ひな鳥ピヨーさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

精神不安定や解離性障害を具現化するとこんな感じになるんだ…

アーティスティックだが理解できないってことが解った。
心神喪失状態を体験

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

思春期の恋なんて一過性の熱病くらいに思うよね…

たった一人の少年の犠牲

だけど確かに愛されていた。

消えた声が、その名を呼ぶ(2014年製作の映画)

3.5

一縷の望みとも言えないほどの僅かな可能性を辿ることしか生きたいと思えないほど辛い種族って何なんだろ…
そりゃあ、神様なんて信じるの嫌になるよ。

ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.7

今一度、既婚者で恋愛しようとした人に観て欲しい

不倫から始まった関係にシミひとつない幸せはない

実際にどうだったかの問題じゃなく原因の可能性があった人はみんな加害者の自覚と責任は感じた方がいい
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.5

“息子を犠牲にして酒を飲むのが父親だ”
フランツの父親が酒場で語った言葉が印象的だった。
日本でも大橋巨泉さんが
“戦争は爺さんが決めて、おっさんが命令して、若者が死ぬ。”
という言葉を遺しているが、
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ディスタービア(2007年製作の映画)

3.5

信用は積み重ねるものだからね…
暇人オオカミ少年は辛い

追跡装置着けてる犯罪者をおちょくるとか米国の子どもは逞しい遊びするのね。

精神不安定な設定にする為に亡くなったパパが可哀想

絶対の愛(2006年製作の映画)

3.7

飽きられて目移りされるのが怖い
だから新鮮な気持ちで愛して欲しい…

自分自身との戦いならどちらにしても勝っても負ける、治すべきは心だった。

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.8

コンプリート!

実現できないから書くの辞めた“やりたいことリスト”再開しようかな…

男性の気分を害さないことが大人になるってことだと妙齢の意識に植え付かないで欲しいと願う

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.8

〜プティッチャネンー族とプティクリスマス〜
※ガードは番犬ではありません

ドールハウスで生活する家族を見られるって夢がある

ロバと王女(1970年製作の映画)

3.6

カオスな世界…笑

『ジャックと豆の木』の金の卵を生む鶏の如く、宝石を生むロバがいて

『竹取物語』の如く、求婚する父親に無理難題を言い

『シンデレラ』のガラスの靴の如く、ロバの皮を被り小汚い生活か
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.7

バッドマンの性格がファンキーになっているけど、ストーリーはちゃんとしてる

バッドマンは誰も捕まえてないし犯罪率も下がっていない…確かに。

一人じゃ出来ないこともファミリーになれば出来る!

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.5

守ってもらえるはずの親から搾取されるだけだったから愛され方がわからない

よく娘は父親に似た人を好きになるっていうけど、ブライアンは父親に似た利用して所有物化しようとする男を近くに置いた。

親の呪縛
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戦場のメロディ(2016年製作の映画)

3.6

幼い頃に聞きかじったことなんて周囲の大人の受け売りで大人ぶって口真似しているだけで…
アカの歌だって意味なんて考えてないよ。

憎悪や思想って教えられなくても子どもの感受性や環境で育っていってしまう
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.4

“まるで雨傘の品定めをしているみたい”
なんて秀逸な言葉

雨から雪へと降りしきっているのに内容とは裏腹に悲壮感漂わないのはポップでオシャレな雰囲気だからなのかな。

一番好きな人と結ばれなくても好き
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映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)

3.6

めっちゃ多才!

子どもの時の夢が叶ったって言ってるけど、感性は間違ってもブレてもいないのに思いがけないことが評価されているのが面白い

低迷期といわれている時期もすべて含めてウディ・アレンの軌跡がユ
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.5

出国の為に寄せ集めのなりすまし家族
身分証発行までの継続管理人家族

安全な国に逃れても安全な場所とは限らない。良い人に感じる売人、悪い人に感じる同居人、育て方もわからない他人の娘

一緒にいたらそり
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天気の子(2019年製作の映画)

3.7

晴れ女のお天気ビジネス
天気の巫女の代償は…

人知を超えたことは望んではいけない。
祈るのも思うのも勝手で自由だけど晴れがすべての人にとって良いわけでもないし自己都合はツケが回ってくる

これって海
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雪の轍(2014年製作の映画)

3.6

中盤から“死の影”が見えるんだけど…

私の罪は何なんだ?としきりに問いただすけど、アイドゥンの罪は自ら別れを選択しないことだと思うな。ニハルに選ばせているようで決断できないの知っていて縛りつけている
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レイルウェイ 運命の旅路(2013年製作の映画)

3.6

他国の戦時中の拷問系映画多いけど、歴史を考えると帝国軍の非道さは悲惨だと思う…

加害者だって苦しんでいる…だなんて通り一遍にしか思えない
どんなに時間が経過していたとしてもPTSDに時効はないし当人
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フランス組曲(2015年製作の映画)

3.5

産まれた国が違うだけで立場が変わる。占領する国とされる国に属してさえいなければ…

日々、他人の悪意の手紙を読まなきゃいけない仕事も精神病みそうだな。
元が作曲家なだけに繊細で美しいものが好きそうだし
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やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

3.5

危険を顧みず勇気ある優しさと正しいことをしようとする人たち

“唾1回はYES 唾2回はNO”
優しいルディの小さな恋

いじめっ子もいたけど、養父母の家と町・町長婦人と出会いには恵まれた
本と出会い
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タップス(1981年製作の映画)

3.1

信頼と人望から自分がやらなきゃと使命感で先頭に立ってみたはいいものの…

みんな一時の感情と雰囲気にのまれただけで親の声を聴けば揺らぐし、実弾射撃しておいて自分たちは子どもだから攻撃はされないと思うほ
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ザ・ダイバー(2000年製作の映画)

3.5

時に立ちはだかる壁となり時に護る防壁となり本心が見えないサンデー

カールの負けん気とガッツに自分のダイバー魂みたいな悔しい思いを託したかったのかな。

水中なら欠損なんて関係ないと思ったのに浮力の差
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ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.1

詩の概念変わったわー
なんでもありなんだね。

自作の詩を感情込めて音読するとそれはもう…寸劇だ、笑
ピン芸人目指せるよ

畑泥棒でも最低だと思うのに収穫含め全ての労力使わせて窃むとか下衆

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

3.5

“親は無条件で偉い”
そんなまやかしに子どもが気づいた時…

逃げるな弱虫、お父さんが子どもの時は勉強も出来て、勉強して偉くなれ...

みんなの親が社長や重役や経営者なわけじゃない。
偉くなくっても
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.6

北斎の娘・お栄が語る。

江戸って妖怪や摩訶不思議がすぐ近くにあったんだなー

父と弟子たちと母妹
画はいつも傍らにあって届きそうで届かない

SHORT PEACE ショート・ピース(2013年製作の映画)

3.2

『九十九』『火要鎮』『GAMBO』『武器よさらば』のオムニバス4本

一本目の『九十九』が付喪神の話で祠に一宿の恩で出てきたモノを修繕してあげると成仏するんだけど直しきれない物もあって…

あとは、
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

アイドル卒業からイメージ脱却

付きまとう見られている感覚と身に覚えのない自身のHP

殺されていくのは、レイプシーンを書いた脚本家・ヘアヌード写真家…

シンクロするドラマの展開とメンタル
もう一人
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.5

不二子ちゃんは色気だけじゃなく賢いんです。

超能力じゃなく哀しい人工呪いだった…
怪物じゃなく人間

劇場版第一弾のヤエル奥崎・第二弾のホークも再登場

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.6

肉を斬らせて骨を断つ?
それにしてもガッツリ肉いき過ぎじゃ…

〜五エ門との出逢い〜
vs.亡霊改め木こり野郎ホーク

新たなる居合斬りの境地へ

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.8

ターゲットの墓標作るのも秘密クラブも何て悪趣味な…

ルパンの洞察力と頭脳はチャラいキャラでもクールだわー
と、次元の信念

不二子ちゃんは相変わらず、笑

REDLINE(2010年製作の映画)

3.8

最速レースの“REDLINE”
武器に妨害なんでもあり!

最速にこだわり加速装置しか積まないJPも走る為には八百長に加担するしかなく…

キャラ立ちしたビジュアルと音楽がエンターテインメントで楽しい
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老人Z(1991年製作の映画)

3.7

〜夢の全自動介護ベッドに向けての治験が思わぬ事態に〜

写真から推測されるおばあさんの人格?SONY製?
真心AI暴走で謎のプログラミングジジイ軍団大活躍!

ツッコミどころ満載なんだけどオチもついて
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.7

旧約聖書になぞらえると面白くなるのはなぜ。

エホバ=ヤハウェ
バビロン・バベル・方舟…etc.

万能OSよりも最後は使う人次第

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.8

最愛の猫の仇討ちでキツネをダイナマイト爆発...
ショッキングな始まりから物語はおじいさんの半生の回顧録へ

爆弾のある歴史の場面にアランあり!
実名たくさん出てきたけどブラックユーモア

危険地帯を
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ルージュの手紙(2017年製作の映画)

3.6

心の隙間と隙間が噛み合った不思議

死を前に心細くなり思い出した元恋人・孫の誕生を前に父の自殺を受け入れ向き合う時だった…

切れたはずの縁がなんのタイミングなのか絡み合った。
悪い思い出しかないのに
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