MALPASOさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

3.5

映画『ドライブアウェイ・ドールズ』

コーエン兄弟のイーサン・コーエン初の単独監督作品。
ロックのチ◯コの歴史が影響した遊びとパンチの効いたエロ・ブラック・コメディ・ロード・ムービー。おもろかった!
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フェラーリ(2023年製作の映画)

3.4

映画『フェラーリ』

監督はマイケル・マン。
エンツォ・フェラーリ役は、アダム・ドライバー。
フェラーリ社の創業者を描いたセミ・ドキュメンタリー。

1957年、59歳のエンツォ。息子を亡くし、会社は
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.0

映画『ウォッチャーズ』

娘:「父ちゃん、こういうオチはどう?本当は死んでた」
父:「いやいや、それはあかん!もう使えん!」
M・ナイト・シャマラン製作。監督は、娘のイシャナ・ナイト・シャマラン。長編
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ライド・オン(2023年製作の映画)

3.3

映画『ライド・オン』
70歳となるジャッキー・チェン主演のアクション・コメディ。

ジャッキーが演じるのは、スタントマン。借金を抱えた孤独な老スタントマンが、様々な困難と闘っていく。
父娘、師匠と弟子
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違国日記(2023年製作の映画)

3.3

映画『違国日記』

事故で両親を失った15歳の少女と彼女を引き取ることにした伯母さん。

小説家役のガッキーがデカくて、「野郎」なのだ!サバサバしていて、ちょっと冷めた性格。夏帆と公園を歩くシーンなん
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東京カウボーイ(2023年製作の映画)

3.3

映画『東京カウボーイ』

ヒューマン・コメディ。

主人公は、企業のブランドマネージャーのヒデキ。会社の副社長ケイコは婚約者。
ヒデキは経営不振のモンタナ州の牧場を買収し、収益改善を図る計画を提案する
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花嫁のママ(2024年製作の映画)

3.1

映画『花嫁のママ』

結婚する者たちではなく、なぜか騒動を巻き起こす両親を描いたコメディがある。
ラナは、娘の結婚式のために南の島へ。花婿の父親は大学時代の恋人ウィルだった。

主人公ラナを演じるのは
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ブリックレイヤー(2023年製作の映画)

3.0

映画『ブリックレイヤー』

少し前に機内上映で観た。
監督はレニー・ハーリン。主演はアーロン・エッカート。

タイトル通り、レンガ職人が主人公。しかーし、このおっさんが腕利きの元CIA、人殺し。

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かくしごと(2024年製作の映画)

2.8

映画『かくしごと』

北國浩二の小説『嘘』の映画化。

杏演じる主人公は絵本作家。絶縁状態だった奥田瑛二演じる父が認知症で介護が必要となり、故郷へ戻る。
飲んだ帰り、飲酒運転の友人が事故に合う。そこで
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

1.5

映画『からかい上手の高木さん』

からかい
からかうこと、いたずらをすること、揶揄すること。


この手の映画は基本観ませんが、今泉力哉監督ということで。

マッドマックス・シリーズ以上に気の狂った人
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

3.3

映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』

シリーズ4作目。
人間関係を把握する上で、前回は観ておいたほうがいい。

ウィルの下ネタ、マーティンのトリップ・ネタ。ハチャメチャな展開を楽しむ映画。
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バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

3.2

映画『バティモン5 望まれざる者』

パリ郊外で実施に起きている社会問題。移民たちが高いローンを払い続け、なんとか暮らしてきた団地。再開発で、買い叩かれた金で立ち退きを強いられる。
戦後、住宅難を解
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.0

映画『マッドマックス   フュリオサ』

ダメだ!全然おもろない!
シリーズ初の眠気に襲われた。

荒廃した倫理観も常識もない世界では、度を超えた狂気で生き抜くしかない。想像を超えたキチガイぶりがどれ
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

2.4

映画『碁盤斬り』

途中で何度か笑いそうになった。時代劇のモノマネの様な仕草、台詞。殺陣までもステレオ・タイプの江戸時代。そのせいか、役者の演技も下手に見えてきた。それが気になって、気になって、叩き斬
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わたくしどもは。(2023年製作の映画)

2.0

映画『わたくしどもは』

無印良品のCMにフリー音源がついてるのかと思った。なんじゃここりゃ?

そもそも死んだ側を描くのって嫌いなんだよな。こういう事こそ死を冒涜してるよ。死んだら何もないので。生き
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またヴィンセントは襲われる(2023年製作の映画)

3.1

映画『またヴィンセントは襲われる 』

目が合った人々に次々襲われる主人公。不条理ホラー。

なんだかいいアイデアだと思っていたが、後半ゾンビもののような展開になり、終わりもそんな感じだった。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.1

映画『CIVIL WAR』

A24史上最大の制作費75億円で、A24史上最高のオープニング興収となった全米騒然の近未来SF。
監督はアレックス・ガーランド。

近未来のアメリカ。連邦政府から19の州
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.4

映画『青春18×2 君へと続く道』

これはめちゃ泣いた。

日本・台湾の合作。監督・脚本は『新聞記者』の藤井道人。ジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本漫車流浪記」が基。

36歳になった台
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モンキーマン(2024年製作の映画)

3.5

映画『モンキーマン』

傑作!

監督・脚本・製作・主演:デーヴ・パテル。プロデューサーの1人にジョーダン・ピール。Netflix配信の予定がピールのおかげでユニバーサル配給の映画館上映になったとの事
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.0

映画『チャレンジャーズ』

監督は、傑作『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ。
主演のゼンデイヤはプロデューサーも兼ねている力に入れよう。ゼンデイヤは今やスーパースター。2人のテニス選手は、『
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湖の女たち(2023年製作の映画)

3.1

映画『湖の女たち』

エロチック・サスペンス。

脚本・監督は、『MOTHER マザー』の大森立嗣。吉田修一の同名小説の映画化。

湖畔に建つ介護施設、100歳の老人が殺害される。
若手刑事とベテラン
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.3

映画『猿の惑星/キングダム』

たかが猿、されど猿・・・しょせん猿だった。

配給は、『スターウォーズ』『インディ・ジョーンズ』『マーベル』同様、僕たちの子どもの頃のワクワク感や夢を次々と破壊してきた
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.3

映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』

70年代後半、銃撃事件、名盤『エクソダス』の誕生が主に描かれる。
いくつかの本やドキュメンタリーですでに知っている事ばかりだった。それもあって、人間の描き方
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夢見びと(2021年製作の映画)

2.7

映画『夢見びと』

日本では珍しい、ミュージカルドラマ。

売れない漫画の原作家マサは、父が危篤で、自分が充実している嘘の姿を見せようと、「レンタルファミリー」に依頼。偽の妻、女優カナコと偽りの日々を
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

3.3

映画『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』

僕は髪も仏も信じないので、巻き込まないください。祈って「幸せ」になれるならなんぼでも祈りますが。「幸せ」とは何かがまだわからない。

19世紀イ
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.3

映画『胸騒ぎ』

♪胸騒ぎの腰つき、胸騒ぎの腰つき〜と呑気な歌とは違う「胸騒ぎ」

デンマーク・オランダ合作ホラー。人によっては観ると損するかもしれない映画。
イタリアへ旅行に出かけたデンマーク人の家
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.3

映画『ザ・ビーキーパー』

監督デヴィッド・エアーに主演ジェイソン・ステイサム、なので人殺し映画。
詐欺に騙された老女が自殺。彼女にお世話になっているハゲの養蜂家が、詐欺集団をぺんぺん草も生えないくら
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.3

映画『恋するプリテンダー』

舞台はオーストラリアのリゾート。陽キャな若者が繰り広げる下ネタ満載のラブコメ!
出てくる奴らが馬鹿なので、誰にも共感しないという悲劇。
そういえばこういうジャンルの映画め
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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.0

映画『キラー・ナマケモノ』

ナマケモノが、陽キャ女子大生を寮で殺しまくる話。同情なし。

B級だけど、撮影は真っ当。ぬいぐるみの動きが少ないため、雷の点滅を利用したシーンなど、アイデアもいっぱい。日
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』

大猿は歯が痛くて右往左往しているうちに、よその縄張りに入ってしまった。ボスの赤猿とタイマンかまし、なんとか全員ぶちのめしたと思ったら、犬まで出してきた。
そこに
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

2.9


映画『土を喰らう十二カ月』

ニューヨークの友だちから感想聞かせてと言われていて忘れてました。すみません。

長野の白馬、山奥の一軒家に住む沢田研二演じる高齢の有名作家。
愛人と思われる松たか子演じ
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アナログ(2023年製作の映画)

2.4

映画『アナログ』

感想聞きたいと言われた、観ていたことを忘れていた映画。久々にディスりまくります。

朝から土鍋でご飯炊く、手作り、手書きにこだわる二宮和也演じる空間デザイナー水島。偶然知り合った小
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辰巳(2023年製作の映画)

3.3

映画『辰巳』

前作『ケンとカズ』の続編のような青春バイオレンス。

裏稼業で死体処理する孤独な男・辰巳。元恋人の京子を目の前で殺害される。京子の妹・葵を連れて逃亡。葵は復讐を誓う。
メキシコかコロン
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

3.2

映画『システム・クラッシャー』

ドイツ映画

父親から受けたトラウマで、突然手につけようがないほど暴れる9歳の少女ベニー。
行く先々で問題を起こし施設を転々としている。しかし、ベニー母と暮らす事を望
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あんのこと(2023年製作の映画)

3.4

映画『あんのこと』

売春、薬物の常習犯の杏を演じるのは河合優実。その原因は母親。足の悪いおばあちゃんも同居。
杏をなんとか救おうとする刑事は佐藤次郎。二人を助けるジャーナリストは稲垣吾郎。
母のもと
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ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

3.3

20分しかない映画なので、寄り道で鑑賞できる。

「幸せなうちに死にたい」とスイスでの安楽死を選んだジャン=リュック・ゴダール監督の遺作『ジャン=リュック・ゴダール/aa遺言 奇妙な戦争』を観る。
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