Jerryさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

『カルテルランド』を観ていただけに、ストーリーの信憑性マックスだし、何をしていても常に緊張感があって戦場にいる気分になる

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.2

マイケルキートン、ナオミワッツ、エドワードノートン。名優たちの「老い」を見事に演出していた。

過去の栄光がある人たちにとっての「今」は目を背けたくなり、それに苦しむ元ヒーローたちを描いた作品。

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奇跡(2011年製作の映画)

4.5

子役たちの映し方が素晴らしい。
・夢を語るシーンでの接写
・兄の電車で熊本に向かうシーンの、ホームでの家族を見る姿

兄と弟との、微妙な、でも確実な思いの違いがあるのが良い。

くるりが最高なのと、橋
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.7

「AIの暴走」っていう『チャッピー』的な感じのディストピア表現はもう今はウケないんだと思う。その意味で、『her』のような、信ぴょう性の高いいい意味合いでのAIの表現をしていく映画がもっとでできてもい>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.8

イーサンホークのモテ男感がめっちゃ好きなのに、終盤から急に変わってっちゃったのが少し残念だったけど、この2人組はそれでも大好き。

HIV、デモ、LGBT、みたいに今と当時の空気感の違いがしっかり伝わ
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黙ってピアノを弾いてくれ(2018年製作の映画)

5.0

邦題の「黙ってピアノを弾いてくれ」が意味わからなくて、タイトルの「Shut up and play the piano」も意味わかんない。


ピアノを弾きながらラップに狂うゴンゾが最高なんですよ!
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

子供は純粋に楽しめて、大人が観ても深く考えさせられる要素が組み込まれている、老若男女問わず楽しめる作品で、素晴らしかった

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.3

年代を3つに分けて、映画が人生に寄り添っているような撮り方。

「3つめ」で、ニット帽とピアスをつけてるの、感涙ものですね

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

七人の侍オマージュしばき

ビル・マーレイとスカーレットヨハンソンが声優してるところも、日本的で好きな配役。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.0

エンドロールのキャストで、もうやられた。こうして樹木希林の「何か」が受け継がれていくのかと。
也哉子さんの顔知らなかっただけに、似すぎてびっくり。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.8

心に残るシーンが沢山あることって良い映画であることを根拠づけてる感がして、この作品が大好き。
面接のシーン、組合で葛藤するお父さん、別れのバスでのお兄ちゃん、孫を送り出すお婆ちゃん。思い出すだけでもう

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

ホドロフスキーは、アート×映画の金字塔的存在

おじいさんになっても彼のような情熱を持ち続けたいと思える。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.3

最近は演出に目がいきまくります。

まず被害者を焼身させるシーン。
初めはどうやったって赤く見せすぎでしょってやりすぎ感につっこんだけど、果たしてこれは真実なのか否か分からなくなった途端「赤すぎる演出
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.8

名優と名優による、ありきたりなラブストーリー。

演技が秀逸で、演出も良い。

「悲しむミシェルウィリアムズ」と「ロマンチストのライアンゴズリング」は神が与えたような演技力。

まさにマンチェスター・
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.4

ロッキーとかグリードとか、そういうボクシング映画じゃないんだよね、日本映画って。

こういう生々しい汚さ、泥臭さが心地良い。

日本にはこういう生汚い美しさがあるんだと、そして、これを演じられるのは安
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.8

「顔たち、ところどころ」の作中にて会話の中で登場したジャン=リュック・ゴダール。

彼の伝記映画ということで、今回もアップリンクで鑑賞。明らかにマーケティングに踊らされてる感じしかしなかったけど、誘惑
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告白(2010年製作の映画)

4.0

一見すると青くさい演技も、残酷なシーンも、撮り方によってこんなにも美しく映るのだと、映画の持つ素晴らしさを改めて感じた。

BGMもナイス

そして、橋本愛の演技が凄い。なんていうか、すごいオーラを感
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

1.0

キャストの方々は何も悪くない。

この人たちは何にも分かっていない。

「陰キャ」という生き物、彼らの真髄を何も理解していないまま表現しようとしている。
そしてストロボエッジの世界以上に存在し得ない高
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.8

映像が綺麗でとても美しい。さすがアーティストだなって思います。

2人のユーモアと愛情が素敵。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

no words.
語彙力ないだけ。良かった

call me by your nameの行為によって、完全に愛が通じ合う同性愛の素晴らしい愛情が、異性愛者である僕に強烈な憧れを持たせてくれる。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

映画版「ぼくは愛を証明しようと思う」

キャストセンス良すぎて全員集合の茶番すら良く映える