かおりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

かおり

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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

虐殺された何百万人の一人一人が、ブルーノの同じだけの尊さを持った命だということ。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

観る人は絶対あらすじとかネタバレとか見ずに鑑賞するべし。










緻密な無数の伏線、
現代の白人が持つ、黒人に対する差別と嫉妬も描きつつ、
スリラーとして完璧なほど観客を騙してくれます。
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BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

監督曰く、イヘは戻って来たと。決して強盗に殺されて魂だけ戻って来たわけじゃないと(私はそう思ってみてた)。だったら救われる。

死と隣り合わせの残酷な貧困の中にも、美しい人間らしい瞬間が光る名作。イニ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかったんだけど、途中いつ爆発するかと怖くて直視できなかった……
将来の夢を語り始めたら死亡フラグ…

鬼畜(1978年製作の映画)

4.0

こんなに大声で泣いた映画も久しぶり。
小さな子がいるので途中本当に背筋がゾッとして見るに耐えなかったけど、途中で観るのをやめなくてよかった

SCOOP!(2016年製作の映画)

4.0

予想してたよりずっと面白かった。そんなに内容に深みはないんだけど…リズミカルで、人のあたたかさが心地よく、痛快。
なにより一人の女の子の恋物語として心に残る。

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.1

自分を大切にしてくれる人を、見くびったり貶めたりしてはいけない。

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

2.8

うーん、シドニアのスタッフだそうですが、やはり原作画の途方も無いスケール感がミニチュアになっちゃった感。
原作好きなだけに残念。

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

5.0

北朝鮮の演出するものが嘘であること、貧しさを隠していること、反日教育ーー報道ですでに知られていることを伝えるだけのドキュメンタリー映画ではなくて、

これは、独裁体制の抑圧下で人間の精神はどういう働き
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クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

3.0

笑いの、キレ?はイマイチ。
ひまわりばっかり可愛がられているように感じているしんちゃんのセリフ「おらグレちゃうぞ」
お兄ちゃんになったな〜〜とほんわか。
しんちゃん、大人になったら相当かっこいいと思う
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

原作井上ひさし。
セリフのひとつひとつに江戸時代の風俗、気風、そこに生きる人びとの粋のようなものが何重にも織り込まれ、何度でも観たい。大泉洋のはまり役。面白かったー!

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングと、エンディングは自然の音のみ。蝉の声、波の音、ハエの音、、、自然の中に神を見出し、「キリスト教の根付かない沼」のような日本の土壌を表現しているような気がしました。
人間や自然の中にしか神
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.6

すべてが衝撃作とはいかない、というレビューに何となく納得してしまった。

強くて自由な母親、モンスターのような長男、ゲイ、家族の愛の形ーーーこれまでの映画の主題を今作品の中にも色濃く感じます。
映像、
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.3

霧の夜、子グマと星を数えながらお茶をしに出かけるハリネズミの冒険。ハリネズミと一緒に、怖くてでも優しい動物たちの潜む霧の中を進んでいきます。観られてよかった。

話の話(1979年製作の映画)

4.0

絵本作家の先生におすすめされていたアニメの神様。夢を見ているような映像詩。ようやく観られました。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

後半にいけばいくほどおもしろくなってきます。
今のドイツにヒトラーがあらわれたら…それが日本だったら? 思ったより容易く私たちの心を捕らえるかもしれない。そんな想像をさせてくれる映画です。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

やっと観られた(^ ^)
戦争の時代を生きたふつうの人のリアルな一生にそっと寄り添うような、優しい映画です。ひとの優しさを信じたくなる映画です。素晴らしすぎる。