ピョンちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

ピョンちゃん

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人生は、美しい(2022年製作の映画)

3.5

韓国のミュージカル映画を観たのは初めてかもしれない。しかも主人公は中年夫婦と攻めた設定。巷では「ハンカチ必須!」の号泣案件とされてますが別に感動しませんでした笑。夫婦愛に弱い人は泣けるかもしれません。>>続きを読む

インファナル・アフェアIII 終極無間 4K(2003年製作の映画)

3.5

4Kリバイバル上映でシリーズ一気見!2作目同様3作目も初鑑賞。ラウに落とし前をつけないといけないのはわかる。ただラウが無間地獄に落ちることはわかりきっているし想像どおり。さもありなんといったところ。ま>>続きを読む

インファナル・アフェアII 無間序曲 4K(2003年製作の映画)

3.5

4Kリバイバル上映でシリーズ一気見!2作目は初鑑賞。このシリーズって元々3部作の構成だったのかな?ヤンの秘められた過去とか取って付けたような気がしないでもないし正直1作目のおまけみたいな印象。あれに勝>>続きを読む

インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

4.0

4Kリバイバル上映でシリーズ一気見!20年振りの再会。最後の方どうなったのか忘れてたので新鮮な気持ちで見れた。今見るといろんな作品に影響与えてることがよくわかる。若い頃と今のヤンが全然似てなかったり最>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

うーん期待していたほどではなかったかな。映像と音はあいかわらずカッコよかったですが。あそこまで入念に準備してあんなしょーもないミスする!?てなったしその後の展開もなんだか自業自得だよなあと冷めた目で観>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

非常に小気味よくオシャレなミステリーコメディでありつつ、フランソワ・オゾンらしい毒っ気のあるユーモアが効いていておもしろい。爽快なフェミニズム映画でもありクィア性を滲ませることを忘れないのもさすが。1>>続きを読む

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.0

RBGのエピソードで好きなのは「最高裁判事に女性が何人いれば最適か」と訊かれ「9人全員です」と答えた話です。

最近内閣改造で副大臣と政務官がゼロになったことや官房副長官の退任セレモニーで花束贈呈役の
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

いいところと悪いところがせめぎ合ってて評価しづらい。
ドラマパートが臭すぎる。鼻曲がるかと思う臭さ。過剰演技に説明セリフ...邦画の嫌なところ全部盛り。ヘボいというかペラいというか朝ドラみたいでずっと
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

今年観た劇場未公開ホラーの中では良作のひとつ。

怪異が連鎖するのはJホラーみたいでよかった。内容はなぜか忘れてしまったけど笑。

続編が現在製作中とのことでまた観直すことになりそうです。

バーバリアン(2022年製作の映画)

4.0

恐怖のミルクタイム、はっじまっるよー!

今年観た劇場未公開ホラーの中では良作のひとつ。

見せ方、語り口、テーマ等々工夫が凝らされていてよかったです。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.5

今年新作を観た時に合わせてレビューするの忘れてた(汗)。

アポロの息子ときたら次はドラゴの息子が出てくるのは自然な流れですね。そしてさらにアドニスの娘と...みたいに因縁は続くのでしょうか。

次回
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

今年新作を観た時に合わせてレビューするの忘れてた(汗)。

超能力を使える設定なのに『スキャナーズ』みたいにならなくて肉弾戦やガンファイト主体なのは韓国らしくていいですね。

3作目を首を長くして待ち
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.0

新作も楽しみなフランソワ・オゾンの官能ミステリー。20年前の映画だけどもっと古い映画のような質感。若い女性がさも当然かのように裸でそこにいるのでドギマギしてしまう。ああフランス映画を観ているんだなと感>>続きを読む

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

4.0

ユダヤ教徒の男性は頭に小さな帽子を被ることは知っていたけれど女性はウィッグを被るとは知らなかった。レイチェル界のツートップ共演。にっちもさっちもいかない状況で最後どうなるんだろうと心配していたら...>>続きを読む

モラン神父(1961年製作の映画)

3.5

無神論者vs神父の激しいバトルが観れるのかと期待していたら、ジャン=ポール・ベルモンド扮する神父に女が心惹かれていく話だった。結局イケメンには勝てないということでしょうか笑。同性愛的な要素とか当時とし>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

いやーこれはいいですね〜最強の"ワン・ジジイ・アーミー"。いや〜これですよこれ!すばらしいですね。もう感嘆の声しか出てこない笑。
フィンランドはドイツと共にソ連と戦ってたはずなのになんで?と思ってたけ
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.5

あーこれは賛否両論(というか否)あるのわかります。「いやもう何でもありじゃねえか!」というね笑。私はそこそこ楽しみました。今作を「金ロー案件」と評していた方がいましたが言い得て妙。こういう規模感の生暖>>続きを読む

いつかはマイ・ベイビー(2019年製作の映画)

3.5

『ハロウィン・キラー』を監督したナナッチカ・カーンの過去作を以前観てました。この方どんな方なのか知りたいのですが情報ないですね。アジア系アメリカ人のラブコメというあまりないタイプの作品で新鮮さはありま>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

4.0

『ハロウィン・キラー』を観て思い出した作品。ファイナル・ガール"ズ"なのがポイント。今は亡き母親と映画の中で再会するなんてアツいよね。もうそれだけで涙出そうになる。往年のホラー映画のパロディ&オマージ>>続きを読む

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

4.0

映画ファン・ホラーファンであればいろんな映画が思い出されてニヤニヤしてしまうよね!楽しかった♪しかもちゃんとオリジナル作品として昇華させてた。80年代と対比することで現代性を浮き彫りにするのがうまい。>>続きを読む

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

4.5

素顔のテイラー・スウィフト。映っているものに嘘偽りはないと信じる。政治的発言に踏み切ったのはやはり立派だった。カニエには怒り湧くけどあれも試練だったのか。あんな奴でも許してやらないといけないのか。ここ>>続きを読む

テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

5.0

先週見逃してヘコんでいたらまだやってくれた!英語字幕版とIMAXで悩んだけど実際のライブも字幕なんてないわけだしIMAXをチョイス。マジでその場にいるかのような臨場感!MCはほとんど何言ってるのかわか>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

お涙頂戴だったら嫌だなと思ってましたが『おみおくりの作法』のウベルト・パゾリーニがそんな浅はかなことをするはずがない。生と死を静かに見つめたいい映画でした。タイトルのNowhere Specialには>>続きを読む

ジャッカス FOREVER(2022年製作の映画)

4.0

まだやってたのかよ笑。昔めっちゃ好きでDVDボックス持ってたりしました。この連中に随分と癒されたもんです。スティーヴォーの汚物チャレンジとお約束のゲロが好きだったかな。なんかこれでおしまいみたいな雰囲>>続きを読む

スナイパー コードネーム:レイブン(2022年製作の映画)

3.5

スナイパー同士の息詰まる攻防を描いた映画かと思ったらそうでもなかった。数学・物理教師としての知識を活かして2キロ先から標的を仕留める凄技を見れるのかと思ったら違ってた。最後アサシンみたいになってて成長>>続きを読む

極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

4.0

ジョンミン兄貴とヒョンビンさんが人質救出のために死ぬほど苦労させられるお話。マジでこの"死ぬほど感"が半端ないので危険な地域にノコノコ出向こうとするアホにはこの映画を観せてやればいいと思います。実際の>>続きを読む

私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?(2022年製作の映画)

4.0

原発という国策絡みの陰謀めいた社会派サスペンスでありつつ、性暴力の被害を告発した者が男性権威社会から受ける二次加害がメインテーマ。そこはぼやかしたくないのではっきり言います。人間の尊厳を守るための闘い>>続きを読む

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.5

今年一番のめっけもん!

エキセントリックでアブノーマルでダーティーなのにピュアでファニーでラブリーでエモーショナルでロック!

なんて映画だ!心揺さぶられたぜ!!

メドゥーサ デラックス(2022年製作の映画)

3.5

会話主体の群像劇におもしろさを見出せず入り込めなかった。ミステリー要素も大したことないし。ワンショット撮影で映像は工夫してた。A24が目をつけただけあってアート色強めで尖ったものは感じました。

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

4.0

リアルな中東情勢がわかる映画。思惑の異なる複数の勢力が入り乱れてカオス状態なので、アメリカ含め何が善で何が悪なのかわからなくなってくる。彼らは一体何のために戦っているのか。何だかむなしい気持ちになった>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

信頼と実績のスコセッシ印。ミステリー/サスペンスの類でもないのに3時間半全く飽きないのはすごい。"芳醇"とでも呼びたくなる映画体験。ダッサダサのディカプリオは新機軸を示したと言えそう。モリー役リリー・>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

今の時代にフランチャイズではなくオリジナルのSFを作ってくれたことは大いに評価したいんですが、自分の好きなものを単に組み合わせただけのような感じで正直おもしろいとは思いませんでした。ニューアジアなる世>>続きを読む

ウォリアーズ(1979年製作の映画)

4.0

ジョン・ウィックの最新作で本作のDJの場面がそのままオマージュされているとのことで観てみました。ニューヨーク中のギャングチームから命を狙われるという展開はジョン・ウィックに通じるものがありますね。裸に>>続きを読む

ザ・ドライバー 4K レストア版(1978年製作の映画)

4.0

制作45周年記念のリバイバルロードショーということで『ドライヴ』『ベイビー・ドライバー』の始祖にお目に掛かりました。

最小限のセリフに思い切った省略。研ぎ澄まされた刃のように美しい映画。しっとりした
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ひなぎく(1966年製作の映画)

4.0

大阪に新しくできたミニシアター「扇町キネマ」のオープニング特集企画にて鑑賞。まだFilmarksにはこの映画館がない!?追加してください(涙)。

「世の中が壊れているなら私たちも壊れてしまえ」の精神
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

5.0

製作30周年記念リバイバル上映にて鑑賞。企画してくださったFilmarksの中の方、ありがとうございます!

マイ・オールタイムベスト。私という人間の一部分はこの映画でできています笑。

自分の葬式で
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