ヘビメタおやじさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

  • List view
  • Grid view

トレマーズ ブラッドライン(2015年製作の映画)

3.5

1488本目。まず、トレマーズが5まであることに驚きました。B級なのは確かなのですが、不思議な面白さがありました。シナリオがなんか変な感じで、無駄に長いシークエンスがあったり、不思議な人間関係だったり>>続きを読む

さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.5

1487本目。CGではないのに、これだけの映像を作ったアニメーターたちに頭が下がります。ワープの表現など、素晴らしいです。ただし、ストーリーは「さよなら」ということで、持ち味の軽妙さがなく、重いです。>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.5

1486本目。期待せずに見ましたが、思いの外面白かったです。ワン・アイディアのストーリーですが、そこからの人間ドラマが結構見せます。主演女優二人の頑張りも大きな魅力です。女性ならではのドロドロした思い>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

2.0

1485本目。パニックもの、サスペンスのも、家族の絆もの、どれをとってもひどいです。バトラーさんの無駄遣いというシナリオだと思いました。気象コントロールで暗殺という無駄に壮大な悪人に現実感がありません>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

2.0

1484本目。令和になのに、こんなですかという感じです。貧しい青春、「私何やってるの」の青春、哀愁だけの青春はもう昭和で描き尽くされたのではないでしょうか。このシチュエーションなら、もっと傷ついて、苦>>続きを読む

ワン・ナイト・スタンド(1997年製作の映画)

3.0

1483本目。女の勘は恐ろしいと思いました。チャーリーの存在、暴漢に襲われるくだり、など細かいところがしっかりしているので、そんなアホなという偶然ですがついつい見てしまいました。ラストはまるでファンタ>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

4.0

1482本目。青春ものはいいです。実話ベースなので、ストーリーに大きなドラマはないのですが、それなりの演出で楽しめました。一瞬の青春ではなく3年間というスパンで描かれているのがいいと思いましたが、それ>>続きを読む

僕の大事なコレクション(2005年製作の映画)

3.5

1481本目。ハリウッド・エンターテイメントの一方、こういう作品が作られるアメリカはやはり映画大国なのだと改めて思いました。こんなに地味な題材をここまで面白く見せるとは、と感心しました。ウクライナでの>>続きを読む

抱きしめたい 真実の物語(2014年製作の映画)

2.5

1480本目。途中の恋愛の過程はとてもよかったです。北川さんが魅力的なので、説得力がありました。障害に関係なく亡くなってしまうという、実話だからこその悲しすぎる結末で辛いです。どこにも行けない閉塞感を>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.0

1479本目。取り上げた題材はとてもいいし、勇気があると思います。作り、公開することに価値があります。しかし、ドラマチックに仕立てるため、情緒的過ぎる演出でスピードがありません。もっとクールに、情報操>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.0

1478本目。犬好きではないけれども、犬の表情に何度かグッときました。犬が巡り会う飼い主の人生が心に染みます。やはり平凡であっても、人間ひとりひとりの人生はそれだけでドラマなんだと改めて感じました。

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

1477本目。目がでかすぎというのは敢えていいません。といいつつ言っています。上の世界と下の世界という何度も見たような設定ですが、サイボーグの造形が丁寧で見せます。彼女の見た目と強さのギャップが魅力で>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

1476本目。ついに完結です。レイの魅力が作品を支えています。ハリウッドはやっぱり家族の話になるんですね。レイのフォースの発動がカッコいいです。未来が女性に託されるのは今どきの締め括りかたでいいと思い>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

1475本目。大人でも十分楽しく見られる作品でした。おもちゃの動きがとても愛らしいです。前作が悪の組織との戦いという内容でちょっとなあと思っていたので、今作の純粋な冒険はいい感じです。そして、ラストの>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

1474本目。こういう総花的な映画は散漫、雑になりがちですが、さすがハリウッドの看板シリーズだけあってよく練られています。丁寧に描かれているために、3時間という長さも仕方ないと思います。戦闘場面も工夫>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

4.0

1473本目。少しひねったラブ・ストーリーです。普通に作ったら薄味の作品になったと思います。福田組の制作で役者・演出にパンチが利いて、魅力的になっています。そして、何より長澤まさみさんの美しさ・可憐さ>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.5

1472本目。笑えない部分もありましたが、結構楽しめました。ギャグとユーモアだけでなく、ペーソスがあるところが際どい話を救っていると思いました。そして、何よりハッピーエンドに尽きます。

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

1471本目。夢枕獏ファンなので原作は読んでいます。映像は豪華絢爛で素晴らしいです。エンターテイメント作品の宿命なのでしょう、前半は化け猫物語なっていて空海はどこ?という感じです。後半の楊貴妃の悲劇は>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

1470本目。キング原作の中ではかなり上位に入る作品だと思います。なんと言っても、子供たちが主人公というだけでお化けに説得力が出てくるし、応援する気持ちも出てきます。それぞれの子供の抱える問題も描かれ>>続きを読む

電車男(2005年製作の映画)

3.0

1469本目。設定からして大きなドラマは期待できませんが、その分細やかなエピソードで心暖まりたいと思いました。ドラマは見ていないのですが、やはり映画の尺では小さな変化は描ききれなかったのでしょう。もう>>続きを読む

アンフェア the end(2015年製作の映画)

2.0

1468本目。みどころはどう一発逆転するかだけの作品に感じました。設定が現実離れしているし、説得力が無さすぎます。また、台詞と演出が生硬で、ドラマに入り込めません。そして、期待の逆転劇も盛り上がらず、>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.0

1467本目。事件はいわくありそうで、結局クズ男のクズな仕業ということでガッカリです。途中、日時の巻き戻しが入り、失われた記憶も絡むも、追及はサスペンス不足です。刑事が主役でないだけで、真相は土曜や火>>続きを読む

レジェンダリー(2017年製作の映画)

3.5

1466本目。決して楽しい映画ではありません。しかし、聖遺物という日本人には馴染みのないものがテーマであることと、ハリウッドとは違う雰囲気でそこそこ興味をもって見られました。中世の陰鬱で野蛮な雰囲気が>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

2.5

1465本目。反骨の商人の心意気は伝わってきました。しかし、原作のトーンがそうなのかもしれませんが、やたらセンチメンタルなもっていきかたが鼻につきます。きっと感動した人も多いのだと思いますが、劇中人物>>続きを読む

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.5

1464本目。楽しく見ました。取り上げた人物が魅力的なので、小さなエピソードを積み重ねるだけで面白いです。それに、主演がお二人であればなおのことです。そして、虫や小動物の映像も素晴らしいです。撮影の苦>>続きを読む

ベオウルフ/呪われし勇者(2007年製作の映画)

2.5

1463本目。CGとは知らずに観賞しはじめました。今は実写でもかなりの部分がCGなので、潔いとも言えます。特にファンタジーはそうなので、違和感はあまりありませんでした。しかし、ストーリーは色香に迷い不>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.5

1462本目。後編になって時間を使って丁寧に描いてきたよさが出てきたと思いました。途中の二人の心理描写はなかなかです。ボクシングシーンも迫力があります。しかし、ラストは本当にこう終わらせてしまうんだと>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.0

1461本目。実話に基づいているとどうしても制約が出るせいか、なかなか素晴らしい作品に巡り会えません。この作品もそうでした。イーストウッドの演技は素晴らしいのですが、それに寄りかかった作品のように感じ>>続きを読む

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.0

1460本目。どこかで見たような魔法ファンタジーでした。大人二人の台詞と演技が素晴らしいのが見所でしょうか。 椅子が可愛いくらいで、あとは特に心引かれるところはありませんでした。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.0

1459本目。楽しかったです。ストーリーは家事や日常生活に困惑するヒーローという、今となっては結構よくあるパターンですが、最後まで飽きずに見せます。それは、まず絵の綺麗さ、リアルに汚れていたり傷が付い>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.5

1458本目。予想に反して、しっかりとしたSFでした。移動都市という発想はとても面白いのですが、世界の全体像が今一つ分かりづらいのが残念です。それとロンドンのスケールの大きさももう少し伝わってきてほし>>続きを読む

ジムノペディに乱れる(2016年製作の映画)

2.0

1457本目。ダメ男の一週間のセックスを描いてもなぁという感じです。ロマンポルノのリメイクらしいけれど、あの頃は自分の映画を撮りたくて撮れない監督がやむを得ず撮っていた熱がありました。それを今リメイク>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.0

1456本目。原作は読んでいませんが、たぶん昭和ど真ん中の感じなのでしょう。令和に置き換えるには無理があるように思います。オレオレ詐欺からボクシングへ転身というのほちょっと辛いです。菅田君はよく頑張っ>>続きを読む

キス&キル(2010年製作の映画)

3.0

1455本目。スパイコメディとしては及第の作品だと思います。途中の奥さんとの会話や変貌ぶりは楽しいです。しかし、人が死にすぎるわりには軽みがありません。最後の落ちは、家族さえよければいいのかよー、と途>>続きを読む

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.5

1454本目。面白かったです。ニコラスの演技の無駄遣いにならない、こういう作品はほっとします。神経症の演技が素晴らしいです。やはり名監督は違いますね。どんでん返し自体でカタルシスはありませんが、それが>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

2.5

1453本目。制作スタッフのチャレンジには、拍手します。同一配役で12年の撮影、誰も撮ろうと考えなかった作品です。しかし、私にとっては、この作品が浮き彫りにしたのはフィクションの力でした。子供から大人>>続きを読む