HarryTさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.2

キリスト教と音楽の映画。出てくる人はほとんど全員いろんなことを背負って生きてきている。その重さがこぼれ出るように会話や行動から見える。その幕間に、音楽が入り心を救う。美女、美男は1人も出てこないけど、>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.6

とても面白かった。とてもという言葉をつけていいと思う。
宗教の弱い国に育った私が、あのインドで作られたこの映画にこめられたメッセージが本当に読めたのかは、疑問だが。
相変わらず長いのだが、きっとうまく
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.9

キャメロン ディアスとコリン ファースのコメディ。楽しい。日本人は、ま、こんなもんですかね。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.4

戦争が終わって、まだ10年くらい。ほとんど全ての国民がナチスを支持していた国。
みんな、ベクトルを合わせて理想に向かって進んでいるとの建前で生きている。それが全体主義なのだから。でも、1つ表の紙をはが
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

これは、誰が見ても怒るわ。酷いやつらに囲まれて戦い、刀折れ、矢つき、、、。みんな、これはあなただと指さされている。

ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.0

超大作を目指してつくられた超大作。
長いから、悲劇は重すぎず、ところどころで、心がひと休みできるようになっている。やっぱり上手くできている。
迫力もあり、ストーリーもしっかり。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

自分の世界が自分でいっぱいの時期がある。
日本から見るカリフォルニア、カリフォルニアから見るニューヨーク、ニューヨークから見るパリ。世界が広がっていくにつれて、自分以外の人がどれほど多くいて、どれほど
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ナッシュビル(1975年製作の映画)

3.7

アルトマン、ロッテのあしながおじさんを思い出す。マッシュですね。
エリオット グールド、本人の役。
カントリーは、ウィリー ネルソンが好きで、ここに出てくるひとたちは、ちょっと違う。
中身は、結構複雑
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

4.2

楽しい。どの人も、歌が上手いわけではないし、ダンスの名手でもない。でも、ウッディ アレンのやりたいことを一生懸命やっている。
ゴールディ ホーンは、いつも通り魅力的だし、あのエドワード ノートンが、歌
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.5

ルームを観て、ブリー ラーソンに興味を持ち、始まったらラミ マレックが出てきて、おお、と思ったのですが、話が進むにつれて、それどころじゃなくなってしまいました。
子供達の演技は、本当に演技なのかわから
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.2

中心になる3人が、名演。謎は解けたとは思えなず、スッキリはしない。が、のめり込むとは、どんなことなのかが、よくわかる。重さに潰れていくことが、惜しくないと思えることが、世の中にはある。それに出会うこと>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.2

やっぱり、漫画の映画化は、ファンのためにあるのでしょう。漫画ならいるセリフが、映画では、余計に思える。明日のジョーや巨人の星から、同じことの繰り返し。

ルーム(2015年製作の映画)

4.1

最初、つらくて、途中、つらく、最後までつらい。でも、見てよかったな。お母さん、女性警官、ばあちゃん、女性の強さが子供を救う。

I LOVE YOU(2013年製作の映画)

3.9

人は同じことをしても、同じ気持ちを持つんじゃあない。それをさみしく思うか、楽しく思うかは、同じ人でも、もちろん、違う人ならもっと、いつも違う。そのサイクルの重なり方が縁なのだろう。
3番目の真木よう子
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.2

思っていたのと全然違う。それでいて、最初から最後まで、どんどん引き込まれ、考えさせられる。
自分の思うベストが否定された時、どうしたらいいかは、ある意味、自分の信条を問われることで、神様を頼ったり、カ
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ホームワーク(1989年製作の映画)

3.9

きれいな二重の目をした男の子がいっぱい出てくる。女の子は、一人も出てこない。先生も、親も、男ばかり。親子関係、兄弟関係は、密。我々に理解の難しい宗教が子供達を覆い、社会を覆う。幸せは、国や民族が異なれ>>続きを読む

戦火の馬(2011年製作の映画)

3.4

きれいな景色と美しい馬。ところどころ、感動するのですが、どうも、ぶつ切り。ドイツの若い兄弟や、エミリーの話、コリンもそうですが、どれも1つのお話になる話が、贅沢につながれた感じで、ちょっと残念。

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

4.0

実話かぁ。そんな、アホな、という話かと思って見ていました。すごく頭のいい人が、自分のためにすることが、周りから見るともったいなく見えて、本人から見ると、大満足、という話ですかね。詐欺って、成功するとき>>続きを読む

ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

2.9

この原作が良すぎます。スワガーは、本当にヒーローなんですよ。こんなんじゃない。本は、素晴らしく面白い。シリーズになっちゃって、いろんなスワガーが描かれています。どの本を読んでも、すかーっとします。

マジェスティック(2001年製作の映画)

4.0

ジム キャリーって、もう少し評価してやらなきゃと思う映画でした。顔芸だけじゃない。おとぎばなしなんだけど、ちゃんとした主張の話でした。

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.7

お気楽。ちゃんとしている。バイクで追いかけるシーンで笑ってしまった。

エール!(2014年製作の映画)

3.9

この主人公の女優さん、美人とは思わないけど、魅力的。センチメンタルにならず、聾のハンデを見せてくれます。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.4

肉を真ん中でぶった切って、生々しい切り口を見せるような映画でした。差別や、不条理なことを描くとき、ドイツのユダヤ人差別や、南部の奴隷制で、昔はこうでした、今は、解決したよ、という描き方がほとんどです。>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.5

とてもいい映画でした。フランス、イギリス、アメリカの溶け合うところと、全く混じらないところがあり、それが、ストーリーとうまいハーモニーを作っています。おすすめ。プロデューサー役の人、よかった。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.3

こういうのは好きです。なんのアクションもなく、一人で、ただ車を運転するだけの映画。リアルタイム。それでいて、緊張する。アルバニア人たちを一緒に集めに行きたくなる。全てにベストを尽くし、それにもかかわら>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

第1次世界大戦の後、あの戦争を第1次とは呼ばなかったのでしょうね。世界連盟も作り、最後の大戦と思っていたのに、第2次があった。その後も、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン、中東。ベルリンの壁がなく>>続きを読む

学校(1993年製作の映画)

3.5

とてもわかりやすい話を丁寧に丁寧に撮っています。西田さんの話し方が、最初、早すぎる感じでしたが、最後は、落ち着いて、聞きやすくなりました。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

宇多田ヒカルさんが、イタリア人と結婚して、残念ながら別れたけど、イタリアのお母さんがいる家での食事がとても楽しいと言っていたのを、最後のディナーシーンで思い出しました。どれも美味しそうです。アカデミー>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.7

こういうシリーズは、見ないとなんとなく落ち着かない。思った通りスッキリして終わりました。

イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

アクションシーンはすごい。このおっさん強いわ。アメリカ人って本当にロシア人が嫌いなんですね。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

家に帰る、ということが、とても大変なことになる。家族の顔を見ることが、夢にまで見る難しいことになる。
戦争シーンがすごければすごいほどそれがわかる。

今の沖縄の政治を見ていて、沖縄戦の前に戦争をやめ
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黄金の七人(1965年製作の映画)

3.9

今やったら、銀行強盗ってもっと楽にできるのかなあ?なんだか楽しそう。