ひな鳥ピヨーさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

We Love Television?(2017年製作の映画)

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『電波少年』のT部長こと土屋敏男が監督

いやー、どうでしょ?
欽ちゃんといえばレジェンドだけど『仮装大賞』でしか観なくなったね…。
大学生活に専念しているのかと思っていたよ

とんねるずさんみたいに
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イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.5

なんで同期するようになったかは分からずじまいだけど“脳のクラウド”しちゃってる以上は人生も共有せずにはいられないパートナー誕生?

ポジティブなら言わなくてもわかってくれる相手だけど、ネガティブなら明
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.5

愚痴る程度の尊敬できない相手じゃなく愛する人がいいと言う理想の結婚像

慣れ親しんだ質素なものが好きなだけで妻に強要するわけじゃなし、好き勝手して文句言っても聞き流してくれて逆に謝ってくれるなんて…
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ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

3.7

これって妻が異常ってフィルターで描いているけど、正面から考えてみると怖くない?

“信頼してるんじゃなく支配しようとしてる”
この言葉を発するに至った経緯と心情

普通ならコミュニケーションで誤魔化し
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四十九日のレシピ(2013年製作の映画)

3.7

とても愛に溢れた人だったんですね。

常識とか普通とか当たり前に入れないと可哀想に思われたり爪弾きにあったりするけど、幸せなんてそれぞれでいい

血の繋がりがあるから素晴らしいってわけじゃなく、なくっ
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青い春(2001年製作の映画)

3.7

今観るともの凄いメンバー揃ってる!
リアルにヤンチャな俳優陣だったんだね。

“しあわせなら手をたたこう”
殴り合いじゃなく屋上でのチキンレースで番長が決まる...
一見すると平和的解決法でもガチ勢が
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教誨師(2018年製作の映画)

3.4

キリスト教徒だからの時間じゃないんだね。途中で改宗する者もいるが話し相手がメイン

真剣に向き合うとメンタルすり減りそうだけどボランティアだし関わる人みんなの自己満足かな…

“理解したいんじゃなく知
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カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

3.6

大人になると固定観念にとらわれていることに多々気づく...

ギターってツルピカな物だと思っているし既製品以外にあり得ないと。
エレキギターってこんなに自由度高いんだー?

木であれば建材や廃材から作
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(2005年製作の映画)

3.4

生なましくなり過ぎるからなのかラストに向けてだいぶ不思議なファンタジー時間

年甲斐もなく幼女に女を感じるのはホラーだわ。
同意あっても年齢差ってこんなにも理解し難いものだったんだ…改めて知った

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晩春(1949年製作の映画)

3.5

『秋刀魚の味』の再婚で嫁ぐ娘にフューチャーver.

仲人おばちゃんと父親があれやこれやと見繕う…
人懐っこい父だから近くの他人が気にかけてくれるよ。
気負いするとお互いに過保護気味が少し辛い

お早よう(1959年製作の映画)

3.5

親に「うるさい!」と叱られたので“だんまりストライキ決行”

ご近所挨拶や学校の見ていない所でも無言でいるなんてこの兄弟は根性ある、笑
この時代のTVなんて高級品だろうに子どもだから言えちゃう無責任な
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エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

3.3

たくさん産んで見送って、また産んで...

命のバトンは第2世代第3世代第4世代へと繋がっていく

ただただ尊敬する。

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.7

結婚の誓いを行動をもって貫き通したカタチ

不幸な結末になるかも知れない危うさが常に隣について回っていたのに跳ね除ける明るさと信念がすごい

カリスマ(1999年製作の映画)

3.0

神格化すると思想の問題なんだよねー。

もともとが外来種だし生態系を破壊するなら移植か鉢植で育てるのは?
カリスマって名前からして魅せられて取り憑かれちゃった…
病んでると心の拠り所や隙間に嵌っちゃう
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.6

生気吸い取られてる?

お盆も近いから本当にあの世の両親なのか化妖怪なのか…
現実がうんざりする毎日で、故人と夢幻でも甘い時を過ごせるなら通ってしまうよね。

普通に考えたら呑みかけの残ったシャンパン
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ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

3.3

不倫して父親不明の妊娠で離婚後に2度結婚するような女性
使命感とか愛する相手ってどう世論が転ぶかで評価は曖昧な気がする

流されやすいというか洗脳とまではいかないけど、ただ弱者に同調しちゃって人を信じ
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キャピタリズム マネーは踊る(2009年製作の映画)

3.7

よくわからないウマい話に乗っかる方もどうかと思うけどね。

大前提としての大企業救済は、それだけの取引先や雇用があっての影響からなのに全部斬ってしまうなら救う意味はない

金融のプロだとしても国民に対
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シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

3.7

観た映画や読んだ書籍の関連ワード検索するよ…
それで一生涯疑惑が付き纏ったら大惨事なんだけど。

やましい事無ければそこまで神経質にならなくても大丈夫だと思っていたけど、携帯電話・クレジットカード・メ
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王の男(2006年製作の映画)

3.2

風刺な内容で演っといてのこのこと王にまで見せに行くなんて…

創作と現実がわからない王も王だが、実在人物で物語をつくるのに配慮が足りなかったのも事実
おふざけが過ぎてやっていい事といけない事の線引を誤
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.7

9.11以降に飛行機に乗ってもハイジャックなんて自分の人生には遭遇しないと心の何処かで思っている…

安全を預かっているにはあまりにも杜撰な管理と情緒不安定な精神状態

身代金なのか危機管理に対する警
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.7

負けず嫌い妻たちの男性陣を巻き込んだマウンティングバトル勃発!

ホームパーティがカオスでゴシップ心くすぐる、笑
他人事だから好奇の目で楽しめるけど、その場に居たら泣くか叫ぶか吐いてるわー、もしくは耐
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真夜中の五分前(2014年製作の映画)

3.8

静かなサスペンス

2倍?一人ずつだった?半分?
二人で2つ...
彼女たちの人生はどれくらいだったのか…

比べることができるから違いもわかる。

ここ数年の行定勲さんは苦手だったけど、三浦春馬さん
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WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)

3.5

自分が手を掴んでいられなかったから落下してしまう…ありふれたシチュエーションなのにアニメーションだからなのか妙に切なく生なましく痛々しく心に残った。

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

3.4

大人な雰囲気になってる…
作中で時間経過しているからロボット型は旧式になったのかと思うくらいにあまり出動せず

昔、愛した人がどうなっているかなんて知らない方がいい。不倫ならなおさら…

スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

生まれ変わって戻って来たとしても、憶えている方はいちいち喪失感に傷付く

“ティーチャー”を倒すまで繰り返される?ゲームなら単なるリセットなんだけどね。

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半、活動家のヤバイ人だと思って観ていたので証されていく事実に戦慄と衝撃が走った…

奥崎謙三さん自身も帰還兵で現地の実情がわかっているからこその怒りだった。戦う意味の加害者は想像していたけど、人食も
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.1

モノクロ映画で破茶滅茶な特撮ホラー?

蛆虫とかドリルとか血がドバーで全身爛れて鉄が皮膚突き破って飛び出してくる風呂場で藤壺だらけの女性...etc.

なんか凄いことになってるけど、アート・ギャラリ
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六月の蛇(2002年製作の映画)

3.5

テレフォンオペレーターに対する盗撮・恐喝・ストーカーな一方的な被害者・加害者の関係から、性癖開放でエロス全開の夫婦マンネリ解消…
修道女じゃないし、当てつけがましい掃除はストレスだ。

すごいフェティ
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.5

幼少期の強烈な記憶で“キスはいけない事”と脳裏に焼き付いた...

ユカの考えは何故か本質からズレてるんだよね…
不埒と不道徳を教えるべきだったのに頭ごなしに隠されたからなのか、愛を知る前に体が成長し
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

3.5

絵本作家が世界観そのままに暮らしているってなんて夢をみさせてくれる人なんだろ...

憧れの1830年代を再現し丁寧に作り込んだスローライフ
朝目覚めて息をし目に入るものすべてにこだわっているんだろう
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ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

3.5

日本で銃の死亡者39人もいることにも驚きだけど…狩猟事故とか?
他の国でも数百人ほどなのに、米国の1万件以上ってここまで差がある理由は…

私自身も保持者の数が多いからだと思っていたけど、国民の700
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.4

空気感染ってこんなに恐いの…
ガムテープで補強しなきゃいけない状態の職場環境で働くってメンタルやられそう

化学兵器のほうが国民よりも価値があると考える国家で生活しているなんて知りたくない

ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.3

“俺はこっちの世界でなら お前を守れる”

ゴキブリ(侵入者)駆除を館内放送で指示されます。
あっさり死なない見せ場ながっつりバトルアクションがバリエーション豊かに延々と続く

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.6

作品はいくつか観ているけど、早い段階で評価されているグザヴィエ・ドランが“現状維持せずに成長し続けよう”って思っているなら10年後はどんな作品になっているのかなーって期待大

印象的だし、まず音楽の共
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.7

予備審問で証拠の信憑性じゃなく有無で判断されることにも驚愕なんだけど…

それにしても心証・状況証拠ともにサイコパスにしか見えないのに悪い男に色気を感じる女性の多いこと…。
凶悪事件や死刑執行にも一種
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