れいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

れい

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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

原作無しと知っただけで応援したくなった。内容も良く2人の掛け合いだけでも観る価値あり。ラストの寸止め感もわかってる。2人はまだ恋人になる必要はない訳。ただ1つ難を言えば小泉孝太郎とは何もなかったとは言>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.6

何とも気味の悪い不思議な作品だけど、この世界観が好きな人なら更に奥の世界が気になりそう。あの不動産屋の真の目的とかね。その辺が分かればもっと良かったのに、消化不良気味。

すくってごらん(2021年製作の映画)

3.7

不思議な感覚の和製ミュージカルとしては成功したと思うけと、人物描写が浅く感情移入出来るほどではなかった。主人公がラストあっさりと東京に帰りすぎ。関西弁にしては大阪でも京都でもない感じがしたので、後から>>続きを読む

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.7

実話も元にした良くも悪くもアメリカらしい大作。映画館なら集中して観れるからいいけど、途中テンポが悪くだれてしまう部分があった。クライマックスは良かったのにそこまでの流れが残念。実話ベースだとその点、変>>続きを読む

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.7

序盤でうすうす展開が読めてくるけど、伏線回収もしっかりしてて楽しめた。ただ相当ツッコミ所は多いので、その点は気にしないようにした。エンドロール後の映像は続編への伏線か?真剣佑が出るのか観てもいいかも?

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

せっかく感情をコントロール出来るようになったのにそのストレスのせいだとしたら・・何という皮肉。すばらしき世界というタイトルは皮肉なのだろう。役所広司の演技がとにかくすばらしい!もう少し希望のあるラスト>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.1

重厚なオープニングクレジットがカッコいい!ただ内容な重厚というよりは割りとスタイリッシュな感じのやくざ映画。実の家族とやくざのファミリー、そして没落がテーマなのはゴッドファーザーの影響も強い。ラストの>>続きを読む

ノンストップ(2019年製作の映画)

3.7

韓国映画は期待値を楽々越えてくる作品が多いけど、今回はそこまでではなかった。中盤までは良かったのに彼女の正体が分かってからはそれほど無双でもなくドキドキ感が冷めた感じ。気楽に観るには楽しめる作品。

エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

3.8

カリフォルニアダウンで印象に残ったダダリオが主演とのことなので鑑賞。最近では珍しい感じな気楽に観られるラブコメ(下ネタには笑った)。ダダリオの可愛さに普通に楽しめたけど、社長に惚れられたのはルックスが>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

鑑賞直後は色々と胸に迫るものがあったけど、時間が経つにつれて違和感が出てきた。男の方は現実に負け過ぎだし、女の方は理想を追い過ぎ。あれほど理想の出会いをしたのなら、その後に誰と付き合っても物足りないの>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.2

現時点にて実話ベースの韓国映画に外れなし。今作も序盤からの緊張感が途切れることなくクライマックスに向かっていく様は見事!しかしあの大統領の娘の現在の状況を知ると韓国の闇は変わってないのかと思えてしまう>>続きを読む

ひとりぼっちの二人だが(1962年製作の映画)

3.7

久しぶりに古い邦画を某映画館にて鑑賞。今から約60年くらい前の作品なのでみんな若い!浅草が舞台。当時の活気ある雰囲気が伝わってきて浅草に行ってみたくなる。今とは違う言葉使いや話の展開はあるけど、切なく>>続きを読む

AWAKE(2019年製作の映画)

3.9

テンポも良く久しぶりに観た上質な邦画と感じた。人間なら時間が掛かる計算もコンピューターなら一瞬でやってしまうのだから将棋が勝てなくなるのも仕方ないことかも知れない。例えばコンピュータ同士で指してみたら>>続きを読む

チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.8

映画好きにはたまらないネタは多いけど、感想には書きにくい作品。良い作品ではあるけど、何とも切ない。彼女には幸せになって欲しいと思わずにいられなった。「ジプシーのとき」は未鑑賞なので観てみたくなる。

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

会話劇は好きなので楽しく鑑賞。しかしあれだけのことが暴露されたらもっと修羅場になってると思うけど、意外と丸く収まった感じがちょっと残念。しかし東山はドジな役回りでもカッコいいね。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.3

語り過ぎて失敗する作品も多いけど、今作は多くを語らず鑑賞者に素晴らしい余韻を残してくれた。特に中盤のある神話からのラストに掛けての伏線の張り方は絶妙!

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.8

前作とは別物との評判なので多少期待値を下げて鑑賞。良くも悪くも期待値通りの作品。ソンビも沢山出てくるけど、前作ほどの印象は残らず。カーアクション、ガンアクションは見応えあり。

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.2

去年ラストに観た映画がとんでもない出来映え!序盤のオリジナルのモノクロ映像からのカラー映像に変化した時のリアルさに一気に目が見開いた!
戦中のあれだけの悲惨さの中でも戦後自国に帰った後のやりきれない思
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.8

実写版とは別物だけど、こちらはドロドロしてない分、安心て観てられる。けど心に刺さるのはあちらかな。
ジョゼはあれだけ約束しておいて消えちゃうのはダメでしょ。舞台の大阪の街並みがとても綺麗に描かれている
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.5

なかなかの高評価なので期待値高めで鑑賞。映像はとても綺麗で良かったし、声優達も良かったけど、肝心のストーリーは特に目新しくもなく感動することもなかった。子ども向けかな。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

これは「勝手にふるえてろ」と同じような拗らせ系なのでセットで観てみたい作品。自分的にはこちらが好み。とにかく展開が豊富で「勝手に」を越えようという意気込みが良い。臼田あさみも「架空OL日記」みたいでい>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.7

原作未読のまま鑑賞。
テンポも良くラストまで楽しめた。多分ダイジェストな展開だろうけど、原作を読んでみたくなる。ただレイ役の子が棒読み過ぎた。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

久しぶりのハリウッド超大作なので期待感マシマシで鑑賞。長い上映時間にも関わらず、ラストまであっという間だった。残念なのは敵がショボかったこと。てっきりあの石の悪霊みたいのが出てくるかと思ってた。
もし
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ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最近観た音楽ものには外れは少ないけど、今作も良かった。ただラストの展開は都合良すぎだし、あっさり恋人関係になってしまうのにはちょっとね。

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.2

久しぶりに観た高揚感溢れる作品。最近多いテーマではあるけど、ラストまでテンポよく観られる。Netflixの作品ながらせっかくの上質なミュージカル。映画舘で観るのがオススメ。今年のベスト入り。

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.5

渋谷の爆破シーンが観たくて鑑賞。この場面は大迫力で良かったけど、ピークはここまで。犯人の動機もいまいちだし。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.7

吉祥寺プラザで観たせいか、映画館の雰囲気と合ってて懐かしい感じがした。一昔前の青春群像劇のよう。序盤の居酒屋の場面が好み。ああいう風に言ってくれる友だちは貴重だよ。

君は彼方(2020年製作の映画)

3.4

トップ画面がいかにも新海監督風の雰囲気に興味を持って鑑賞。
思った以上に色んな作品(新海監督やジブリ、某ペンギン、某打ち上げ花火等)のオマージュに溢れて色んな意味で楽しめた。しかし肝心のストーリーがい
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.0

この作品、久しぶりの映画館鑑賞。
ストーリーを懐かしく思い出しながら観ることが出来たけど、メカニックな部分はやはり古くさく思えてしまう。それにしてもシャロンストーンの若いこと!こういう気楽に観れるSF
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.6

舞台設定は今なのに原作に寄せてあえて90年代っぽくしたのが、何かもどかしさを感じた。東京が舞台なのに東京の魅力が伝わってこないのも気になる。
主人公の男子の行き場のない恋愛感情はいかにも青いけど、女の
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

アニメ版を全話鑑賞して鑑賞。
冒頭の列車に乗り込む場面は「銀河鉄道999」を彷彿させるワクワク感。今まで列車内が舞台の映画は外れがない気がするけど、その期待値をも楽々越える没入感が凄い。ラストまであっ
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リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜(2020年製作の映画)

3.7

ヴィレッジヴァンガードが舞台という面白い設定。サブカルというより好きなものを守りたいというテーマは良かったけど、ちょっと長かったかな。肩肘張らずに気楽に観れる邦画も好き。レンタルで気楽に観たい時にはオ>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.8

韓国版は未見。
韓国映画は好きなので今回のリメイクも期待したけど、期待値はぎりぎり越えられず。ラストの場面は韓国版と同じかも知れないが、「陽だまりの彼女」と同じく余韻を台無しにしてしまった感がある。あ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

ラストは一体どうなるのかとハラハラしたけど、まさかの展開にスカッとした。しかし今作も実話ベースなのでアメリカも相当病んでるということでもある。最近多い裁判物の中でもトップ3には入る作品。安定のエディレ>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

評判が良かったので鑑賞。
前半のヒリヒリ具合は良かったけど、後半の泣かせる場面はちょっとやりすぎたかなという印象。そのせいか余韻たっぷりのラストのはずなのに何故かお腹いっぱいに。女の子はこれがデビュー
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.1

今作は韓国内に限らず日本でも共通するくらい重くて深い。女性は結婚したら子供を生むのが普通なのか。子供が生まれたら仕事は辞めるのが普通なのか。夫は子育てを助ける立場なのか。母親の悲痛の叫びが辛かった。「>>続きを読む