obaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ターミネーター4(2009年製作の映画)

4.1

アレな3の直後に見ました。

舞台は「審判の日」後の荒廃した2018年、CG技術が追いついたのもあってハードミリタリーものとして新境地に辿り着けてる気がしてます。画面も後の世界侵略シリーズに繋がるよう
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

かの有名な「親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーン」「I'll be back.」のやつ。
次元が違いすぎて圧巻の一言です。

前作でカイルと交流、T-800と戦ったサラの前作とは別人のような鬼気迫
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ターミネーター(1984年製作の映画)

2.7

ぬるスリラー。
カイルの戦闘スキルから見るに2029年のレジスタンスは有利に戦いを進めながらも鍛錬を怠らない有能組織だったっぽいですね。

筋肉がない状態のリンダ・ハミルトンを見ると、鍛える時間を用意
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.3

スティルウォーターがその後売れたのか、ウィリアムはライターになれたのか、ペニーと結ばれたのかは神のみぞ知る。
特にオチはないあたりがまるで本当の青春のよう。
ペニーがラッセルをも翻弄させるウワテなのは
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.4

副題のサンダードーム要素は少ない。
マックスの男女平等パンチが気持ちいいが、結果的に人助けになってしまってはマッドではないのでは…?2から言えることですが。
暴走はヒャッハーじゃないんか…?

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.2

クローン技術があっても、エアカーがあってもスマホはないしドア開閉はスイッチ式の、今では「あったかもしれなかった」2019年の姿。
重苦しい雰囲気ながらも夕日が差し込む社長室や雨の中の決闘など印象に残る
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

緻密な世界観、最先端の研究・考証に基づいた美麗な宇宙表現、そして家族愛、1回目を見てからだいぶ経っているので2回目を見てまた評価したい。

2回目。
ガルガンチュアや事象の地平線の向こうなど、CG表現
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

責任を追求したい委員会に詰められるトム・ハンクス扮するサレンバーガー機長の、街では誰もが自分を英雄と云うが故の、境遇を理解され得ないなんとも言えない孤独感がつらいです。イーストウッドはイヤな人間を撮る>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

3.6

得物は猟銃。
あからさまなCGは控えめに、起きていることはそのまま起きているように撮られていてスリラー映画の入り口としては上等。
パンパンうるさいのでパニック要素が大きい、犯行もほとんど撃つ・殴るだけ
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.9

イカれ野郎のテリーを殺害した後のブッチ&フィリップの道中は、
・手当で釣って店員を笑わせる店
・子供より新車が大事な家族
・アジアンっぽい情婦(絶妙にブス)
・DV親父の農家
と、明らかに題名「パーフ
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マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年製作の映画)

2.8

母より与えられたものは誰にも奪えない。
母を売った者は死者も同然、剣を向ける理由はない。かっこいい。これで言うこと聞いちゃうのはやっぱ戦時下の民衆は精神的に不安定で影響されやすくなるのかなって。
死体
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

5.0

禁酒法下のアメリカ、違法酒を仕切るマフィアとそれを取り締まる役人の正義なき戦い。
視点と地形を活かしたガンアクションが迫力満点。オスカーの覚醒、ジムの家での最期の銃撃戦、法廷でのネスの追撃戦と枚挙に暇
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.4

カーチェイス、爆発、FBIが出てくる星の数ほどある映画のひとつ。バディもの。おもろいから見ちゃうよね。
吹き替えのデュークは根暗感がすごい出てて名演です。
元嫁のくだりバッサリカットでもよかった気がす
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ブタがいた教室(2008年製作の映画)

3.6

命を奪っていることを背負った上で人は肉を食うし加工する仕事をする人がいるのを初めの子供達は微塵も知る由もないのだけど、段々と議論のレベルが上がっていくのが良かった。
集団に晒されまくってストレスを感じ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.6

デニーの弟としか見られてないことに苦悩するゴーディの姿だけで4.5はつけれる。

学生の時の仲間内ではテディみたいなやつとバーンみたいなやつが多かったしクリスほど達観してバランス感覚の優れた人間はいな
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.4

ピカっとの後の刷り込みに混じるジョークが一番このシリーズで面白い。

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.4

虫嫌いなので鳥肌立てながら見ました。

かっこいいです。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.5

原作未読。
主題歌は色んなところで耳にしすぎてもう感動はないし、タイトルからしてSF要素があるだろうとの心持ちで見始めた。

「ベンジャミン・バトンに色つけた作品」という評が言い得て妙。

開始数分で
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.0

ゴリゴリのウィットとジェットコースターのようなメタ視点への転換。
話自体はジョークの得意なおっさんがJDと付き合ってJDは夢とドラッグに憧れ別れるというだけの会話で埋まっていなかったら本当に空虚な話。
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.3

「怪しい男」と印象付ける行動を取らせる、犯人とマニーのメモを混同してもおかしくない筆跡鑑定などの確信犯的な警察の捜査や、記憶違いで人生奪いかけても悪びれない証人の女たち、精神を病んだローズは作中では完>>続きを読む

冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

3.0

これほど完膚なきまでにシリーズ・映画で詩羽と英梨々との恋愛に決着をつけてもどこか納得できない俺たちがいる。
こうして我々はこの作品の養分となる。

朱音のただのボスの一筋縄ではいかない姉貴肌かつ狂言回
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ラブライブ!The School Idol Movie(2015年製作の映画)

3.5

劇場新曲とμ'sの物語の結実がセールスポイントなので、単品で見るくらいなら曲だけ買う方がいいかと思います。
まあただその楽曲が時代獲れるJPOPなんですが。
「Hello,星を数えて」は永遠の名曲やで
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ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY(2000年製作の映画)

3.8

TV放映版でテーマとしては伝えきったので設定回収的な役どころ。設定厨的にはそこまでしてくれるんですか!?!?なおいしい映画。

ティガに光を与えた女の生まれ変わりだったがために生身で敵地に突入させられ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

5.0

小学校卒業ちょっと前くらいに観て奥華子にハマったり恋愛観を拗らせた全ての元凶。

入道雲に青い空、路面電車の踏切、どこまでもノスタルジックな風景に浮く影のない、それでも確かに温度を持ったキャラクターた
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.4

雨と雪が生まれてからすぐの幼少期の花の頑張りの描写が丁寧。
おかげで姉弟に支え合って生きていってほしい花の苦悩に宮崎あおいさんの演技も助けてしっっかり没入。

それぞれが狼が混じっていることを受け入れ
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劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ(2003年製作の映画)

4.3

懐古とか思い出補正コミコミ上等ですがポケモン映画で一番「友情」を美しく描いてる気がします。正直ミュウツーより好きです。

マサトはテレビシリーズと同様にワガママ放題でダメダメなんですが、それを優しく包
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

あまりそういった方と身近でないのでどうも精神崩壊エンドはズルくないか?と思ってしまうのですが、

CGをわざわざ使わないで、けど実写では不可能な内容を描いていて、正しくアニメ映画だと思います。

岩男
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

2.4

がんーばーれー…

佐藤玲ちゃんが可愛い。池松壮亮の顔が良い。
原典の詩が綺麗なのでそれで十分かなぁ。

私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

2.7

脳が破壊されます。

序盤でしっかり仲睦まじく描いてるものだから受け入れてもらえない喪失感とのギャップが深い。NTR嫌いだけど上質なNTRだと思う。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

後半の答え合わせが愉快。
壮大なテーマではないけどなんとなく熱くなれるような。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

少年非行は社会が生む悪ですがこれはワルすぎる。
独創的なオブジェ、狂気の表情、雰囲気を構成する要素が何から何まで惹きつけられるものばかり。
観後感はよくないけどなんとなく情けなくて吹っ切れたくなるよう
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

お客様だよ!!
をはじめとした様々なパロディの元ネタということで。

少女二人と血の洪水の画がおしゃれ。
主人公が発狂するパターンのホラーはこれが初めてだったので新鮮でした。

凍死したジャックの顔お
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.5

何年か前に友達の家で集まってDVDで見ました。

エッチできそうになったのに女の子がゲロ吐いて台無しになるとこめっちゃすき。

映画 ギヴン(2020年製作の映画)

3.5

ラストの雨月の「置いていかないでくれ」という感情に原作で一番心惹かれました。
BLは男性的な考えを持った男性の恋愛を描くので、しっかり共感できる部分がある。

しっかり歌から入って原作再現した「夜が明
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アマデウス(1984年製作の映画)

3.8

何年か前に。

天才を天才と言えるのもまた立派で残酷な才能。
誰の役に立つかわからない才能も積み重ねていれば誰かの役に立つかもしれないね。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

謀略、暴力、知識、友情、希望全部盛り。
ヒューマンドラマの究極を見てしまった。