映画の為の音楽、ではなく、音楽の為の映画。
お金をかけまくった長編のMusic Videoを見てるような爽快感。
音楽に乗せて展開する映像は計算され尽くしていてとにかく気持ち良い。
観終わった後ち>>続きを読む
とある事情で本作を思い出したから久しぶりに見てみたけど、まぁ全く色褪せない胸糞の悪さだ。むしろ社会風刺としては現代社会の方がよりアジャストして鮮やかさが増してるんじゃないかと思うほど。セットも衣装もセ>>続きを読む
モテたいか、家庭や学校から逃げたいか、一攫千金か、バンドを始める理由なんてそんなもんだ。
でもそんなもんだから、いろんな鮮やかな話や、心に響く歌が出来るんだよなぁ。
兄貴にもどうか幸あれ!
音楽は魔法だ。時にそうでなくなる時もあるけれど。
甘ったるくない大人な話でとても好き。
忘れない事。忘れても時々思い出す事。
どうか死後の世界がここに描かれているような世界であればと願う。
そうすれば「人は何のために結婚して子どもを産み育てるのか」という
ずっと分からないままでいる問>>続きを読む
パディントンがかわいい。めちゃくちゃかわいい。
ヒューグラントも勿論すごい。さすがだ。
しかし何が言いたいかというとパディントンはかわいい。めちゃくちゃかわいい。
イギリス行きたい。パディントンかわい>>続きを読む
もっとドロッと描くこともできる内容だと思うけど、
たまに大阪でやってる昼ドラみたいな笑いが結構入った話になってて面白かった。
探偵モノとはいえスリリングな乱高下に振り回されるのではなく、肩の力抜いて笑いながら楽〜に観れる"古き良き"作。
クリストファー・ノーランだし映像は凄いんだろうなとは思いつつも予告編だけではストーリーにそこまで心惹かれなかったのだけど、
これは映画館で、且つIMAXでないと意味ないだろうなと思ってたのでIMAXの>>続きを読む
大好きな小説家、沼田まほかるさん作品の実写化。
少々現実離れしたファンタジー(というにはグロいが)なミステリー。
松坂桃李氏が演じる亮介が手記に憑りつかれた様にのめりこんでいくのだけど、
それと同じ>>続きを読む
空白が多いなと思ってしまった。
テーマや切り込み方は良かったのでもっと深く掘り下げても良かったと思う。
内容も映像も痛烈で悽絶。
他の子たちよりもハンデがある子どもたちが
腐った大人たちによる惨い仕打ちにあう辛さを
まざまざと見せつけられる辛さ。
温い描写にしなかった事に批判あるようだけど、
だから>>続きを読む
邦題に反してミニオンあんまり出てこない、、、
お母さんが好きです。
若くて青いスパイダーマン。まぁこんなのも良いんじゃないのかな。
超能力者の戦い、というよりはヒューマンドラマな気もする。
衰え、終焉、しかし続くもの。
ダフネ・キーンの瑞々しいカッコよさがいつまでも続きますように。
執念。
分かってた事だけどこれこそ映画館で観ないとダメな映画だった。
”復讐劇”と括るならどうにもすっきりしない。
復讐劇にスッキリする展開だけを期待しているわけではないが。
結局理由は何なんだ。
今なおモヤモヤ残る心残り?はあの軍団のリーダーも同じ心境なのかもしれな>>続きを読む
難しいな、と思った。
決して現実的ではないし、かといって全くのお伽噺でもないし。
そういえばあれはどうなった?とか回収しきらない伏線もあるし。
でも、全然退屈じゃなかった。
死を考える時、それは>>続きを読む
やり場のない苦しみを感じれば感じるほど、ラストカットが沁みるんじゃないかな。
特筆すべき不幸な出来事がなくったって前を向いて歩くのは決して楽じゃないのに
どうしようもない不幸なことがあっても結局は、>>続きを読む
もどかしい。気が狂いそうなほど。
彼の身体で唯一動く左目の目線をアングルにしたカメラは
あたかも自分が彼になったかのような不自由さともどかしさを共有する事になる。
思っていることが伝わらない、という>>続きを読む
子どもの難病、という重いテーマをファンタジーで彩った映画。
病気の現実もそんな寿命の現実も辛いことに変わりはない。
そんな運命を受け止めている少年の健気な強さに胸を打たれる。
出会いが遅すぎる事な>>続きを読む
事故よりも理不尽なテロによる家族の逝去。
そんな理由無き事実を受け止めて前へ進むための人生の探検。
彼の行動原理は分かる気もするが、細かい所は中々理解し難い部分も多くて
テロ被害者遺族、というではな>>続きを読む
人妻に、母になられた上戸彩さんは実にお綺麗になられてた。
ただ、自分が悪いのだけどドラマ未視聴で鑑賞したので余計に合点がつかない所が多々。
ここまでドロドロした関係や因縁を描くならもう少し巧妙な捻>>続きを読む
未解決事件。
この手の話は邦画が一番ウェットに、陰湿に、リアルに描けると思っている節はあるのだけど、
この映画は「いやいや韓国映画でしょ」と反論し得る良作だと思う。
良作といっても内容は気持ちの良い>>続きを読む
地味な作業を気が遠くなるほどの長い時間続けて一冊の辞書を作る。
何もなければ退屈な画ばかりになりそうな話(失礼)で
基本的にはまったりしてるんだけど
笑う所もシリアスなところもバランスよくあって全く>>続きを読む
蒼井優さん、当時から”雰囲気”をもった女優さんなんだよなぁ。
女子高生のふわふわとした雰囲気を楽しむ映画だと思ってる。
あんまり深い事は考えずに。紅茶でも飲みながら。
あの優しい”母さん”が最後に口をついてしまう悲しいことだけでも
戦争の残酷さと愚かさを感じることができる気がした。
「あん」の河瀬直美監督と永瀬正敏氏のタッグ(そして樹木希林さん)、
それも視覚障碍者と映画の音声ガイドという設定って事で系譜を感じながら
大きな期待をもって見たが、やはり裏切られない光ある作品だった。>>続きを読む
時の流れが実世界と同じような速度で、
セリフの間や内容や言い回しは本当にいま私たちが話していたような温度で、
何はなくともこの雰囲気はまさに是枝監督作品だなぁと思える。
『誰かの過去になる勇気をも>>続きを読む
華やかで鮮やかなファッション業界は目にもとまらぬ速度で生まれ消費されていくので
そのムーブメントを司る人たちが生きてる世界は磁場が少し違うのかなと思っているけど、
そんな世界が舞台の綺麗で大変で可愛く>>続きを読む
これは一体何なんだ。
と思ったままエンドロールにたどり着いた。
ここに映される暴力に正当な理由も意味もない。
本能なんて理不尽なもの。
菅田将暉さんは正直世間が言うほど男前だとは思ってない私だけど>>続きを読む
誰しもが筋を知ってる話の実写化だけど、
ちゃんと納得させる為に必要な要素はちゃんとある映像だと思う。
エマ・ストーンも実に可愛い。
彼女が主演候補だった「ララランド」を思いながら観たり。