はんぺんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.6

"あなたしょうたの事何にも知らないんだから"

疾走感と緊迫感溢れる犯人追跡は見もの。これは大画面で見た甲斐があった!ラストシーンもワンオクのEDもめっちゃすき。

ただ、犯人喋りすぎだし演技も微妙。
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何者(2016年製作の映画)

5.0

誰だって人から認められたい。
人より優位に立っていたい。
常に不安で仕方がない。

本音と建前がめまぐるしい早さで見え隠れする最後の青春、就活。
朝井リョウはどこまで私たちを皮肉るんだろう。笑
菅田将
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.2

セックスとカニバリズムの話。

鑑賞中ずっと「タブー」「不謹慎」というワードが頭を飛び交っていたが、ここまでやるといっそ清々しい。

この作品にはフランス革命やキリストを思わせるモノがいくつか登場する
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

"いつかあんたがおらんようになったら 迷子の貝殻みたいに 独りぼっちで海の底を コロコロコロコロ転がり続けることになるんやろ
でもまぁ、それもまた良しや"

これは、恋愛モノとしてみたら★1を付けたい
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渇き。(2013年製作の映画)

3.1

"落ちた穴が深すぎて ずっとずっと堕ち続ける、そんな子の話ー"

小松菜奈、二階堂ふみ、橋本愛、森川葵という私得なキャスト陣だっただけに期待しすぎたかなー。
クラブのシーンは好きだったし小松菜奈のカリ
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オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

2.9

圧倒的に悪魔の俺TUEEEEEな展開。人間もっと頑張れ。
前半の、妻を鏡越しに映すシーンがたぶん1番怖い。
友達と3人で鑑賞するには退屈だったな。昔のやつのが怖そう。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

"あの夜 あなたは私のためにいた"

下ネタを言い合うようになり、「スレたわね」なんて笑いあってる。もう長年連れ添った仲みたいな会話を交わす2人だが、そこにはお互いの秘めたる想いが隠されていた....
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

"エイジが王道なら、天才じゃない俺たちは邪道で勝負するんだ。それが俺たちの博打だろ?"


友情・努力・勝利

編集長と副編集長が原作通り。リリーフランキーはほんとどんな役にも馴染んで見える、すごい。
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.9

みんなの優しさが溢れないようにお金を払う、というましろの考え方がすごく素敵だと思った。

世の中にはいろんな人がいるけど、誰だって子は愛しいし別離は悲しい。
辛い現実の中で木漏れ日のように希望が見え隠
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

"ヒーローじゃなくても恋人は出来るんだ
彼女が男をヒーローにする"

ウェイドが観客に呼びかけてきたり第4の壁を意識してたりと、ことごとく掟破りだった。
過去の話と恋愛シーンが長すぎて肝心のアクション
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愛の小さな歴史(2014年製作の映画)

3.5

"憎むより忘れた方が楽だろ"
"憎んでないから辛いんだよ"

大切なものはいつも失ってから気づく。
そして失ってもなお、人はまた出会いを繰り返す。
そのひとつひとつこそが『愛の小さな歴史』。

赤い玉、(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

雰囲気は好きなんだけど、なんかノれなかった。
最初から最後(最期)まで片想いなのね。それはいいとしても終盤の展開が微妙だな...
助手みたいなあの女の人が最高だった。

色あせてカラフル(2015年製作の映画)

3.3

"別に過去がどうのこうのとか、いいんじゃないのかな そんなことはどうでも"
過去に生きるより今に全力をかけられる人に、なりたい。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.7

"これが人生 きっとうまくいく"

2人の会話があまりに自然で、台本あったのかな?この2人ほんとに仲良さそうだし付き合っちゃえよ!とか思いながら見てた笑
会話のテンポが徐々に良くなっていって、2人の距
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

所々突っ込みどころはあったけど、クリーチャーをはじめゲームの世界観がそのまま再現されてたので普通に楽しめた。
三角様とナースも見れて大満足。
切ないラストシーンからの激アツムービーエンディングがすごく
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亜人 第3部「衝戟」(2016年製作の映画)

4.0

面白かった!
ラストの評判があんまりよくないけど、原作未完の中ですごく丁寧に伏線回収されてたしよく纏まってたと思う。

一緒に見に行った友達が「『シン・ゴジラ』と同じだ」と言ってたのにすごく共感した。
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さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

"次の夜から欠ける満月より
14番目の月が1番好き"

これはまさしくわたしの映画。
ユウコがまんま自分すぎて、見ててしんどくなる場面がちらほら。笑

ダメ男が好きになってしまったユウコは、自分が彼の
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.7

"選ぶ道で自分が決まる
正しい道は必ず見つかる"

ピーターはこれまでの葛藤を全て乗り越え、本物のヒーローになるーーー

シリーズ完結作が1番王道ヒーローものになってるレアなパターン。
伏線回収がちゃ
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

香川照之演じる西野が画面内にいるだけでどうにも目で追ってしまう。会話がどこか噛み合わなかったり人との物理的距離が近すぎたり、何気ない動作まで演技とは思えないくらいリアルで、そこにサイコパスが"いた。">>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

-

不気味で無機質なBGMが怖い。
あの狂気に満ちた笑顔が頭から離れない。

本編の後にメイキング見ると、ジャック・ニコルソンの印象が180度変わる笑

怒り(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

疲れた.....
見終わってすぐに立ち上がれなかったし、余韻でしばらく何も言えなかった....

森山未來が辺りのモノをめちゃくちゃに破壊するシーンでうわーーっときて、綾野剛の"一緒の墓は無理でも、隣
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.0

イケてないけど、最高にイカしてる!!!

エマ・ストーンはもちろんだけど、女の子がみんなかわいい!
3人組が自分たちらしいやり方で女の子にアプローチしてるのもすごい好きだなぁ。

本編で存分に笑った後
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.1

"誰の中にもヒーローがいる だから正直に勇気を持って気高く生きられる"
"ときに正義のためには毅然として大事なものを諦めなくてはいけないときがある たとえ夢でさえ"

ブレーキの効かなくなった電車を何
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.8

"時間を止めたい この瞬間を味わいたい"

過ぎた時間は巻き戻せないし失った時間は取り戻せない。
それと引き換えに私たちは、今この瞬間に生きる権利を与えられている。
そして愛は、きっとそこでしか見つけ
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サイコ(1960年製作の映画)

-

白黒なのも相まって有名なシャワーシーンの緊迫感がすごい。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

5.0

"誠意が通じるかは分かりません
それは確約できない
でもこれは言える
絶対諦めない
"魂の伴侶"を見つけたら追い続けなきゃ"

こんな素敵な台詞を、胸を張って息子の前で言ってやれるような父は偉大だ。ロ
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神のゆらぎ(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

"飛行機が落ちるのは 全能の神が存在しないからだ"

人の運命は、思いもよらない所で気づかないうちに大きく変わっていたりする。

結局のところ、運命は神様じゃなく自分自身の選択によって決まるものなんじ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.6

"大いなる力には 大いなる責任が伴う"

昔映画館で見たけど、記憶が曖昧なので再鑑賞。
突然大きな力を手に入れたピーターは"人間"として、"ヒーロー"としての悩みを抱えることになる。

NYの街並みを
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

"気持ちを変えて振り返ってごらん
気持ちが違えば世界も変わるから"

記憶操作ができる世界のラブストーリー。
記憶を消してもほんとの解決にはならない。結局いつかはその歪みに気づき、後悔することになる。
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.4

夏の昼下がりみたいに、頭がぼーっとする映画。
静かな空間に響く水の音が印象的だった。

劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

-

"ヤルかヤらないかの人生なら
俺はヤル人生を選ぶ"

今は最高に気持ち悪いけど、本当に見てよかった。
アホくさいと言われてしまえばそれまでかもしれないが、男たちの熱い思いが込められた、唯一無二の凄い作
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くりいむレモン(2004年製作の映画)

2.6

最初から最後まで意外と静か。
『もらとりあむタマ子』や『苦役列車』でも思ったことだけど、山下監督の作品は日常の何気ない会話ややりとりの場面がいい。

君の名は。(2016年製作の映画)

-

新海監督の集大成な感じがする。
RADの歌はどれも良かった。けど、なんかやたら長く感じたな。

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.5

少女から女へ変わる時期の不安定な心の葛藤。
ラストシーン、15歳マリーの瞳は何を見据えていたのか。

自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

3.6

クリープハイプ好きにはたまらない。
自分のことばかりで勝手に傷つけたり傷つけられたり、ほんと情けなくなる。
空っぽの愛のばか。

殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

3.8

"殺人が魂を解放するーーー"

今回も宇野祥平のキャラが面白すぎる。なぜか憎めない愛らしさで台詞でいちいち笑ってしまった笑笑
この監督の作品は悪役が魅力的すぎる。