Jerryさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

イエスタデイ(2014年製作の映画)

4.5

僕の青春と一緒じゃんってやつ。

何もかもが上手くいかなくて、全てに絶望した時にキムが親に嘆くシーンは、彼にとってそして僕にとっての青春のハイライトそのもの。

主人公が運命のヒロインに出会って、キャ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.4

追悼の演出にいきなり逝く。
そして、もうこれからは見られないスタンリーの登場シーンは、彼の最後の優しい表情が見られてもうそこだけで最高。

アイアンマンの飛行能力と、ハルクのパワーと、ソーの雷を合わせ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

たまんないな〜
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「君の名前で僕を呼んで」
そして、「レディ・バード」。

最高のキャストでオープニングから逝った。

「私にしか分からない青春」をこれまでかってくらい
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

4.4

20歳の今なんて、まだまだこれからの人生の方がずっと長いんだなって思わせてくれる映画。

クラプトンの半生から、1人の女性に固執して人生狂わせて、その後は色んな女性と結ばれることで幸せになっている点に
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.4

「所詮は僕等アニマルなんです」っていう歌詞を思い出します。

女王と没落貴族エマ姫とウサギたちが重なり合って映される最後のシーンが、とても象徴的に思う。

私利私欲を求め続けることと、ひとつのコミュニ
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.8

忘れられない思い出はいつも、瞬間瞬間を切り取っている分、それを思い出すとき、思い出に含まれる映像や音が「本当」よりも強烈に脳内で思い出すもののように思う。

この映画が全て彼女の過去の思い出を映したも
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

「番組表はどこだ?」って『トゥルーマンショー』が終わった直後にオッサンが放つ最後のセリフ。

「リアリティ番組」への風刺、
下手な演技でも成り立つドラマへの皮肉、
そして人は番組が見終われさえすればす
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斬、(2018年製作の映画)

4.2

クロサワ映画を現代に蘇らせたかのようなオープニング。

それでも塚本さん節の良く効いた「鉄と火」を映す姿がかっこいい。

シングルマン(2009年製作の映画)

4.0

頭がガーンってなって昔の記憶が蘇る感じ、たまらん。

トムフォードは作品全体をアートとして作って、それを磨き上げているのがすごく好き。

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.8

コメディ映画だけど、ちゃんと良く締める。

このギャップが心地良い。

まあそれだけとも言えるけど

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

ベスト・オブ・カップルで観ちゃいけない映画。

これみて結婚したいと思う人はいるのかね

恐いっていう表現が陳腐に思えるほどの恐怖感

gone girlというか、PSYCHO-PASS girlとい
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来る(2018年製作の映画)

4.3

画の一つ一つがかっこよくて見惚れる。特に神道のお祓い士が集結するシーンとか。
あと、小松菜奈なめてました。まじで演技良い。『恋は雨上がりのように』も観ます。
妻夫木くんのいつもの”なよなよキャラ”は少
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.3

脚本が素晴らしい。

誘拐されたオトコが15年間監禁された後に突然解放され、誘拐・監禁された理由を追う話。

なぜ誘拐されたのか?

被害者と加害者との境界線の曖昧さがこの話の重要なところで、
そんな
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シンプルメン(1992年製作の映画)

4.0

「パリ、テキサス」にてロードムービーの至高さを知った上での今作。

映画的なことは起きない、映画。言葉に収まらない感情を表情で、行動で、ダンスで見せる、魅せられる。

兄弟、父息子の関係を描く映画はど
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野火(2014年製作の映画)

4.3

友達が横で荒野行動をやっている脇で観る『野火』

悲哀

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.8

手持ちカメラでの接写が特徴的なカメラワークが、いい緊張感を生んでいて良い。

ただ、「逃走し続けるだけ」のみを描いていただけに、少し飽きてしまった。映画館でみたら違ったかもだけど

序盤の余計な説明な
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