めちゃくちゃ面白かった!伝統的児童文学の文脈を踏まえつつ、現代的なアップデートや目新しい設定等も随所に鏤められている。児童文学だからこそ出せる“味”みたいなものが確かにあって、それを的確に表現できてい>>続きを読む
相変わらずな謎のノリと噛み合わない台詞(日本語版で視聴)で色々ハチャメチャだった。作画は本当に凄い。英語版のユニクロンって、オーソン・ウェルズが演じてて、しかも彼の遺作だったの!?
ウルトラマグナス>>続きを読む
ゾンビ映画は社会を映す鏡である。そういう意味で、取りあえずパブに行くのはイギリス産ゾンビ映画として正しい!
極限の状況で顕になる、互いが日頃抱いている複雑な感情と、そのバカバカしさのバランスが絶妙。>>続きを読む
バディモノであり、警官モノであり、田舎怖いモノであり、怪獣特撮へのオマージュまであり……という、色々全部詰まったコメディ映画。
最初はユルい田舎故だと思っていたアレコレが、実は……という展開は、サス>>続きを読む
キャスト的に、ほぼ初代ゴジラ。怪獣はモゲラしか出てこないものの、話も似ている。故郷が核で滅んだ宇宙人声で喋る宇宙人(ミステリアンって、地球人が付けた名前そのまま使うことに抵抗とかなかったのだろうか?自>>続きを読む
いい年したオッサン二人が、寄生してる各々の親同士の再婚で"義兄弟”になる、というコメディ。監督がアダム・マッケイで、ウィル・フェレルとジョン・C・ライリーの義兄弟モノとか、豪華というか、アホレベル高そ>>続きを読む
ライダーの映画は、個人的にW(『仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』)以降碌なのがない。クロスオーバーモノも不発。案の定本作もアレ。
「果物って丸くてボールっぽいし、流行っ>>続きを読む
何度でも観てしまう一作。
このままだと、インテリが減ってバカが増え続け、最終的にバカしかいない世界になってしまうゾという危惧を真剣に描いたバカなSF。
描かれている未来世界はアホもいいところなんだ>>続きを読む
最高にクールな宇宙人:ポールと、イギリスから来たバカ二人(褒め言葉)のロードムービー。
SF映画へ数々のオマージュを捧げるコメディ映画であると同時に、「外から見たアメリカ」モノという側面もある。世界>>続きを読む
個人的に好きすぎて、もうよくわからない回数観ている映画の1つ。有名俳優出てなくても映画館でやってくれよ……
身の回りで起きる些細な出来事が妙にオオゴトに思えたり、逆に些細なことを自分でオオゴトに仕立>>続きを読む
喧嘩しないバディムービーとか、何気に珍しい気がする。基本的にノリと勢いだけのコメディだけど、脚本は結構練られていた。ビルとテッドのコンビがとにかく最高で、まぁ逆に言えばそれだけの映画だとも言えるけど、>>続きを読む
徹底して"冴えない”を極めてる。登場人物の全てが微妙(褒め言葉)なのが凄い。ロケーションに加え、メイク、衣装、撮り方が作り出す雰囲気のなんとも言えない感じ。会話の間とか、もうほんと最高!随所で小ネタが>>続きを読む
相変わらず、堅実な作り。ホラー映画の新しい「お約束」も取り込んで、ド派手に殺しまくる、新シリーズの幕開け。生き残ってるメンバーの強さ、不屈さがもう超人の域に達しつつあるよね。
デューイは相変わらずの>>続きを読む
お祭り映画としては、満点だろう。最高だったエドワード・ノートンのハルクが交代してしまって、どうなる?と思われていたけど、フタを開けてみればマーク・ラファロで大正解!名優はしっかり合わせてくるな、と。>>続きを読む
シリーズ完結編!まさかの方法で復活?したランディが警告してくれる「トリロジー完結編の法則」に主人公は勝てるのか、という話。メタホラーのコメディだけど、登場キャラクターが取る行動がかなり現実的。デューイ>>続きを読む
上映時間358分!日常的に死の淵にある人ばかりを相手にするICUで、医師、看護師、患者とその家族のやりとりがひたすら描かれる。口も聞けない患者本人の代わりに、その処遇を判断しなければならない家族の重圧>>続きを読む
百貨店の名門:ニーマン・マーカスのドキュメント。今観ると、なにかもう完全に別の時代の出来事って感じだ。他の映画より寧ろ時代近いのに不思議。如何にブランディングするかっていうのは普遍的な問題だけど、その>>続きを読む
この映画公開のおかげで邦訳版『バットマン:イヤーワン/イヤーツー』が再販され、それがとてもありがたかった。それ以上何か言うことはない。
が、まぁ少し言うなら、ゴードン市警本部長頑張る映画だったナ。ゴ>>続きを読む
ヒース・レジャーはいいよ。本当に素晴らしいし、それだけがこの映画の価値と言ってしまっても構わないと思う。
当時映画館行ったけど、観客5人しか人いなくて(300人くらい入るとこで)驚いたの覚えてる。デ>>続きを読む
なんか、なかったことになってる映画。あれ?これもノーラン製ダヨ?
アン・ハサウェイ以外美人に撮れないでおなじみのノーランが、そのチカラを遺憾なく発揮した続編『ダークナイト』の被害者:マギー・ギレンホ>>続きを読む
恋愛映画だと聞いていたから躊躇していたけど、観てよかった。ブリット・マーリングの映画は間違いない。空に浮かぶもう1つの地球「アース2」を効果的に使っていて、SF的にも色々想像できる余地があって楽しい。>>続きを読む
イーストウッドすげぇな。こんなのも撮れるのか。元のミュージカルはどうか知らないけど、ミュージシャンの物語だからこその歌唱シーン。悲惨なことは多々あれど、作品全体としてのメッセージは極めてポジティブ。E>>続きを読む
ワイズマンのデビュー作。精神異常犯罪者を収容したウォーターブリッジ矯正院のドキュメンタリ。強烈!生々しさもあるが、ミュージカルの如く、全編に渡って職員や患者達による歌唱で彩られてもいる。ユーモラスでも>>続きを読む
ワイズマン新作。満席で驚いた。老人ばかりだったけど。序盤は散発的に映されているように見える場面が積み重なっていき、それらが進んでいくにつれて繋がりと意味を帯びていく。数ある名画の解説や、美術館の内幕?>>続きを読む
いやー、ゴキゲンだな。楽しすぎる。気軽?な気持ちで誘拐&人身売買した娘の父親が怪物だったってハナシ。
困った顔で一切の容赦なく敵をちぎっては投げちぎっては投げするリーアム・ニーソン怖すぎ。娘のためだ>>続きを読む
何度観てもよく出来てる。押井守の映画は画のキレがあっていい。幼少期ならまだしも、今はこの作品で描かれるような「夢の懐疑」自体への畏れはないかなぁ。時間の流れが閉じた『うる星やつら』の世界を告発している>>続きを読む
Nasの娘DQNネームじゃねーか!というのはさておき、非常に興味深く観た。ニューヨーク、クイーンズのプロジェクト出身であそこから抜け出せたのは家庭環境のおかげ…かと思いきや、彼の弟見るに、一概にそうと>>続きを読む
常に一瞬先が気にならないという、凄い映画……いや、要するにずっとツマラナイということだけど。リアル(なつもり)路線、いい加減なんとかしてくれ。ヒーローモノの製作者たちは、裏で糸引く政府とか、主人公らが>>続きを読む
佐藤健の茫洋とした顔が印象的だった。『仮面ライダー電王』の頃から(つまり最初から)上手かったけど、色々なニュアンスを表現できる役者だ。中谷美紀は胡散臭さがいいね。ストーリーはホラー+SFって感じか。特>>続きを読む
核実験で被害をうけた海底国家シートピア人がキレてメガロを(何故か)日本に差し向けてくる話。核実験してたのアメリカじゃね?一方地上人(日本人)も謎の超技術で人型ロボ:ジェットジャガーを製作。それは自我を>>続きを読む
モンティ・パイソンの傑作?映画。悪ふざけもここまでやってやり通すべきだよなー。あらゆるイギリス的なモノ(普遍的な権威や権力も)への反抗精神と遊びゴコロが融合した怪作。意外にも序盤の伏線が後に活かされて>>続きを読む
ゴジラの「正義の怪獣」路線なるものを決定づけたらしい1作。ゴジラが街を破壊しないのは哀しいけど、代わりにキングギドラとガイガンがやってくれるからいいか…初登場ガイガンもギドラ同様カッコ良い。メッセージ>>続きを読む
ようやく観たので、気兼ねなくゴミをゴミと言える。宇多丸師匠の映画評を聴いてはいたけど、聴いていた以上の酷さ。いや、寧ろ聴いて笑って、それで終わりにしておけばよかったナ。脚本の破綻が信じられないレベル。>>続きを読む
公開当時、別冊コロコロでやってた漫画も読んでたな。イマジナリーラインぶっちぎったりとかカット割りがアレなとこあったりとかするけど、監督の近作よりは遥かにマシ。これがAlwaysとかスペースバトルシップ>>続きを読む
1973年刊のジュブナイル原作。原作を細田守版時かけみたいな謎改変してて、かつ画作りが劣化版新海誠みたいになってて、話もフワッと雰囲気だけで、もう何がしたいのかわからんし普通にツマラナイ。演出が過剰す>>続きを読む
前作は吹き替えで観たから、グルーの声がスティーヴ・カレルだって初めて知った。ヒロインはクリステン・ウィグ。前作のテーマを引き継ぐというより、アトラクション的な面白さを追求する方向へ舵を切っている。まぁ>>続きを読む