シシー・スペイシック、無茶苦茶歌上手。カントリーは、英語が聞きやすいので、歌の内容がわかる。ロック、ジャズでは、そこがむずかしい。
周りの人より、画面の向こうの人の方が近くなり、それを馬鹿にしない人で集まるという、変な話です。意外にイヤミのない、面白い作品でした。
ケイリー・グラントとキャサリン・ヘップバーンと聞いて、こんな映画だと思う人は少ないのでは。84年前の映画なんだけど、今でもちゃんと通用する。日本ではエノケンの全盛期ですね。
いやあ、面白い。インド映画の歌と踊りが嫌だという人は多いけど、この映画のエンディングは、楽しい。アメリカのミュージカルとも、全然違う積み重ねた文化だと思う。
テンポも内容も演技もみんなすごくいい。>>続きを読む
最後、車で人の間を走るシーン、グッときました。中国の映画は初めてでしたが、素晴らしかった。実話の強みがある作品でした。
トム・クルーズって30年以上このクオリティを維持してるんだ。すごいね。
厚木の基地にタッチアンドゴーを見に行ったのを思い出しました。
昔、と言っていい時代に、アメリカでショーグンというテレビドラマが大ヒットした。その頃、ルーツも当たって、テレビのミニシリーズというジャンルができた。その後の出来事だった。社会現象と呼んでもいいような当>>続きを読む
伊坂幸太郎、やっぱり面白い。
昔読んだ藤原新也の西蔵放浪を思い出した。あの頃、かなりのめり込んで読んだ。
いやあ、すごい、すごい。
絶望的な状況に加えて、南北の対立、家族の運命を背負わされる現場の人。
まず、我々は人間なんだよなぁ。
世界は、片隅でも人間の根本を問うことが起きている。今、この時も。
それぞれの立場が理解できるだけに、この後の幸せを願わずにいられませんでした。子供はストレートを思いっきり投げてきますね。
この映画を第二次世界大戦直前に作っていたことがすごいなあ。この2年後に真珠湾攻撃です。
私生活と教育を結びつけて、人間は、いつから、どこからでも成長するということをゆっくりと教えてくれます。
子供に未来を聞くのは、彼らの懐に入っているものが少ないので、分母が小さい。その分、ピュアなのかもしれない。それに一生懸命付き合うホアキン・フェニックス。上からでない子供との関係。
日本のメディアは、権力に媚びているとか、政権に気を遣いすぎとか言われています。
彼らは、一番儲かるにはどうしたらいいのかという、資本主義に沿ったことをしているのですね。企業としての活動をしているわけで>>続きを読む
とてもいい作品を見せてもらいました。実話かあ、と、ため息が出てしまいます。指からこぼれる人を、イスラムの人が救おうとする。無理に結末をまとめていないことが、余計、心に響きます。
だんだんテンポが速くなっていく。起承転結ではなく、序破急という感じ。
よかった。
本当に、我々には幸にして経験しなかったことがあったのだと、改めてわかる。
しかも、あのドイツは、もう少しで勝利したのだと考えると、すごい。
ホロコーストを忘れないように刺青を入れる若い人も>>続きを読む
シリーズ完結編。あれもこれも結びついている。
イタリアという国の持っている、現代の悩みもよくわかります。メンバーの選択があまりに幅広く、ふざけているのかと思ったら、全員必要な人たちで、ちゃんと役割を持>>続きを読む
シリーズの2番目。列車に飛び乗ろうとするところでは、久しぶりに声を上げて笑いました。見終わると、どうしても次の映画を見ないとダメだと思うようになります。
今から見る人にはちょっと怯ませてしまうかもしれませんが。これは、3本見た方がいい。いろいろな映画で、IIだけでも面白いとかいうのがありますが、これは、3本全部見てほしい。
これは、1で、シリーズに入っ>>続きを読む
戦争という極地に行ってしまうと、戻ってから、平和な社会の中の名声という、逆の極地に耐えられなくなってしまうのかもしれない。もっと気楽に生きてほしかった。日本の私小説作家や太宰の人生も頭に浮かぶ。
藤沢周平、山田洋次ですから、やっぱりいいです。ただ、意外に早口で饒舌だったのが残念。もう少し余白のある小説ですよね。
かなり昔に下北沢あたりにいました。驚いたのは、あまり、変わっていないことです。山手線の中は、恵比寿、品川なんて、すっかり別の街になっているのに。映画は、人も変わらないんだなあと思わせてくれました。スマ>>続きを読む
湊かなえさんの作品は、やなところを正確に深くついてきます。中学生は、争うべきフィールドが少なく、視野狭窄の中で戦うから、家庭からも、学校からも逃げられない。
完全分業制。踊りは踊り、歌は歌。トムとジェリーのジェリーと踊るのはとても楽しい。
この、ダイヤモンドの歌は、ひどいことを言っていますね。笑ってしまいました。モンローと、ジェーン・ラッセル。どちらの歌も踊りも楽しい。
この二つの国の緊張が、もう60年以上、北の支配者三世代に渡って続いているのですね。どちらも、一歩も引けない毎日が続いていることを改めて理解しました。緊張感のある映画でした。
大作、名作。南北戦争は、61万人も亡くなり、アメリカにとっては、第二次世界大戦よりもずっと多い死者を出した大事件です。大量破壊兵器もない時代。ベトナム戦争の10倍の人が死んでいる。今でも、真っ二つに分>>続きを読む
母が西部劇が好きで、馬や馬車がバァーッと駆けていくのがいいと言っていたのを思い出しました。なぁるほど、気分は良くなる。
復活は、してからが価値なのか、するまでが価値なのか、考えました。王建民、懐かしい名前になってきました。野茂と王貞治が併せて思い出されます。
会社生活の長いものにとっては、なにを無駄なエネルギーを使っているんだという話なんですが、本人にとっては、アイデンティティをかけた真剣勝負ですよね。判断能力も疑わしい面接官に、これから何年も勤める会社を>>続きを読む
恩田陸の小説は、幅がひろく、あ、こんな切り口、というのが多い。その中では直球。終わり方も上に伸びていく感じ。この人の描く若者は、魅力的。すっきりして終われる。
この時代にすでに石炭は斜陽産業となり、ここからずっと苦しんでいったことに気づき、はっとした。辛く、暖かい名作。