じゃっくさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

じゃっく

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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

感情移入出来る出来ないの問題じゃない。自分は無宗教だとか関係ない。知らなくちゃいけないんだ。試験のために覚えた日本史の教科書の内容が そこにはある。ただの資料じゃない、現実にあったことなんだ。‬
‪ス
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

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生まれて初めて観たアクション映画。この作品に出逢ったからこそぼくは映画を好きになった。幼心にジョン・マクレーンに憧れ、日曜洋画劇場の録画を何度も何度も観返し、ひとりでダイハードごっこをやって…。ぼくの>>続きを読む

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.0

何が善で何が悪なのか。正善であることが完璧なのか。完璧な世界とは何なのか。
孤独な人生を歩んでいた2人が 心を通わせ共に歩み始めたとき、そこに彼らだけの“完璧な世界”が生まれた。

エリザのために(2016年製作の映画)

3.0

レビューのまえに ひとこと。
この作品は100人観て100人が良いっていう系の作品じゃないです、むしろ好き嫌いがめちゃくちゃはっきり分かれると思います。そのことだけは理解した上でレビュー読んでください
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

5.0

神話と化した あの伝説の作品『マッドマックス 怒りのデスロード』がモノクロ上映で帰ってきた。

結論から言おう。
完璧だ。これこそ私たちが求めるマッドマックスの真の姿だ。

色を失ったことで、どのよう
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

様々な面において希望を失っている彼らが 「死」を知ることで 新たな世界への一歩を踏み出す。誰もが通ってきたであろうこの道、いつの間にか記憶の奥底に眠ってしまった あの頃の淡い思い出が鮮明に蘇る。‬>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

まさかこの作品を映画館で観られる日がくるとは。公開50周年記念リバイバルIMAX上映行ってきました。これほどまでに貴重な体験をできたことに感謝しかない。



映画本編で描かれたものだけを映画だと言い
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

4.5

ぼくの “好き”要素が120%の密度で結集した神映画でしたわ✋

そりゃエマ補正は当然のようにかかってるけど、もっと映画的な面での“好き”要素が強すぎる。
語りOP・EDとか、あっちではあんなことし
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

気持ち悪い。怖い。もう観たくない。生理的嫌悪感が半端じゃありません(褒めてます)。サイコパスをここまで完璧に演じられる演者は殆どいない。香川照之の怪演が今作のレベルを格段に引き上げる。

正直納得いか
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

音楽と愛に生きたトランペッターの堕落から更生までを描く。生まれながらにしてブルーであり、自堕落な人生を歩んできた。しかしそのような過去が存在するからこそ、彼の歌声と旋律には哀愁が漂い ゆらゆらと揺れ動>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

求めている要素が確実に色濃く描かれ、恐怖よりも快楽を強く感じる。怖いんじゃない、楽しいんですこの映画は!!88分と短尺ながらも物凄く濃い。最高なんです。もうね、観てて興奮するんですよ。


暗闇に張り
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

4.0

極限の孤立感の中、迫り来る恐怖にただただ怯える。普通に怖い。海キライ。
また、想像以上にロジカルな展開がなされており、それほど違和感もない(鮫の生態とかそういう話じゃなくて)。
まぁそんなことよりブレ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

とにかく秀逸な演出と森田剛の圧倒的演技力に支えられている。光を失ったあの視線に背筋が凍る。めちゃくちゃおっかねぇよ、完全にイっちゃってる。凄まじいとしか言いようがない。やべぇ。日常のなかに忍び寄る狂気>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

己を持たない女性が自分の足で力強く歩み始めるまでを静かに描き切る。
真偽のわからない虚構空間に居るような感覚に陥り、現実に戻ったその瞬間 今まで認識しえなかったものに気づく。ありえないようだが、普遍的
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

結果からいえば、すごく惜しい。

スプラッター表現やゴア描写においては、“邦画”という前置きなしでも超一流のゾンビ映画であり、日常に侵食した恐怖が見事に描かれた傑作であることに間違いない。心の底から気
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.5

監督の我妻自慢映画も遂に幕を閉じてしまった。シリーズ通して僕が求めていたのは唯ひとつ。“頭の悪さ”だけ。まぁ期待通り今作でも健在でしたね笑 「脚本なんて関係ねぇ。ビジュアルで勝負だ!!」と割り切った>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

不器用ながらも確かな愛情が包み込む。

演出の巧さは確か。さすがジョンラセター。巧いっす。

でも正直なところ、動機付けに違和感。地上波だからカットされてたのかもしれないけど、もっと色濃く描くべきだと
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

すごいや…言葉にならん……てか言わなくてもわかるでしょ。今なら死んでも構わない。“新たな”SWが誕生した。今までのSWじゃないんだよ。ライトセーバーもジェダイもフォースもろくに出てこないし。でも紛れも>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.5

言葉なんていらない。すべては拳で語り尽くす。

憎しみ合い確執を抱える2人。彼らが命を懸けて拳を交えるなかで見え始める微かな光。試合終了を告げるゴングが高らかに鳴り響いたリング上には、兄弟の究極の愛の
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めまい(1958年製作の映画)

4.0

ヒッチコックのエロさが一際滲み出た作品。撮り方がエロいんです。いや、褒めてるんですよ?ほんとにエロいんです。もちろん良い意味ですよ?撮影技法なんて変態的ですもんね。褒めてます。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

全く噛み合わない会話のなかで 抑えきれない感情が溢れ出す濃密な時間。絵画のように美しく、脳みそが処理しきれないほどの圧倒的情報量を誇る言語・映像表現。あらゆる演出が浮き彫りにするドランの超感覚的・天才>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.0

人は 誰もが心の底に深い悲しみを抱き誰もが心の癒しを求めている。

20秒の勇気 が人生を変える。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.5

何の接点もない 心に重圧と苦悩を抱えた5人が 真正面からぶつかり合いながらも、徐々に自らを曝け出し他者を認め ありのままの自分を見出していく。

“自分とは何か”

すごく単純だけどすごく難しい。でも
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