Karenさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

Karen

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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.6


優しさを与えられる人は、人に優しさを与えられている人であり、その逆もまた然り。人は自分以外の人との関わりなくしては成立しない。3つのストーリーから成るいわゆる群像劇ですが、前半溜めにためたフラストレ
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神々のたそがれ(2013年製作の映画)

3.0


ほんとうに汚いもの(視覚、人間の思惑とか)がたくさん映ってる映画なんだけど、驚いたのは画面に映るエキストラひとりひとりに丁寧に命が吹き込まれていると感じたこと。あれは作りものなんかじゃない、ひとつの
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0


最高だった、これは確かにスターウォーズを生まれて初めて観た時のうおおお!っていうあの昂りと似ている!がしかし、映画館寒すぎて最後30分腹痛に襲われて、半分泣きながらたのしいけど苦しい!みたいな気分だ
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もしも君に恋したら。(2013年製作の映画)

3.1

2015.06.29 DVD
作業しながら観てたけどゾーイ・カザンかわいい。頑として理性をなくさないウォレスいいぞ!もどかしいぞ!ナチョス!

物語る私たち(2012年製作の映画)

4.5

2015.06.25 DVD

個人的な感想だけど、江國香織の小説みたい。『抱擁、あるいはライスには塩を』この家族像が似ているのもあるけど、それ以上に時の流れの捉え方のようなものがそれに近いと思ったの
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海街diary(2015年製作の映画)

5.0

2015.06.15 109シネマズHAT神戸

もう終始泣いてた、どこで感動したのかわからんけど4姉妹とまわりを取り囲む人々がなんというか、古き良きという言い方は違うかもしれないけれども、とてもあた
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

2015.06.13 元町映画館

今さらながら鑑賞…
美術衣装構図演出、どこをとってもこだわりぬかれていて恐れ入りました巨匠!

小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

4.3

2015.06.12 DVD

喧嘩しても悪態ついても、それでも相手の幸せを祈ることを1番に願っている姉弟の話です。これってやっぱり家族だからこそ出来ること。それが所々感じられる演出がほんとに観ていて
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.0

2015.06.10 DVD

あんまり評価よくないけど、そんなに悪くなかった。世の中都合よくうまくいくことは、ほぼないということ。勢いにのってしまってからのあれやこれや出来るコンピュータの万能感やば
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.3

2015.05.30 テアトル新宿

葛飾北斎の娘、お栄とそれを取り巻く人々の流れるような日常。ひとつの流れとして大きな筋があるわけではなく、オムニバスのような感じで話が進みますがそれがとてもよいので
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パパ、遺伝子組み換えってなぁに?(2013年製作の映画)

4.0

2015.05.25

食べることは命と、生きることの根幹になるとは言うものの、普段はそこまで神経質に考えていないのが実情。だからこそ、こういうドキュメンタリーとか観るべきだなって思ったりする。
GM
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ルパン三世 1$マネーウォーズ(2000年製作の映画)

3.6

2015.05.22

お布施のノルマのために悪事に加担しちゃう五ェ門と、ルパンが死んで実は1番悲しむとっつぁん

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.1

2015.05.20 TOHOシネマズ二条

いやいや普通にとてもおもしろかった!140分という長さをまったく感じないくらいに!言葉回しが難しいって言われてるけどその通りで、理解できないままなぜか感動
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.1

2015.05.19 DVD

『羊たちの沈黙』であまりにも硬直してしまったので(なぜか)、気分変えてちゃんと観たことなかったこれ観ました。かやと大西とおおかみこども観にいった時に、時かけちゃんと観て
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

2015.05.18 DVD

ドクター・レクターの出演時間15分だよって聞いてその存在感の大きさに恐れおののきました、こわっ

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.0

2015.05.16 DVD

フォークシンガーの不幸続きの1週間。1960年代のニューヨーク、フォーク音楽シーンの中心人物であったデイヴ・ヴァン・ロンクの自伝が基となっている。
主人ルーウィン・デイ
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武士の献立(2013年製作の映画)

4.0

2015.05.09 DVD

江戸時代、剣ではなく包丁で、料理を作ることを専門に幕府に仕えていた包丁侍の一家のお話でした。剣に未練を残し、親友は革命を起こすべく奮闘しているのに自分は包丁なんぞ握って
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

2015.05.01 シネリーブル梅田

グザヴィエ・ドランのこのパステルトーンの画がいい。悲惨な話をまったくそういう風にみさせない。自分の感情をコントロール出来ない障害でありながら母を守ろうとする息
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セッション(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

2015.04.30 TOHOシネマズ新宿

ここまで主人公に感情移入、というか主人公と一緒に次に先生にやられるのは自分では、と思ってしまうどぎまぎしたあの感覚を覚えた映画は久しぶりだった。
ワンフレ
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.7

2015.04.27 DVD

まず、年とったな〜!っていうのがひとつ。2人のユーモアに溢れた会話は健在だけど、出会った18年前よりはそんな話だけではなくて、当たり前だけど現実味を帯びた話と喧嘩ばかり
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

2015.04.22 TOHOシネマズ二条

全編ワンカット撮影が騒がれているけど、脚本がすごくよかった!おもしろい!!!ちょうど、この映画観る前にテレビで容姿に悩んで自殺する確率が高いのは平均より少
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NO(2012年製作の映画)

3.2

2015.04.14 DVD

いかなる弾圧さえも臆せず、広告マンとしての勝利に徹し、自分を貫いた彼らを尊敬する。広告の力はやはり大きく、絶大だ。

正しく生きる(2013年製作の映画)

3.0

2015.04.13 試写

好きか嫌いかで言われると、好きじゃないジャンルの映画。でもじわじわくる。じわじわ、タイトルの『正しく生きる』とはなんなのかを考えさせられる。もちろんこの映画は正しく生きる
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ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.7

2015.04.08 新宿ピカデリー

ここ米どころだからあ!ってメソメソしてる二階堂ふみちゃんかわいい(笑)細かいボケがすばらしい、けど、確かに長尺にすると微妙な間のズレみたいなものを感じてしまった
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ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

3.3

2015.04.01 京都シネマ

気付いたらコナーの涙みてから1ヶ月以上経ってた、ぎりぎり。それもあってすごい曖昧な記憶なんだけど、コナーの回想は冒頭に1回、エリナーの方が何回も途中に昔を回想してた
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.5

2015.03.25 DVD

言葉の海を渡る、舟を編む、
なんて素晴らしいタイトル!
なんで筆選んじゃったの!
戦国武将じゃないんだから!

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.1

2015.03.23 TOHOシネマズ二条

秘密は少なければ少ないほど、いい
僕がマシンか人間か、君はどう思う?

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.3

2015.03.15 京都シネマ

冒頭から違和感を感じるところがいくつかあって、その違和感の正体がわかった瞬間にまたこの物語に対する見方ががらっと変わって切なくなる。原題も、邦題もどっちもいいな、と
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.7

2015.03.14
大阪ステーションシティシネマ

2部作だからすごく丁寧だったし、後半気になるからちゃんと観に行こう

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.8

2015.03.04 TOHOシネマズ梅田

ヘイゼルが言うことって夢も希望もなくて、お世辞にも前向きな人間じゃないんだけど(でもそれこそがリアルだと思うし、残す人をおもう気持ちも、結局忘却は必然であ
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