JAMさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.5

青春という名の人生の余暇を終えて、あとはただ緩やかに死んでいくだけの日々を送る皆皆様方。
そんな貴方達がご存知の通り、特定の異性に対して抱く『愛してる!あいらぶゆー!』だとか『好き好き大好き!』といっ
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.6

生きることとは食べることだ。
なんて、偉大なるソクラテス様の言葉の上辺だけを切り取った文句が世に蔓延ってるわけですが、これって人間だからこそ当然のように言える言葉なんですよね。
その主な被害者である牛
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.3

子作りは計画的に

電気を消したら、名前を覚えたら、セックスしたら、と様々なルールで人間に襲い来る幽霊達。
そんなアイデア勝負の一発ネタが蔓延るホラー界に嵐を呼ぶ新生児が誕生。
今度は、『音を立てたら
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映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年(2015年製作の映画)

2.6

過去の自分を投影したキャラクターに異国のイケメンをあてがって、そのキャラクターに向けて好きと言わせるってなかなか感じるものがありますね。いや、どういう感情かはさておき。

そんな感じで、劇場版ちびまる
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劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)

3.2

明日が昨日の寄せ集めでも。

不勉強ながら私は『フリクリ』を二話までしか見ていなくて(前情報無しに見たかったというのもあるが)、往年のファンの方からすれば的外れな感想を述べることになってしまうかもしれ
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(2018年製作の映画)

4.0

ビルドに与えられている半分の尺で、よくぞここまでルパパトの魅力を引き出せましたよね。濃厚なのにとっちらかってない。
怪盗VS警察VSギャングラーの三つ巴戦闘シーンの迫力で魅せつつ、初めましてなお子様に
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劇場版 仮面ライダービルド Be The One(2018年製作の映画)

3.0

二人で一人の仮面ライダー。

個人的には微妙な出来。ゾンビ映画を想起させる逃走シーンやスタークの一筋縄で行かない人格(人ではないけど)の描き方は良かったが、内容自体は戦兎がこれまでしてきた葛藤の焼き直
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トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.4

よろしくねっ☆

TRICK劇場版第二弾。話運びはドラマ版と変わらないが、山田と上田のコンビの掛け合いが安定して面白い。冷静になって考えてみるとやっぱり信仰という物は恐ろしい。明かされるトリックはそこ
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シンデレラゲーム(2016年製作の映画)

1.4

久し振りに評価に困る奴を見てしまった......、うーん、でも駄目じゃないこれ。カイジの限定ジャンケンとバトル・ロワイアルを足して水で割ったような映画。オリジナル要素もあるが、別に大して面白い訳では無>>続きを読む

ファンキーランド(2012年製作の映画)

2.4

まさかこの邦題、『アイゼンバーグくんが主演だからランド付けてやろう』みたいなセンスではないですよね?

もう少ししたら面白くなりそうで終わる一作。コメディかと思ったら、そうでもない。変に中途半端に描い
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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜(2007年製作の映画)

3.2

夜逃げしたら勢い余って宇宙に。

こういうことを当たり前みたいにやってくるギャグセンスは流石。劇場版の中でも随一に汚い一作なので、その点はご注意を。初の劇場版ということもあってか、以降の劇場版よりも予
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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 http://鷹の爪.jpは永遠に(2009年製作の映画)

3.2

夢にやぶれて。

秘密結社鷹の爪団の劇場版第三弾。百均のグッズで戦艦も作れてしまうレオナルド博士にスポットを当てた物語。1.2を見ていれば、内容は察せられると思うがギャグとシリアスの配分がやはり絶妙で
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.7

博打打ちの男達、バクマン!

邦画の実写映画では成功の部類に入る一作。原作からの改変はかなり多く、内容も少々薄くはなっているが二時間という限られた尺の中ではこの内容は最善かなぁ、と。
削られた要素の最
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.0

破壊者。
ウルトラマンを始めとする特撮が好きな身としてはアイデア自体は好きなのだが、映画としては微妙。どうしても序盤のホームビデオ感が展開が進めば進むほど薄れてしまって、魅力が磨り減っていくのを感じた
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輪廻(2005年製作の映画)

3.8

前世とか知るか!
くらいのノリだったら、彼らは助かってたんでしょうか......いや、多分無理だな。

実際にあった大量殺人事件を題材に撮られるという映画の主演に抜擢された主人公が理不尽な恐怖に晒され
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26世紀青年(2006年製作の映画)

4.2

コールドスリープから目覚めると、そこは人類が総バカ化したディストピア。

予想以上に面白かったです。
くだらないように見えて、強烈なブラックジョーク。本作は極端だけれど、『よく分からない物のよく分から
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

カメラは止めるな!絶対にだ!

大 大 大 傑作!!!
公開開始からずっと気になっていまして、ようやく見る事が出来ました本作。
最高に面白くて、最高に愛おしい映画でしたよ!
今、この映画を見ずに何を見
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.1

アフガン。

今回の敵はソ連。
捕虜となったトラウトマン大佐を助ける為に、ランボーが無双する話です。
とはいえ、アフガン要素が強すぎるきらいもあった。その割にはタイトルにある「怒り」はどうも薄く感じた
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.9

400レビュー目はこの作品だ!
クズどもの最後の晩餐、
ヘイトフル・エイト!

鬼才 クエンティン・タランティーノが送る極上の密室ミステリー。吹雪吹き荒れる山の中、一堂に会する八人の嘘つき達。
生まれ
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ノロイ(2005年製作の映画)

3.6

多分ね、もう全部駄目なんだよ。

白石監督が送るモキュメンタリーホラー。サダカヤ→コワスギ→オカルト→カルトの流れで見たので、異色な一本に感じました。偽番組の映像とかも入れてくるんで、ひたすら『っぽい
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.9

時に人は人生をゲームで例えることがありますが、本作はその例えをそのまま映像化した映画。
これこそ、新時代のラブゲームバトル アクションムービーだ!

謎の美少女 ラモーナと付き合い出したスコットを待ち
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.2

電気を消さないで。

「明かりを消すと現れる幽霊」というアイデアが秀逸。ありそうでなかったよね。
しかし、一発ネタによって生まれた映画だからか展開が進めば進むほど恐怖は恐れていくのが残念。音や唐突の出
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オカルト(2008年製作の映画)

4.1

来世で会いましょう。

ある連続通り魔事件から始まるフェイクドキュメンタリー。コワすぎを先に見ていたこともあって、江野くんのキャラクターが愛おしかったです。
ドラッグストアで安売りされてるお菓子の重量
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

2.6

すっぴんは不細工映画。

つまらないわけではないけれども面白いとも感じなかった。大筋は知ってるから、とかではなくて単純に物語が単調で退屈。それを原作リスペクトがあると言えるのかもしれないが、それならこ
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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜(2008年製作の映画)

3.6

EDの入り方がこの映画の白眉。

ゆるく馬鹿馬鹿しい展開に見えて〜、が好きなので鷹の爪団の映画は結構好き。前作から続くバケットゲージは本当画期的なアイデアだし、それを話に織り込んで笑いにするのはこのシ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.9

「世界初の、
世界の終わりと始まりの生中継だよ!
画面の前のお前らも見たいだろ!?」

汚い暁美ほむらこと柄本くんとカメラマン白石くんが世界を救うために、工藤と市川の復活を試みのだが...
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.2

美しき吸血鬼と美少年の甘美と寂寞。

綺麗な映画。モノクロ基調の世界に滴る赤、という構図が素敵。撮り方とかはお国柄なのかな。吸血鬼であるエリよりも、オスカーの方が神秘的なように感じた。十二歳侮りがたし
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ファンボーイズ(2008年製作の映画)

3.7

死ぬ前にSTARWARSの新作が見たい!

末期癌を患った親友の為に、車を走らせファントム・メナスのフィルムを盗みに行く話。
STARWARS好き必見の小ネタがチラホラ。カメオ出演もなかなかに豪華でし
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.4

君が歌え。

不景気真っ只中のダブリンに暮らす音楽を愛する少年 コナーは親の不破と貧困を原因に不良の集まる高校へと入る事に。虐めや理不尽な校則を耐える日々が続く中、彼はモデル志望のラフィアに一目惚れを
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エコール(2004年製作の映画)

2.2

リズと青い鳥の監督が絶賛し、「こんな映画を撮りたい」と語ったという閉鎖的で幻想的な少女達の世界。

なんて言うと、よくある邦題の煽り文句みたいで嫌なんですが、確かにリズと青い鳥を生んだ監督なら...と
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

2.9

俺のパトカーを返せ

個人的には期待外れ。
パトカーを盗んだクソガキを追う警察官という構図もいかにも間抜けで面白いが、これをもってしてブラックジョークというのは無理があると思う。
アホだなぁ、と思うシ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.6

実写邦画マイベスト級。

凄まじい映画を見てしまった...、と見終えた後は思わず溜息を吐いてしまいました。予備知識なしで見たため、「ジャニーズ×実写映画とか見えてる地雷だし、踏んでみよう」くらいの面
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サラリーマン・バトル・ロワイアル(2016年製作の映画)

2.4

バトル・ロワイアルなのか?

ジェームズ・ガン脚本作品ということで視聴。土台作りも展開も雑なこと雑なこと。小難しいことを考えずにさっくり見れるというのはひどく前向きな解釈であって、本作は意外性や新鮮さ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.2

「これは戦争映画ではない」

陸海空の視点から描かれる、ダンケルクを舞台にした英兵と仏兵の撤退。話に聞いてた通りその内容は淡白な物で、私はエンタメ的な面白みには欠けると思いました。一枚一枚の画はいいけ
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.5

エディーマーフィー出世作。

大筋はよくある話だが、何よりエディーマーフィー演じるアクセルのキャラが抜群。口から出任せで乗り切る系は好きですよ。親友が殺されるという展開を重くさせ過ぎずに、あくまでもコ
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モンスターVSエイリアン(2009年製作の映画)

2.6

子供向けとはいえ、モンスターの外見がちゃんとキモいのは好き。

ただ作品としての面白みは微妙だったかなぁ。ミサイルの文字などの小ネタは面白いが、展開がありきたり過ぎて満足度は低めだった。キャラクターが
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