このレビューはネタバレを含みます
映画『May December』
監督は「人間」を描く名匠トッド・ヘインズ。
面白かった!
タイトルの「May-December」は年の離れたという意味で使う言葉。例えば、「May-Decemb>>続きを読む
映画『レザボア・ドックス デジタル・リマスター』
いうまでもなく大傑作!
これ観て、友達とタランティーノ の初来日会見に忍び込んで、翌年『パルプ・フィクション』が公開されて、LA行って、タランティー>>続きを読む
映画『ゴーストワールド』
何度観ても傑作!
オープニングのインド・ファンクに何度観てもパンチ喰らう!
オフビートでヘンテコな映画なんだけど、全てが秀逸!
大好き!
映画『ゴールデン・カムイ』
アニメ版の5話までの話。
アニメ版をそのまま実写に置き換えているから、作品としてはテレビ・ドラマ以下。
役者も説得力がなく、台詞も多過ぎる。
アニメや漫画なら許せるギャグ>>続きを読む
映画『海街奇譚』
中国映画。
妻を探す男が海辺の街で出会う夢のような変な風景。なかなか難しい映画だった。
原題は『海洋動物』、カブトガニや海の生物的な不思議な風景が連続する。
映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』
ウディ・アレンの新作。
主人公は、大学で医学お教えていたが、今は初の小説を執筆中。妻は映画のパブリシスト。妻に同行して、サン・セバスチャン映画祭に来ている。>>続きを読む
映画『ポトフ 美食家と料理人』
監督はベトナムの巨匠トラン・アン・ユン!
全編料理!料理!料理映画の傑作!
冒頭30分間次々作られる料理!テレビなどでは丁寧に「箸入れ」などのインサートを挿入して料>>続きを読む
映画『コンクリート・ユートピア』
大傑作!
B級に近いSFかと思いきや、重厚なドラマのディストピア・サバイバル。
大災害(何かは描かれない)によって、ソウル(世界?)が廃墟と化す。団地も次々と崩れ>>続きを読む
映画『オペレーション・フォーチュン』
ガイ・リッチー監督に、ジェイソン・ステイサムのスパイ・アクション。
前にも観たことあるような内容の連発。残念。
映画『ハンガーゲーム
『ハンガー・ゲーム』シリーズの前日譚。
舞台は、1作目の64年前が舞台。
ドナルド・サザーランドが演じた独裁者コリオレーナス・スノーの青年時代というのを観終わってから知った。>>続きを読む
映画『アクアマン/失われた王国』
ダークな色が濃かったDCが、明るくマーベルに寄せた作風。
これが10年前なら新鮮で面白いのかもしれない。
どこかで見たようなストーリー。
タイトルも安直過ぎる。>>続きを読む
映画『熱のあとに』
主演:橋本愛、中野大賀。
貢いで愛したホストを刺し殺そうとした女。出所してある男と見合いをする。
前半面白い!
女は出所後も精神科に通ってカウンセリングを受け続けている。結婚後>>続きを読む
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
『ムーミン』のトーベ・ヤンソンの人生を描いた映画『トーベ』を思い出す。目玉おやじの過去。鬼太郎はじめ、キャラクターの誕生秘話。
犬神家の一族のような。登場する鬼太郎>>続きを読む
映画『ラ・メゾン 小説家と娼婦』
作家であることを隠して高級娼館に潜入したエマ・ベッケルの実話ベストセラー小説「La Maison」を映画化。
ドイツ・ベルリン。フランスの27歳の作家エマは娼婦の>>続きを読む
映画『PAST LIVES』
傑作!
海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。
韓国・ソウ>>続きを読む
映画『Saltburn』
傑作!
製作・脚本・監督エメラルド・フェネルの長編第2作。
オックスフォード大の学生オリバー。ダサくて浮いた存在。オリバーは金持ちの学生フェリックスとの出会う。オリバー>>続きを読む
映画『窓際のトットちゃん』
素晴らしい!
黒柳徹子の子供時代の自伝『窓際のトットちゃん』のアニメ化。
小学1年生のトットちゃんは、落ち着きがなくておしゃべりで自由。だけど、そのことが理由に学校を退>>続きを読む
映画『ある閉ざされた雪山の山荘で』
原作:東野圭吾
話も演技もリアリティが無さ過ぎて集中できず。意味不明なアングルがあって、どうしたいのかわからない。
「役者は嘘をつくのが仕事」という台詞がある>>続きを読む
映画『香港怪奇物語 歪んだ三つの空間』
3つの短編オムニバス。
期待以上に面白かった。
①『暗い隙間』
監督ホイ・イップサン
主演チェリー・ガン
中学生に時に遭遇したビルの隙間の死体。死体の見開い>>続きを読む
映画『ティル』
1950年代アメリカで、アフリカ系アメリカ人による公民権運動を大きく前進させるきっかけとなった実在の事件「エメット・ティル殺害事件」を劇映画化。
1955年、イリノイ州シカゴ。
夏>>続きを読む
映画『ロスト・フライト』
主演:みんなのジェラルド・バトラー!
ジェレルド演じるパイロットが主人公。悪天候でコントロールを失った航空機がフィリピンのホロ島に不時着。
しかし、そこは凶暴な反政府ゲリ>>続きを読む
映画『ストップ・メイキング・センス Stop Making Sense 4Kレストア』
1983年12月ハリウッド・パンテージ・シアター、トーキング・ヘッズ伝説のライブを収めた1984年の作品。MG>>続きを読む
映画『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』
ディズニーのキャラが総出演する100周年記念の短編。
次々とキャラが作品を超えて共演するんだけど、いまいち気の利いた演出がない。
こうし>>続きを読む
映画『ウィッシュ』
AIが作ったようなディズニー作品。ディズニー・グループはマーケティング戦略で、マーベルもSWも失敗していて、作品に個性や作家性がなくなってきた。
100周年ということで、そもそ>>続きを読む
映画『枯れ葉』
アキ・カウリスマキが引退宣言を撤回して撮った傑作。
恋人も家族もいない中年男女のオフビートなラブ・ストーリー。
舞台は現代のフィンランド・ヘルシンキ。ラジオから流れるのは、ロシアのウ>>続きを読む
映画『僕が宇宙に行った理由』
実業家・前澤友作、日本の民間人初の宇宙旅行に密着したドキュメンタリー。宇宙旅行そのものの映像など興味深い場面ばかりで面白かった。あっという間の80分。これまで映画に描か>>続きを読む
映画『VORTEX ヴォルテックス』
先の人生が不安になる強烈なパンチ喰らう作品。
ギャスパー・ノエが、ミヒャエル・ハネケみたいな作品を作ったと思ってたけど、よく考えるとどっちもどっちだな。登場人>>続きを読む
映画『落下の解剖学』
昨年観てイマイチだったのだけど、世間が傑作だ傑作だというので、再び観る。
確かに、次々と明らかになっていく登場人物たちの隠れた事実。それでも、あえて人物に踏み込んだ描き方や感>>続きを読む
映画『ほかげ』
監督は塚本晋也。
終戦直後、焼け野原の小さな居酒屋に少年が盗みに入る。趣里演じる居酒屋の女は身体を売って生きていた。少年と女との出会い、森山未来演じる男との出会いの2部構成。
演技>>続きを読む
映画『朝がくるとむなしくなる』
唐田えりかと芋生悠が主演。
唐田が演じる会社を辞めてコンビニでバイトしている主人公。実家の母親には会社を辞めたことが言えずにいる。クラスメイトだった友人との再会で・>>続きを読む
映画『市子』
面白かった。
基は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheaterで上演した舞台『川辺市子のために』。
映画は舞台的な演出ではないところがいい。
主演の杉咲花がとにかく素晴らしい>>続きを読む
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
まあまあ。
若き日のウィリー・ウォンカを描いた『チャリチョコ』の前日談ミュージカル。
あえてティム・バートンと比較してみる。前作は真っ当ではない人間の>>続きを読む
映画『ショータイム!』
経営難に陥った農場を立て直すために、納屋にキャバレーをつくる!なんと今も続く実話。
酪農家の異業種進出、新規事業。
ベタな展開。まあまあ。
映画『ペルリンプスと秘密の森』
監督は『父を探して』のアレ・アブレウ。ブラジル・アニメ。
巨人から魔法の森を救うため、「ペルリンプス」を探す2人のエージェントの冒険もの。
今回も独特の色彩が素晴>>続きを読む
映画『哀れなるものたち』
傑作!凄まじい個性。
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞。監督は名匠、鬼才で奇才ヨルゴス・ランティモス。『ロブスター』『聖なる殺し』『女王陛下のお気に入り』と傑作が続いて、つ>>続きを読む
映画『女優は泣かない』
不倫スキャンダルで仕事がなくなった女優。ドラマの制作に異動を希望するを目指す若手女性ディレクター。
主演の女優梨枝は蓮佛美沙子。若手ディレクターが伊藤万里華なので、まるで『>>続きを読む