skynetさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

skynet

skynet

映画(363)
ドラマ(0)
アニメ(0)

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

ウルトラマンは子供の頃よく見ていただけに、庵野さんがどう言う味付けしてくるのか期待と不安があったが、オリジナルのイメージを崩さずに現代風にうまくアレンジしていたと思う。

ただ、2時間の尺の中にTV版
>>続きを読む

フラットライナーズ(1990年製作の映画)

3.5

タイトルが何かカッコいい感じだったので、ブレードランナー的な映画かと勝手に思い込んで観たら、医学生が臨死実験をするのを描いたもので、SFではあるが方向性はだいぶ違うものだった。

フラットライナーズと
>>続きを読む

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

3.6

アメリカ大陸を横断して新たな土地に引っ越そうとしている夫婦が、トラブルに巻き込まれるのを描いた映画であるが、アメリカの田舎ってひたすら荒野が広がっているので、そんなところで車が故障してしまったら…まし>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.6

飲み過ぎてどうやって帰ったのか記憶は無いのだけど、とりあえず朝起きたら家だったなんて事は誰でもあるはず。でも、記憶を無くす前に怖い出来事があったり、目覚めて自分が血まみれだったりするとすごく不安になる>>続きを読む

フライトプラン(2005年製作の映画)

3.3

前半のサスペンス感が、後半だいぶ失速するのが残念な感じがした。
オープニングから何やら主人公周辺に違和感があり、それが飛行機内での出来事につながって、もしかすると物凄いどんでん返しが来るのかと期待して
>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.8

スペクタクルな歴史物は今まで食指が動かなかったのだがとりあえずで観てみたら、オープニングの戦闘シーンとバックに流れるテーマ曲でしっかり引き込まれてしまった。やはり出だしは肝心である。

ちょっと引っか
>>続きを読む

スターリングラード(2000年製作の映画)

3.6

ロシアによる侵略戦争がリアルタイムで起こっている現在、この映画はとても感慨深い。
第二次大戦の1942年スターリングラード攻防を描いた映画であるが、ナチスドイツがソビエト連邦内に侵攻しつつある情勢は今
>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

ストーリーは予想通りなのだけど、フランス座の雰囲気や仲間とのやりとり、そして師匠との師弟愛がとても心地よく温かい気持ちになれる映画だった。

こういうのって必ず裏切りとか嫉妬とか他人を蹴落とそうとする
>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.3

オープニングの狙撃シーンは良かったのだが、全般通して思った程には心に刺さらなかった。
狙った相手が本当に敵なのか葛藤するシーンなど、狙撃手ならではの苦しみを描いた映画を期待していたが、スナイパーライフ
>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

リーアム・ニーソンのこの系統の映画は期待を裏切らない。今回も通勤電車という閉鎖された空間の中で犯人の策略に巻き込まれて…という話なのだが、何とも謎めいたところが良い。

元刑事で今はしがない保険外交員
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

前作の続編ではあるのだが何か違う。「マッドマックス2」を観た時に感じたのと同じで、一気に世界観が進んでいて戸惑った。
ゾンビは恐ろしくはあるが、集合体としての恐ろしさしかなく、対処方法もある程度できて
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.6

主演二人の結婚で思い出して鑑賞。恋愛どっぷりなものは苦手なのだが、本作はその辺は程良い感じで、すれ違いの湿っぽさも意外と少なかった。

平成元年生まれの主人公たちの13歳から令和元年までを描いているの
>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.3

あまり好みのジャンルではなかったのだが、誘われて映画館に観に行ったら、思いのほか楽しめた。

この映画が特殊なのは観客の年齢層がかなり高目であること。この年齢層って、声に出して相槌を打ったり、映画の一
>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

2.8

結末が有るような無いような微妙な映画。
特段の盛り上がりも無く、終盤に“ある秘密”が明かされて終わるのだが、そこが盛り上がりポイントだったかと言われると、うーん、自分はそれに乗れずに微妙な感じのまま終
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

とにかく斬新なホラーだった。
全く情報無しで観たが、この話はどこに向かってるの?誰がメインの話なの?と何度か迷わされた挙句、ラストでこういう系のホラーなのかとやっと分かるので、そう意味ですごく斬新。
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

本作はグロとか胸糞悪いとかで評判だったので、配信されるのを待っていたのだが、やっと観れた感想としては、グロさはあるけど、どちらかと言うと何処かの異様な儀式を体感したという感覚の方が強くて胸糞の悪さはそ>>続きを読む

サクラダリセット 後篇(2017年製作の映画)

2.5

前編を観たので、その勢いで後編も鑑賞。
登場キャラの能力を組み合わせることで、敵と闘う頭脳バトル的なところは前編から引き継いでいるのだが、今回は話が全体にスッキリしない。

超能力者の街「咲良田」が出
>>続きを読む

サクラダリセット 前篇(2017年製作の映画)

2.9

原作やアニメは観ていないのだが、背景となる設定が分からず少し引っかかるところがあったので、能力やその制限くらいはざっと把握しておいた方が良いかも。

特によく分からなかったのが、主人公の浅井ケイに攻撃
>>続きを読む

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

飛行機の閉鎖空間で事件が起きるフライトものはもともと好きなのであるが、本作は次々とスピーディーに事件が起こるので、最後までダレずに楽しむことができた。

リーアム・ニーソン演じる航空保安官が奮闘するが
>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

2.9

劇場の予告で観たいと思っていた映画であったが、少し予告にミスリードされていた感あり。

曜日ごとに人格が異なる設定は思っていた通りだが、もっと人格間がスマホ録画でやり取りして、居なくなった水曜日を探す
>>続きを読む

ヴァイラス(1998年製作の映画)

2.6

発想は素晴らしいので、本来はもう少し頑張れたと思うのだけど、チープなモンスターに全てのプラス要素を持っていかれた感あり。

宇宙ステーションが電磁波の塊みたいなのに侵食されて、さらに海上でその宇宙ステ
>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.2

今までのガンダム系の延長上のモノくらいの感覚で映画館に行ったら、それを遥かに超える素晴らしい作品だった。自分の中のアニメ映画の限界点を崩された感じである。

作画がリアルでも人物がアニメちっくだったり
>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.9

いつも殺伐とした映画ばかり観ていると、たまにこういう映画が心に響く。老夫婦の40年間を共に味わえる温かい映画で、年月について考えさせられたり、ホロッとさせられる場面が多々あった。

二人の出会いや、部
>>続きを読む

ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.1

ヒッチコック版は観ていないので比較はできないが、サスペンス物として結構ハラハラ出来たし、本作もなかなかの良かったと思う。
ただ、ラストは自分としては今ひとつかな。

浮気している資産家の奥さんを殺して
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.3

自分はスパイダーマン系はちょっと疎いので、ヴェノムの位置付けもよく知らないのだが、単品物として観ても十分楽しめた。

宇宙探査船が液体状の生命体の“シンビオート”を地球に持ち帰ってきたところから、物語
>>続きを読む

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.2

サイコスリラー物であるが、相手の家庭に巧みに入り込んで、自分の本性に気付いてしまった人物を罠にかけて排除する所などは何かに似てるぞ?「エスター」じゃん、でも、ちょっとパンチに欠けるなあという感じ。>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.4

前作に引き続き、自分としてはホームズとワトソンのキャラ設定には違和感があるのだが、とは言え、自分はホームズ物でもモリアーティが出てくる話は読んでなかったりするので、ホームズの冒険ものってこんな感じなの>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.3

出だしからこれじゃ無い感が溢れて来るが、スピーディーな展開に流されるまま観ていたら、意外とこれはこれでアリかもという気になった。

ホームズやワトソンは小説を読んだ人なりの固定イメージがあるが、最初の
>>続きを読む

悪の法則(2013年製作の映画)

2.9

難解というか話の展開に今ひとつ付いていけなかった。でも、主人公の弁護士が婚約指輪のダイヤを奮発してしまい、その分お金を儲けようと麻薬取引に出資したことから悲惨なことになったのは理解できた。

劇中、マ
>>続きを読む

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.5

観終わって思ったのは、これはこれで面白いけど、タイトルから期待していた内容ではなく“あの“ジャンルの映画だったんだなということ。
もはやメイズ要素はなくランナーでしかない。

序盤は主人公達が収容され
>>続きを読む

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.0

迷路の中をもっと彷徨いまくる映画と思っていたら、迷路にはグリーバーとかいう怪物がいて自由に歩き回ることはできないようで、もっぱら巨大迷路に囲まれた中央の原っぱ生活がメインなのがちょっと拍子抜け。

>>続きを読む

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.7

パッケージ画に惹かれていつか観たいと思っていたが、アマプラで見つけてやっと鑑賞。
怖さは程々でビビリな自分でも大丈夫なレベル。
観終わってみると怖さより切ない気持ちの方が強かったが、怖さを煽るためか各
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

近々仕事でインドと関わりそうなので、ムンバイというタイトルに惹かれて早速観賞。
そしたら、またデヴ・パテルさんじゃないですか、インドというと必ず彼が出てくるなぁ。

映画の内容は、実際に起きたテロ事件
>>続きを読む

スターゲイト(1994年製作の映画)

3.0

古代遺跡から異星人へとつながるストーリーは、新しい発想でなかなか良かった。

でも、本筋とは関係ないところで感動したりして。オープニングに出てきた考古学者と幼い娘が、66年の時間が経過しその娘がお婆さ
>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

1.9

いやぁ何ともな残念感。_| ̄|○

ホームズ&ワトソンのコンビとお嬢様探偵の推理対決を期待して観たら、ホームズこと中村理也は早々に離脱。そして思ってもいなかったゾンビ映画になっているし(しかも、ゾンビ
>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

気軽に楽しめる映画で、凄く面白かったとまでは言えないがクスッとさせられところは随所にあって全体としては良い出来だと思う。

中井貴一、草刈正雄ともにキャラに既視感があるが、安定したとぼけぶりで良かった
>>続きを読む