まーしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

まーしー

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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.5

シリーズ最終章をようやく鑑賞。ミラ・ジョヴォビッチが演じるアリスと、アンブレラ社の過去が明らかになる。
映画の冒頭でアリスが「これは私の最後の物語」と語っていたが、その理由がよく解った。

個人的には
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.0

報道のあり方をテーマとしたスリラー。
事故や事件の現場を撮影するフリーカメラマンが、スクープ映像を入手するため、徐々に行動をエスカレートさせていく。

ジェイク・ギレンホール演じる主人公の行動は「常軌
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

2.0

内容、映像、メッセージのいずれを取っても、他にはあまり類を見ない衝撃的な作品。鑑賞後に疲れがどっと出て、半ば放心状態になったほど。

父親から性的虐待を受けている女性。ある日、家に宅配に来た男性と恋に
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キング・コング(2005年製作の映画)

4.5

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督によるリメイク版。
1933年のオリジナル版は未見のため比較はできないが、本作は同監督らしい圧倒的なスケールでキング・コングを描いている。
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

以前から気になっていた作品。『パラサイト』のポン・ジュノ監督作品ということで鑑賞。漢江の怪物にさらわれた娘を取り戻すため、家族が立ち上がる。

ジャケット写真を見た時の先入観からか、長年、モンスターパ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

シリーズ第2作。「ハリポタ」シリーズの前日譚ということもあり、本作より若き日のダンブルドアやマクゴナガル、ホグワーツ城などが登場する。懐かしさからか、ところどころで興奮や感動があった。

今回は、主人
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ANON アノン(2018年製作の映画)

3.0

舞台は近未来。人々の記憶が全てデータとして管理され、時には検閲される時代。
一級刑事を演じるクライヴ・オーウェンと謎の女性を演じるアマンダ・セイフライドが、殺人事件をめぐって駆け引きを行うストーリー。
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.0

栄光、挫折、そして再起という王道の人間ドラマ。王道であるが故に、安心して鑑賞できた。

この作品の最大の見所は、主演のジェイク・ギレンホールの演技だろう。素晴らしい。体を絞り、ボクシングをする姿に全く
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

2.5

リオデジャネイロを舞台に、一段とアクションも派手になった本作。これまでのシリーズのヒットを受けてだろう、これまでの登場人物が集結し、スケールも大きくなっている。

特に冒頭の列車からの窃盗シーンは圧巻
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ソウ(2004年製作の映画)

4.5

有名シリーズの1作目。約10年ぶりに再鑑賞したが、やはり傑作と呼ぶにふさわしい作品。ラストの衝撃は記憶に残っていたが、改めて観ると、伏線の回収の見事さ、清々しさに気づかされる。

本作の見どころは、2
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.0

コミカルな内容とシリアスなテーマが見事に融合した作品。他のレビュワーも触れられているように、コメディタッチながらも重い内容だった。

本作のテーマは、パーキンソン病患者を愛するという事。
ジェイク・ギ
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.5

上質なラブコメ作品と言えるのではないか。様々な人間模様を描いた、笑いあり感動ありの佳作だと思う。

映画は、冴えない中年男性が突如、妻から離婚を言い渡されるところから始まる。自暴自棄になっているところ
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マージン・コール(2011年製作の映画)

4.0

リーマン・ショックの舞台裏を描いた金融サスペンス。モデルは2008年に経営破たんしたリーマン・ブラザーズ。
ケヴィン・スペイシーやポール・ベタニー、デミ・ムーアら有名キャストが出演しているにもかかわら
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恋の罪(2011年製作の映画)

2.5

園子温監督の作品を初鑑賞。独特の世界観。良くも悪くも後味が残る作品。

元ネタは1997年の東電OL殺人事件。渋谷のラブホテル街で女性の惨殺された死体が発見されるところから、物語は始まる。

本作に登
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

言わずと知れた名作を再鑑賞。
トマス・ハリス原作の同名小説の映画化であり、アカデミー主要5部門を受賞した本作。

ストーリーは、女性を狙った連続猟奇殺人事件の真相を暴くというもの。
「バッファロー・ビ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

安定の三谷監督作品。笑いあり感動ありの喜劇だった。

あらすじは、政権支持率2.3%の総理大臣が記憶喪失に陥るというもの。暴言やセクハラ、動物虐待など数々の悪行を繰り返してきた総理が、記憶喪失後、誠実
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.5

USJ効果もあって、わが国では市民権を得たと言っても過言ではないミニオンシリーズの第1作。
愛くるしいキャラクターで、ミニオン人気に火が付くのも納得。
また、アニメーション技術も素晴らしく、まるで自分
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

第1作のキャストが帰ってきた。個人的には、ポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルが揃ってのシリーズだと思う。

本作は、麻薬密売の真相を暴くため、ブライアンとドミニクがその運び屋になるストーリー。麻薬
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切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.5

深い。考えさせられる。
邦題から予想される以上の、重厚感あるミステリー映画。内容や雰囲気からジョニー・デップ主演の「フロム・ヘル」を想起させるが、決して二番煎じとなっていない。むしろ、作品の深みとして
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.0

フォロワーさんのレビューを読んで鑑賞。もっとおもしろい作品のはずなのに、頭が働いていない深夜に観たせいか、色々と腑に落ちない点があった。鑑賞後にネットで解説を読んでようやく納得。

ストーリーは、出会
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

物語の舞台はイスタンブール発の急行列車。雪崩による脱線事故を起こした車内で殺人事件が発生。容疑者は乗客全員。偶然乗り合わせた名探偵ポワロがこの難解な事件に挑む。

まず、本作のキャストは非常に豪華。主
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

4.0

ベトナムで捕虜となったアメリカ兵を救出するため、刑務所にいたランボーが再び暴れる本作。

前作のヒットを受け、制作費をかける事ができたのだろう、爆発シーンの連続などアクションは派手になっている。脚本が
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

2.0

アダムス家における第3子の誕生、クリスティーナ・リッチ演じるウェンズデーのサマーキャンプでの恋、クリストファー・ロイド演じるフェスターの結婚など、新たな展開があった本作。

前作からキャストは変わって
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.0

「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督の初英語作品ということで鑑賞。
地球温暖化を阻止すべく使用された化学薬品により、再び氷河期に突入した地球が舞台。銀雪の世界を永久に走り続ける列車内での、数
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

予想とは違う展開。ビジネスの世界ではよくある話かも知れないが、身近なマクドナルドの草創期の物語だけに、後味の悪さが残った。

主人公は、マイケル・キートン演じるレイ・クロック。シェイクミキサーを売る冴
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

2.0

シリーズ第3作。時系列で言えば第6作と第7作の間のストーリー。
来日したアメリカ人高校生が、DK(ドリフトキング)と呼ばれる男とカーレースで対峙する物語。

ドリフトの誕生は日本。その日本を舞台に、制
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

さすがクリストファー・ノーラン監督。難解かつ斬新な作品を世に放った。
前もって予習して臨んだものの、一度の鑑賞では精緻まで理解できない。とは言え、意味不明ということで切り捨てることもできない。「もう一
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誘拐犯(2000年製作の映画)

2.0

誘拐した妊婦は裏社会の大物の代理母だったことから始まるアクション。ベニチオ・デル・トロとライアン・フィリップが誘拐犯を演じている。

「ユージュアル・サスペクツ」の脚本を担当したクリストファー・マッカ
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

2.5

個性的なキャラクター、耳に残るBGM、怖さと笑いを兼ね備えた数々のやり取り。奇抜かつ独特の世界観で、今なお愛される理由が解る。

ストーリーは、富豪のアダムス家に行方不明だった兄の成りすましが帰ってく
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.0

約30年ぶりの続編。前作までのストーリーと繋がりはあるものの、本作は単体としても十分に楽しめる。この30年の間の映像技術の進歩だろう、荒廃した砂漠と青空が非常に美しく、夜の景色は耽美的でもある。また、>>続きを読む

ポンペイ(2014年製作の映画)

2.5

火山噴火によって埋もれた古代都市ポンペイを舞台に、恋愛・友情などのドラマを描いた本作。
「タイタニック」を連想させる身分格差の恋愛、「ボルケーノ」を彷彿させるディザスター、「グラディエーター」とも通ず
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

やはりクリストファー・ノーラン監督。難解な内容。いや、ストーリーはシンプルだが、科学(物理)的説明が難しかっただけかも知れない。

物語は、異常気象や食糧難で滅亡寸前の地球と、人類を救うために新しい惑
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.0

警察官を辞めたポール・ウォーカー演じるブライアンが、新たな相棒とともに潜入捜査を行うストーリー。
前作はヴィン・ディーゼルを中心とした友情や義理の話が物語全体のスパイスとなって良い味を出していたが、今
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マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)

3.0

収監されているマンデラとその看守の交流を描いた人間ドラマ。原作は看守であったジェイムズ・グレゴリーの手記「さようなら、バファナ」。
本作は、前半と後半でややテイストが異なる。前半は、ロベン島で看守とし
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劇場(2020年製作の映画)

4.0

いわゆる「ダメ男」の山崎賢人と、純粋無垢に彼を支える松岡茉優。2人のラブストーリーと同時に、夢を叶えることの難しさ、叶えられなかった時の人間の弱さや脆さを描いた人間ドラマでもある。
印象に残ったのは、
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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

シチュエーション・スリラーの代表作ともいうべき作品。
なぜCUBEと呼ばれる謎の建物に見ず知らずの男女6人が集められたのか、その黒幕は誰なのか、そのような説明は一切行われない。どうすればCUBEから脱
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