はんぺんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.1


あー面白かった!!!

走るゾンビはなかなか手強い。
R15でよく出せたなこれ笑

最初の疾走感だけかと思いきや、後半には人間の醜さが浮き彫りに。ここはもうちょい掘り下げても良かったかなーと思ったり
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八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

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前々から気になってたあの『スーパークレイジー極悪列伝』第1作、八仙飯店之人肉饅頭!
もうどこからツッコんでいいかわからない...こんなの笑うしかないw

グロさ満載かと思いきや意外とコミカルな空気で
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.1

ストーリーは結構無難。
自らの映画以外にグザヴィエ・ドランが出てたのは新鮮だった。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます


"夢だけ見てれば『だれでもなんにでもなれる』"じゃなくて
"夢だけ見てれば『だれでもなんにでもなれる』わけじゃないけど、頑張ってれば報われるときがくる"っていう感じ!
リアルとファンタジーのバランス
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


アメリカン・ビューティーに続いてパッケージに騙された。笑

幸せな結婚生活の話かと思いきやそんな描写はほんの一瞬で、幸せだった日々の回想を挟みながら離婚に向かっていく夫婦の現実が描かれている。

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鮮血の美学(1972年製作の映画)

-


残虐すぎる犯罪のBGMは何とも軽快な音楽。
食人族に通ずるような狂気を感じた。
おそらくそれを狙ってのものだろうから褒め言葉にもなるのかもしれないが、演出がこの上なく悪趣味だ。
そして警察の無能さに
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.7


チョコ食べながら見た。

心優しい人が報われて、私利私欲に塗れた人たちには容赦ないお仕置きが待ってる。
ダークなファンタジーで楽しい。魅力的。

作中の船とかエレベーターとかアトラクションみたいで面
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メビウス(2013年製作の映画)

-


冒頭の置き物から神話っぽい感じやシリアスな空気がして真面目に見ようとするも、道路で巻き起こる切り取ったアレの争奪戦や要所要所にやけに鮮明に映る白パンツが集中力をそぎ落としていく...笑

セリフがあ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

すれ違いながらも次第に心を開き、互いを思いやって愛し合う3人がとにかく愛しくてたまらない。

人は変われないし、一度は開けたように思えた未来もまたすぐに閉じて見えなくなってしまう。
自分の身は自分で守
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ムカデ人間シリーズ第3作にして最終編!
楽しみに観てたシリーズが終わっちゃってさみしいなぁ...

全シリーズ観たけど、
シリアスホラーの1
生理的嫌悪の2
エンタメの3と言った感じ。

1.2の犯人
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.8

パッケージだけ見て勝手に王道ラブストーリーを想像して借りたら全く違った。笑
でもこれは、すごい作品に出会ってしまった...

登場人物が皆どこかしらずれている。
彼らに共通するのは"家族というものの静
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.3


性倒錯と暴力、そして愛のサスペンス。

"In dreams, you are mine."
In Dreamsの歌詞はドロシーの心そのものだった。

「この世は不思議なところね」
ジェフリーの日常
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.2


地位は違うけどアナザーサイド『ローマの休日』みたいな感じ。非日常に触れてアンが王位を自覚したのに対し、アリスはそれによって自らの立場の自覚を放棄する。

途中のバトルには笑った。
モンハンみたいなド
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クラウン(2014年製作の映画)

3.0


出張ピエロが突然来られなくなった。
ケントは息子を喜ばせようと、偶然見つけた衣装でピエロを演じてパーティーは大成功。
しかしそれから衣装は脱げず、やがて彼自身にも変化が起こり始める...

とにかく
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.9

フレッドがロランスを支えようとする前半は苦しくて涙が止まらなかった。
色彩鮮やかな場面満載で好きなシーンがたくさんあったし、ドランが登場しないドランの映画の方が好きだっていう新たな発見もあった。そして
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アレックス(2002年製作の映画)

2.7

最初のカメラワークから酔って見るのやめるか迷ったけど、結局最後まで見てしまった。

お金持ち、美人で彼氏持ちの何でも持ってるような女性の"崩壊"。
時間を遡っていく逆再生ムービーだから、映画が進んでい
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

-


今作は"現実逃避と復讐"の物語。
やってることはマルホランド・ドライブとだいたい一緒。

「記憶はいつも自分なりに。
起こったとおりに記憶したくない。」
この序盤のセリフがすべて。
重すぎる現実を受
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.6

なんてイケてないんだ...
トラヴィスはどうしようもなく不器用だ。自分が初デートで大失敗したのにそれで世間を逆恨みするなんて本当にダサいしかっこ悪い。

銃を装備して決戦の準備。
正義のヒーロー気取り
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アメリ(2001年製作の映画)

2.9

オシャレな街並みとか雰囲気、BGMはすき。

でも、びっくりするほどハマれなかった。ストーリーも正直これはどうなの!?と思ってしまう。
ここでの評判が良いから期待しすぎたかなー...

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

-

"愛と別れ"というテーマのもと、ナレーションの掛け合い、途切れながら流れるBGMなど新鮮な表現方法を使って個々の感情が何とも詩的で美しく描かれている。
アンナカリーナがとにかくかわいい.....

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パプリカ(2006年製作の映画)

5.0

これぞアニメ!これぞ今敏!

OPからラストのワンシーンまで全てがツボ。
高1でこの映画に出会って、今まで何回見たか分からない笑
パプリカをきっかけに今敏監督の存在を知り、監督の作品を全て見てどれも大
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亜人 第2部「衝突」(2016年製作の映画)

3.7

原作読んで、アニメはほぼ見てない状態での鑑賞。

臨場感溢れるIBMの取っ組み合いを見ただけで、もう見てよかったと思った。まぁ全体を通して画は第一部とそんなに変わらないんだけど。笑
佐藤さんは非人道的
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

思春期の、自分を抑えつけようとする全てに逆らいたくなる感情がよく描かれてる。

含みをもたせる終わり方だったけど、きっと『この後円満に暮らしました』じゃなくて『この後も同じようなことを繰り返して彼は大
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人の破滅の瞬間にカメラを持って現れる、人の気持ちを理解しないパパラッチ。
たとえその対象が相方であろうとも、彼は手に持ったカメラを回し続け淡々と仕事をこなす。

とにもかくにもジェイクの演技が素晴らし
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.3

最初っから最後までクールだし音楽が最高。
ネット世界を可視化させたのも面白い発想だと思った。

でも肝心のトリックが正直微妙すぎた。雰囲気は好きなんだけどなー。

ピクセル(2015年製作の映画)

3.2

壮大な規模で全力かけてバカやってる感じが楽しかった!
アクションに至るまでが結構ぐだるんだけど総括して見たらまーいっか、ってなる程度。
エンドロールまで凝ってるのもいいね。
吹き替えで沢城みゆきが出て
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

-

いやぁすごい経験だ。一人の女性の頭の中を覗き見てしまった。
観ているときに「いけないものを観ている」っていう背徳感すらあった。
薄気味悪いのに目が離せなくて、食い入るように見てしまったのが悔しい。
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食人族(1981年製作の映画)

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グリーン・インフェルノの元になってると聞いて鑑賞。

たしかにやってることはだいたい一緒なんだけど、こっちのがメッセージ性が強い印象。あっちは完全にエンタメだったのに対し、こっちは私たちの価値観に一切
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エル・スール(1982年製作の映画)

3.9

父を慕い、父のことをもっと分かりたいと思う娘。
そしてそのとき、彼女は初めて"エル・スール"の存在を知る。

冒頭、エストレリャの頬を涙が伝うシーン。ここで一気に心を掴まれた。
二人の心の揺れ動きがす
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

2.8

初っ端のかっこよさでめちゃくちゃ期待して見ちゃったけど、その後は最後までほぼ惰性で見てた。
どうしてこんなにもテンポが悪いし絵面が地味なの......しかも長すぎる........

「東京にはかわい
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.0

スタイリッシュなOPとカーチェイスは激アツだった。

けど何だろー、予想以上に静かだしそのくせ殺し合いはそこそこエグいからいまいちついていけなかった。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.6

グザヴィエ・ドラン初鑑賞。
この人監督も俳優もやっちゃうのか。凄いな。

この映画は1人の男に2人(ストレートの女とゲイの男)が恋をして取り合う話。

色使い、音楽からキャストの衣装までとにかくオシャ
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紀子の食卓(2005年製作の映画)

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「自殺サークル」の続編。

要は"家族"っていうものの意義を問うてるんだろうな。
この作品に限らず園子温監督の作品を見ると、今ある日常がいかに不安定なバランスの上に成り立っているかを改めて考えさせられ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

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きつすぎて途中で何回も一時停止したが、イタリア・フランス映画であり美しいヨーロッパの街並みが舞台であったことに助けられて何とか最後まで見れた感じだった。
もし同じ内容で邦画だったら、間違いなく途中で断
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