Saaaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Saaaaa

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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

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ドキュメンタリーにしては重くなりすぎず、編集の仕方で終始楽しめた。

砂糖には、アルコールやニコチン、コカイン以上に中毒性があると聞いたことある。それらには20歳から、◯歳からという年齢制限があるが、
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.1

自分が普通じゃないってわかっているのに、普通の装いをして、装っていない普通の人から好かれて、仮に成立したとしても息苦しさで長続きしないんだろう
自分の範疇で背伸びをせずに、普通は〜である、普通は〜と気
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

4.3



正直、若い子たちのカップルの服のお揃いはイタイって思っちゃうのに、こんな70数年の夫婦が手を繋いでお揃いの服を着てるの、微笑ましいな、無意識に口角が上がる

若いカップル達が衣服として、目に見え
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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普段、アクション映画を見ない私にでも楽しむことができた、そして、濃かった

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.9

ひたすら映像が美しい。
ノスタルジックな台湾の街、ネオン、その中で一番好きなのはタバコに火をつける瞬間。

パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

4.5

表情、人柄、無邪気さ、音楽の才能以外にもこんなに人を魅了する人を初めて見た。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

生々しい、こんな、こんな邦画を夜中に見てダラダラ浸ってる時間が一番”夏”だなぁ




冷蔵庫の扱いだったり、肘つねられ後だったり、どこで心変わりしたのだろう。

“夏”を感じたくなったらまた見よっと
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写真家ミック・ロック ロック・レジェンドの創造主(2017年製作の映画)

-

永遠にどタイプすぎる写真やら映像ばかり幸福な時間だった


この人自体の生き方は”ロック”であると捉えることもできるし、周りの倒錯した唯一無二の存在に憧れを抱き、ロックスターたちを追いかけ続けてそんな
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.1

自分たちの子どもが欲しかった家庭、養子縁組に子どもを出さなくてはいけなくなった方の家庭と、一方的に描かれておらず、両方の視点で見ることができたことに、この映画の価値があった。
どちらも経験をしたことな
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.6

最初のLINEですでに、みほの提案を全部否定せずに合わせてるところが、ザ 喪男って感じがして、ああぁぁとつい声が出た。
相手のことを好きで傷つけたいくないのだろうけど。

しばらくは微笑ましくて口角上
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未成年(2018年製作の映画)

4.1



安易な気持ちで責任感もなくて不倫するだなんて、しまいには逃げてしまうなんて本当に最低すぎて、特にアッパが面識もない男子たちに殴られてるシーンには清々した


それと、妊娠中に、こちらに愛があるのか
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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

4.1

ハーコートの恋している顔に私まで胸が高鳴った。可憐で愛らしくてきゅんとした。

純愛ってやっぱりいいもんだなぁ

同性愛者、共産主義者がどちらとも、社会的に排除対象であり、隠さなくちゃいけないとされて
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監督失格(2011年製作の映画)

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ふと、Simone de Beauvoirの”人は女に生まれるのではない、女になるのだ”の言葉が脳裏に浮かんだ、そんなドキュメンタリーだった


にしても由美香さん、可愛らしい女性だなぁ

愛がいっぱ
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極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

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こんなにマジマジと人間の出産シーンを見たことが初めてで、今までの個人の性愛論、マセまくってた未成年の子のことも忘れかけそうになった。

そして、個人的に、子どもの前で喫煙するシーンはちょーっと気になっ
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

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ただただ、彼の色彩感覚が好き。


非日常や決められた作られた風景から写真を撮ったり生み出したりするわけではなく、日常の中から自然さ、生き生きした人間の表情を抜き出すことができるのが天才的だと感じた。

ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

4.6

芸術療法の可能性についてより興味が深まった。

私が現在、大学で音楽療法を学んでいて、同じように芸術を用いた療法としてこの映画を見た。

冒頭、華やかなクラシックが流れている最中での荒々しい映像に頭が
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5




正直、子どもを設けたあとも、働きたい意思はあるのだろうが、なぜそこまでして働きたかったのかわからなかった。

社会一般の女性の中には、働きたくないから子ども育児をしたいという消去法的な考えの人を
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.7

どういう心境で見たら良いのか、着地点がないまま終わった。

社会から見て〜、規則的に、法律が〜、
第三者はそればっかり言う。それを言わないと無法地帯になりかねないから仕方ないとして。

たしかに、子ど
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0





今一番生々しい、生々しい、生々しい
いや、生だ




出張に、彼女のオススメの本を持っていって、その本を車のトランクに置いて行ったところからすれ違いが始まったようだ

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.2

性欲に流されたらとんでもない大きなものを失いますよというメッセージとして受け取った。
出演してくる、口がうまい男はクズばっかりで、口がうまくなかろうが気持ち悪い奴が多くて、こればかりは映画だけの話では
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ドン・キホーテ in Cinema(2021年製作の映画)

4.5

ピンクの靴下がやけに現代的であった。あえてピンクを選んだ理由を知りたい。
生でバレエ見るよりも、バレリーナたちの表情がよく見えたことが映画館で見てよかった。
客席から見て舞台の左上には話をしてらっしゃ
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蝶の舌(1999年製作の映画)

4.2

ラストシーンで涙が溢れてしまった。
中盤からラストにかけて先生を裏切っていくごとに徐々に胸が痛くなってしまった。


物事に人一倍興味がある頭が良い子どもも、社会一般的に”良”とされている方へ引き寄せ
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.0

 暴動のシーン、リアルなニュース映像見てるのかと思うくらい生々しさがあって、引き込まれて見てしまった。
 酒とヤクと女とバイクと激しい音楽に塗れて浮き沈み激しい人生、悪くはないなぁ
 映像の荒さが時代
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恋する遊園地(2020年製作の映画)

-

対物性愛として理解した上で見たけど、これが対 人としても、この熱の注ぎ方はホラーやなぁ。異常。

こちら側は意思疎通できていると感じていても、相手側はどう思ってるんかな?
若干ストーカーちっく。

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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

4.0

 ここ数日、お金を稼ぐことやその他試験勉強のために泣く泣くピアノを弾くことから、仕方なく離れていた状態に置かれていた。その間の私の精神状態は異常であった。今日このドキュメンタリーを見る前にしばらくぶり>>続きを読む

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.8

景色や服装、内装がひたすら美しい。



これ見て会いたくなる人がいた。
こう言う結末を望んでいたのかなぁ。

砂の器(1974年製作の映画)

3.8

“宿命”とは?


この映画はラストシーンよりも、それに関する過程が好きであった。この昭和の街並みや人物たちに思う存分浸れるのは非常に魅力的である。
それにやっぱりこの時代には赤色がとても映えているな
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

4.2

最も官能的だと感じたのは、階段を降りる女性の足首を掴んだところであった。

そして定さんの低い声と、この時代の映画の話し方がマッチしていてセクシーだった。
この、倫理観が病的にぶっ壊れてる耽美作品好き
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ルクソーJr.(1986年製作の映画)

4.2

よく、あの卓上の首折れ電球を動物のように見立てたなぁ。目の付け所が素晴らしい。可愛らしかった。

さっき、自分が見た映画音響の世界の映画を見て、この時代によく作れたなぁととても感心し記憶に残っていて見
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.3

豪華

 私達が当たり前に見ている映画の、音響効果について時代と共に携わったプロフェッショナルな方々とより鮮明に学べることは、とてつもない経験となって、痺れた。 

 普段音楽に気を配って聴いているつ
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エレファント(2003年製作の映画)

3.8

同じシーンを物理的に色んな角度から見ることによって、より鮮明に頭に残り、より日常感が増して見えた。


そして、作中に流れてくる、テンポの遅い暗いクラシック音楽を流すことによって、突発性よりかは、なだ
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(2007年製作の映画)

3.7

ただ、登場人物みな、健康的に日焼けして、美しい情景、音楽があった。

思春期まっただ中の、性に対しての興味や葛藤のようなものが美的に描かれていた。

はちどり(2018年製作の映画)

5.0

さて、心まで知ってる人は何人いるんだろうか。

それに、好きだと言ってきた相手のことを知ろうと相手に寄り添おうとして、突き放される現実に心臓が握り潰された。



ただ、好き、なんとなく好きっていう曖
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

4.3

自分の行っていることに一途になれて、大事な人のために、感情を掻き立てられて剥き出しになって。素敵。こんな歳の取り方をしたい。継続は力なり、まさに理想的な人生。

他人から評価されるために生きるのではな
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