ臭さで気持ち悪くなりそうなところを爽快な青春映画に仕上げているのはさすがですね。

赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.5

評判よかったんで見に行ったけどあんまりハマらなかったかな。そんな難しい話でもないのについて行けなかった。

それでもギデンズ・コーらしさは感じることができた。甘いけど切ないみたいな。

直前に見た『枯
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

アキ・カウリスマキの新たなる傑作。

心に沁み渡りました。

引退を撤回してまで作った理由がよくわかった。思いは確と受け止めました。

今はただ作ってくれたことへの感謝しかありません。

ダーククリスタル(1982年製作の映画)

4.0

なつかし〜子どもの頃見たのか見てなかったのかも思い出せないけれど、この手作り感は今の時代逆に新鮮。名作は色褪せないことを実感しました。

街のあかり(2006年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキ「敗者三部作」第3作目。

踏んだり蹴ったりの人生。見ててしんどくなった。

最後ほんの少し救いがあってよかった。

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

Netflix恒例の年末企画。

終末感をたっぷり味わえた。

本当にこういうことになるかもしれない。

イーロン・マスクに喧嘩売ってるのは笑った。

過去のない男(2002年製作の映画)

4.5

アキ・カウリスマキ「敗者三部作」第2作目。

昔観た時はこの独特の語り口とユーモアに虜になりました。ハンニバルめっちゃかわいいし笑。

一番好きな作品かもしれません。

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.0

魂の物語。

めっちゃよかった。泣くわこんなん。

力の入れようが半端ない。

アネット・ベニングは遂にオスカー獲るかな。

浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキ「敗者三部作」第1作目。

みなに幸あれ。

見上げた空にはどんな雲が映っていたんだろうなあ。

砂漠の星(2022年製作の映画)

3.5

チリの作品。過疎化により友達がいなくなっていく。彼らの友情だけは変わらないよう願いたくなる。

おとなのけんか(2011年製作の映画)

4.0

2対2の構図だったはずが各人入り乱れてカオスに突入していくのはおもしろかった。

あそこまで感情を露わにするジョディ・フォスターは見たことなかったかも。

欧米人のコーラ信仰は異常!笑

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

4.0

激渋本格派クライムサスペンス。かなり気に入りました。何がいいかってもうこの充満するノワール臭ですよ。この臭気に当てられてクラクラしました。ジェイムズ・エルロイ好きにはたまらない。久しぶりにベニチオ・デ>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキ「労働者三部作」の最終章。

おそろしくシンプルでミニマムであるからこそ、すべてをやり遂げた後の笑顔が際立つ。

IF(2023年製作の映画)

3.5

ブリリア宇宙ショート特集④

子どものイマジネーションをそのまま形にしたようなかわいらしい作品だった。

Winter boy(2022年製作の映画)

3.5

同性愛者と死というありがちなモチーフの組み合わせのようでいて実感のこもった真摯な作品だった。原作者の体験に基づく自伝的なストーリーと聞いて納得。

ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

4.0

【A24の知られざる映画たち】

アイルランドの漁村で紡がれるどん詰まり暗黒物語。終始陰鬱で閉塞感しかない殺伐とした雰囲気の映画でかなり好みでした。そこにほんの少し本当にほんの少しではあるけれど希望の
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.5

【A24の知られざる映画たち】

ケリー・ライカート最新作。彼女の映画2本を同時期に観られる幸せ。今作はアーティストたちへリスペクトを捧げる意味合いもあったのかな。強く心に響くものはなかったけれど不思
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エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

4.0

【A24の知られざる映画たち】

ティルダ・スウィントンが母と娘の一人二役に挑んだ意欲作。これは監督・脚本ジョアンナ・ホッグのパーソナルな部分がかなり反映された話なんだろうか。雰囲気ともども好みでした
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

この映画は詩ですね。詩には詩で返したいのですが悲しいことに何も浮かんでこない笑。なので黙ります。

今作について「嘘くさい」「美化しすぎている」という批評をよく目にします。自分は「この映画はファンタジ
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

トラン・アン・ユンの代表作。『ポトフ』同様冒頭の料理場面が出色。あの匂い立つような描写がたまらない。映画史に残る料理場面だと思います。

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.0

料理が主役の映画。トラン・アン・ユンの面目躍如。料理を題材にした映画を撮らせたら彼の右に出る者はいないのではないか。料理は芸術であり科学であり哲学。おいしいだけではダメで物語が必要。なんとも奥深い世界>>続きを読む

写真の女(2020年製作の映画)

3.5

『マイマザーズアイズ』の串田壮史の長編デビュー作。これも海外で注目を浴びたらしい。内容忘れてしまったけど一風変わった男女の愛のお話ですごく個性は感じました。

マイマザーズアイズ(2023年製作の映画)

3.5

クラシックとハイテク技術を組み合わせるアイデアに斬新さはあった。海外では「Jホラー第3波」と評判のようですがそこまでのパワーやおもしろさは感じず。ていうかホラーではないように思うのですが。R18の割に>>続きを読む

クリスマス・ ウォーズ(2020年製作の映画)

3.5

ファンタジーとリアルがせめぎ合うような変な映画だった。経営難に陥ったサンタがアメリカ軍と手を結んで兵器を製造するとかブラックコメディみたいで深掘りできそうなのに結局は殺し屋との一騎討ちがメインのアクシ>>続きを読む

フォーチュン・クッキー(2003年製作の映画)

4.0

『ファミリー・スイッチ』の元ネタ。入れ替わりものの元祖的な存在で昔から何度もリメイクされている作品。盤石のおもしろさがあってジェイミー・リー・カーティスとリンジー・ローハンのコンビは最高!

ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.5

家族全員入れ替わり!なクリスマスコメディ。

みんな楽しそうでなによりです♪

ハッピーな気持ちになれました。