バレンタインさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

バレンタイン

バレンタイン

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キス・アンド・クライ(2017年製作の映画)

2.5

期待していたけれど、なかなか難しい。

実話で亡くなった主人公の遺志みたいな部分もフォーカスされていて題材は良かったんだけど、何故かティーン向けアイドル映画みたいな軽めのつくりで、そこがとにかく残念だ
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.0

キャストが凄い豪華なんだけど、散文的というか詩的な内容で難解な映画だった。

登場人物はみんな自分を偽って、成功したフリをしている。でも、やっぱり自分に正直に生きたほうがいいよね的な部分が主題なのかな
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.6

面白かった〜!

アート映画っぽさがあって、ちゃんと薬物の危険性を啓蒙していて、かつ、上手くオブラートに包んだ演出でエンターテイメントとしても成立していたと思う。バランスのいい映画だった。

全体を通
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.5

良かった。面白かった。

静かな映画なんだけど、哲学的な部分はしっかり描けていたと思う。

結局、利己なのか利他なのかって部分。自分の幸せを追い求めるのか、他人に尽くすことが幸せに繋がるのか。みたいな
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.8

まあまあ面白かった。

罪の意識が主題にあって、犯罪抑止みたいな部分にも寄与しているので価値のある映画だと思う。

結局、犯罪を犯したら罪の意識に苛まれるのが普通の人なワケで、罪の意識に苛まれない人は
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.0

期待してたけどあんまり面白くなかったかなあ。

結局、最後で種明かしして、色んな伏線あるんでもう一回観てください的な映画ってあまり好きじゃないので自分には合わなかった。

ストーリーが難解とか以前にそ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.7

原作既読

夏の始りに毎年観返している映画。夏のイメージ、入道雲のイメージが強い。

原作は短編小説だったと思うんだけど。それを上手く発展させたアニメの脚本はとても良かった。

タイムリープが主で描か
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漁村の片隅で(2020年製作の映画)

3.3

まあ面白かった。

国連がやろうとしてるSDGsの中に4番『質の高い教育をみんなに』っていうのがあって、世界中の子どもに平等に教育を受けさせる目標がある。

人種差別問題や貧困問題ってそもそも教育が大
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AWAKE アウェイク(2021年製作の映画)

3.0

話題になっていたので観たけど面白かった。

ネタバレになるので詳しく書かないけど、SFとして、ちゃんとリアリティがあるというか整合性がとれていた。

ただ、眠れないことの定義が曖昧というか、眠れないん
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ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-(2016年製作の映画)

2.0

シリアで爆撃がある度出動する民間防衛隊。ホワイト・ヘルメット。爆撃がすぐ近くで起こるリアリティが凄かった。

危険を顧みず他人を助けるのは確かに良いことなんだけど、このドキュメンタリーの本質って『代償
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

1.0

これは映画を観ただけでは、あんまり本意が伝わらなかった。何を伝えたいのか分からなかったというか。

PTSDを負った人が、双極性障害の人と出会う。で、自分より症状が重い人と触れ合うことでPTSDが寛解
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地球の限界 “私たちの地球”の科学(2021年製作の映画)

2.8

今ある環境問題を分かりやすく解説していて面白かった。

とはいえ既存というか既知の問題を提起するだけなので目新しさはあんまりなかった。

1時間くらいが問題の解説で、その解決策の提示は10分くらいなの
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ワン・オブ・アス(2017年製作の映画)

2.0

どんな宗教にも原理主義者っていると思うんだけど、結局色んな宗教の原理主義ってこういう感じだと思うので、あんまりドキュメンタリーとしては面白くなかったかなあ。

信仰の自由って確かにあるんだけど、何故原
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耳に残るは君の歌声(2000年製作の映画)

3.3

原作既読

原作の小説も監督のサリー・ポッターが書いていた。まあ確かに小説というより映画の脚本っぽい感じだった気がする。

映画は独特の雰囲気があって面白かった。映像面も綺麗で拘って作ってあったし、ビ
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Avalon アヴァロン(2000年製作の映画)

1.3

これは本当に難しい。実験的な映画だったのかなあと思う。

アニメのような画面構成を実写で表現しようとしていたり、相変わらず川井憲次の音楽が良かったり。良い部分もあるけれど、とにかくストーリーが微妙だっ
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さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

2.5

エド・ハリスもロードムービーも大好きなんだけど、意外にあんまり面白くなかった。

展開は予想通りで期待を一切裏切らないんだけど、そこに甘えて人物の描写が雑なんだよなあ。人を深く描けていないというか。難
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.2

話題になっていたので観たけど面白かった。

スタンダードなゾンビ映画に監督個人の思い入れを足したような印象。まあ親子の関係を強調しているのが良い所であり、悪い所でもある。

でも、監督の家族の事を思う
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男ゴコロはマンガ模様(2015年製作の映画)

3.1

軽めの映画なんだけど、至るところにアメリカンジョークというかシュールな笑いが散りばめられていて笑えるって意味で面白かった。

イラストレーターの主人公に合わせて、劇中出てくるイラストが主人公の心境を表
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

2.5

これは評価が本当に難しい映画。感性では結構好きなんだけど理性がそれを否定する感じかなあ。

題材である笑いで病んだ人を救いたいみたいな部分は同意。ただ同時に精神病患者を犯罪者として描いているのが主題と
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オキシジェン(2021年製作の映画)

1.5

話題になっていたので観たけどいまいち。

設定である程度結末が読めるのと、ストーリーにスピード感が無いのが致命的だった。

ワンシチュエーション映画ってもっと次から次へ色んな展開がないと結局飽きてくる
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Resurface: 波に包まれて(2017年製作の映画)

2.8

退役軍人のPTSDをサーフィンで癒やす試み。

園芸療法ってあるけれど、確かに太陽に当たるとビタミンDが生成されてセロトニンが分泌されるから一応理に適っている。

とはいえ、やっぱりPTSDをサーフィ
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

2.6

題材とか雰囲気は良かったんだけど、起承転結を明確に描いてないのでストーリーがずっと平坦。

良く言えば静かな映画って事になると思うんだけど、正直退屈さの方が勝っていた。

使われていた楽曲も評判ほど良
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僕の大切な人と、そのクソガキ(2010年製作の映画)

1.3

本当に久しぶりにここまで自分に合わない映画を観た感じ。一切面白いと思えなかった。

脚本も浅いし、わざとドキュメンタリーっぽいカメラワークにしてるのも意味が分からん。

キャストにも華は無く、音楽も良
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バーレスク(2010年製作の映画)

2.0

絶賛されていたけれど個人的には微妙だった。期待していたのと違った感が凄かった。

歌手とかダンサーとかアーティストのサクセスストーリーかと思っていたので、ストーリーの薄さと人物像の薄さにびっくりした。
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キャッツ(1998年製作の映画)

3.0

『キャッツ』の映画がめちゃくちゃ詰まらないと話題だったので早速Blu-rayを購入したんだけど、間違えて昔のミュージカル版を買ってる自分にまず驚いた。笑

映像は昔の作品なのでノイズが凄い。気づかなか
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

2.0

キャストが好みの人ばかりで楽しい映画だった。

ただ、B級というかあまりちゃんとした映画じゃないって分かっていても脚本もうちょっと面白く出来たんじゃないかなって思う。

端的に言えばストーリーがあんま
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ピノキオ(1940年製作の映画)

3.4

アナリーゼの為に再鑑賞。

子供の頃観たときはトラウマ級怖い物語だったけど、大人になったらもう大丈夫。怖くなかった笑

雰囲気が好きかどうかで好みが分かれるんだと思う。可愛さとかコミカルな部分と、負の
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あるアスリートの告発(2020年製作の映画)

2.8

体操選手が虐待を告発するドキュメンタリー。

僕としては、洗脳状態にあった被害者が何故それを告発するに至ったか。それを知りたかった。

だけどそこはあんまり詳しく描かれていなかったので、まあ残念ではあ
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

2.5

苦手なデヴィッド・リンチだけど、意外と面白かった。とはいえまだ苦手なんだけど。

特典映像の監督のインタビューが印象的で、音楽的な映画だって部分は凄く納得。あまり深く考えないで観ることが大切なんだと思
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ロングショット(2017年製作の映画)

2.8

殺人容疑で逮捕された被疑者が色んな偶然から最終的に無実を勝ち取るドキュメンタリー。

40分の短いドキュメンタリーだったけれど、色んなメッセージが含まれていて面白かった。

弁護士と判事が被疑者を見て
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.0

ハリウッド映画ではよくあるストーリー。何処かで観た既視感に満ちた映画だったかな。

そんな中でも、記憶に残る映画だと思えた要因って結局ビル・マーレイの存在なんだと思う。これが別の俳優だったら一切記憶に
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ルシアンの青春(1973年製作の映画)

3.6

これは昔の映画で、映像面とか音楽とかは特段良いところは無いし、キャストも知らない人ばかりで演技もそんなに良くないんだけど、脚本がとにかくずば抜けてる。

脚本のパトリック・モディアノってノーベル文学賞
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.0

B級映画って前評判だったけれど、ちゃんとした映画だったと思う。面白かった。

分かりやすい比喩で、夢とか目標を追い続けることの大切さとか、たとえその夢が叶わなくてもその途上で得たものは価値のある事だ。
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

1.5

題材に対して、あまり深い部分を描いてない。ループ展開もありきたりで、ショートムービーとしての目新しさも無かった。

だから、あんまり面白くは無かったかなあ。

アメリカ合衆国憲法修正第13条とかロビー
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

原作既読

何十回と観た映画だけど登録し忘れていた。DVDを持っているけどネットフリックスで再鑑賞。

脚本も良いし、音楽も良くて、キャストも良いんだけど、じゃあ主題は何なのか。それを再鑑賞する度に毎
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ビーグル犬 シャイロ(1997年製作の映画)

2.5

ほのぼのしていて良かった。

犬の映画なのかと思ったんだけど、主に描かれるのは少年の成長物語。

絵に描いたような悪役とそれに負けない主人公。
そんな純粋な映画だった。

息抜きに丁度いい映画だったな
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