「レッサーパンダ」は「呪い」か?「祝福」か?
これまで一族の誰もが、「呪い」としてスポイルしてきたそれを、はたしてメイはどうするのか…?
少女が抱く「親への愛情と鬱屈、変化への不安」を、アジア系カナ>>続きを読む
もう、J.J.よりマット・リーヴスの方が凄いんじゃないだろうか…。
誰も期待していなかった『バットマン』シリーズ最新作。
監督すら把握せずに観に行ったら、おれの大好きな職人マット・リーヴスが監督じゃ>>続きを読む
「シリーズ最高傑作、誕生」というコピーは、「ウィル・スミスは、アカデミー賞確実」くらいダサい…。
やはり谷垣健治演出は本作でもキレッキレ!
「剣客万雷」の幕末において尚、緋村剣心という剣客が突出して>>続きを読む
「主題歌に海援隊連れてこいや」
「初期名作のリメイクは全部蛇足」
…そんなふうに考えていた時期が、おれにもありました。
だが、本作はちょっと違う。
もちろん、元の藤子不二雄神の脚本があるからこその保>>続きを読む
…前作のラストとはまるで繋がらないワケだが、ケネス・ブラナー的にそれはどうでもいいということなのだろうか。
そもそも『オリエント急行殺人事件』と『ナイルに死す』との間には時系列的にかなりの開きがある>>続きを読む
『ヴィジット』以降完全復活したシャマラニズム全開の怪作。
発想は単純だけれど、それをどのように練り込んでいくか、近年のシャマラニズムはとても良質なヒッチコック的作品が連発されてとても嬉しい。
ヒッチ>>続きを読む
清水崇の「村」バース第三弾は、なんとMAN WITH A MISSIONならぬ牛WITH A MISSION‼︎笑
気づいたんだ…「村」バースに必要のないものは何かってことを。
『犬』から始まったこ>>続きを読む
クォーター・メインを元ネタにしたインディ・ジョーンズ…を元ネタにしたゲームは数あれど、いつの間にかゲームというメディアを通すことで、映画以上の体験をプレイヤーに与えてくれるゲームというのはあるもので、>>続きを読む
「なんで今更…?しかもスピルバーグが?」と企画発表時から思い続けてきた本作。
だがやっぱりスピルバーグはすごかった!
「ミュージカル映画」って、「ミュージカルの舞台を映画で再現するもの」という何とな>>続きを読む
三木聡監督作品だという時点で、本作が特撮よりもコメディである事が前提。
大怪獣の死体処理を巡るとぼけた笑いを求めて劇場へ足を運んだのだが…。
思っていた以上にしっかりと死体処理の過程を描いたハード>>続きを読む
みんなが観たかったのは、こーゆー『ゴーストバスターズ』だったのかねぇ…。
私は『ゴーストバスターズ』『ゴーストバスターズ2』共に、子供の頃から何度も何度も繰り返し観た世代。
80年代のNYで発生する>>続きを読む
2021年に劇場で観て最も良かった映画。
…「劇場で観て良かった」のであって、「劇場で観た中で最も良かった映画」ではない。
こんなもん…テレビやスマホの画面や音響ではビタイチ良さが伝わるワケがねェ!>>続きを読む
「やあ観客のみんな!みんなはもちろん『バイオハザード』を知ってるよね!世界的ヒットゲームだし、ポール監督の大ヒットシリーズもあったからね!今回は、そんなバイオハザードのお話を、俺流に解釈してリブートし>>続きを読む
必ずしも「文春砲」的な意味だけを指すのではなく、「雑誌」が本来持っていた魅了であったり、文化や社会に与えてきた影響であったり、魅力的な記者と確固たる意志を持った編集長によって取り仕切られたカラーのある>>続きを読む
まあクラシックなので、現在観てどう感じるかは貴方次第。
ただまあ、やっぱりオモチロいし、コメディとしての側面もあってクスリとさせられる。
コレを観てから『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』>>続きを読む
「今度のリーアム・ニーソンは!百発百中のスナイパー‼︎」…というCMのアオリは大ウソ(百発百中だったら序盤30分で物語が終わったから)で、妻に先立たれた無気力な元海兵隊員の老人が、メキシコのカルテル(>>続きを読む
1920年代を舞台にしながらも実に現代的で、常時漂い続ける言いようの無い緊迫感に終始目が離せない。
「らしさ」に呪縛されたフィルが邪な様でいてどこか哀しくも感じられたのは、フィルを演じたのがカンバー>>続きを読む
「だったらいいな」がここにある!
まさかのSONY版『エンドゲーム』‼︎
今年のお正月は、ご家族揃ってお茶の間で、レッツ『ドント・ルック・アップ』☆
安心して楽しめるファミリームービーです♪
11月下旬公開映画がもう見放題配信…。
D社は映画館を○しにかかってるな。
華やかなりし60年代(『クルエラ』の10年くらい前)のイギリスはソーホー。
その頃のソーホーといえばパブが立ち並ぶ華やかな歓楽街。しかし路地を一本踏み外せば、闇社会への扉が口を開けていたという。
時代>>続きを読む
予告編と上映時間から推測していた通りの内容。
ウディ・ハレルソンの髪型に終始吹き出しそうになるが、第1作目で提示してしまった「最悪の範疇」からは決して飛び出すことのない「手堅い出来」になってしまった>>続きを読む
映画史に残るタイトバックの巨匠にして、コーセーや紀文のロゴも手がけたグラフィックデザイナー、ソール・バスが、唯一監督作としてリリースしたのが本作。
…だけあって、タイトルバックからアーティスティック>>続きを読む
いつも思うのだけれど、アメリカ郊外に住む金持ち白人の家って、異様にデカくて豪華だなあ…そりゃあドロボーも狙うわ。
このシリーズには特に何の思い入れもないのだけれど、「家族最高!」というわりに、結局は>>続きを読む
ニーソン版「恐怖の報酬」…といえば何となく聞こえは良いが、だいたい予想通りの事が予想通りに起きる。それを「偉大なる予定調和」…といえば聞こえは良いが、可もなく不可もなく、午後ローだったら観ちゃうだろう>>続きを読む
トータル…リコール…
ちゃんと書こう。
スリラーからアクション、復讐劇からクラシックなホラーまで、何でもできる監督が好きな様に描いたら、ジャンルをオーバーテイクしていく怪作に仕上がった。
見終わっ>>続きを読む
2時間9分とは思えないほどギッチリとした内容で、かなりしっかりとしたアドベンチャー作品。「捻り方」も監督の「とある過去作」を思い出せば「エ!あの作品の監督でスタかー!」と思わず納得。
しかしエミリー>>続きを読む