はんぺんさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

私の男(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ある漫画で『人が依存するのは当たり前。相手もそれで良いなら、それはもう共存だ』と言っていた。
でもそれは互いがある程度の自立を保った上での話であって、完全に依存してしまうと本作のように片方が崩れたとき
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

-

有名なあの音楽でサメが迫り来る緊迫感が伝わってくる。
分かってはいたけど、これ見たらしばらくは海に行きたくなくなる笑

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

ゴジラの圧倒的な強さになす術のない人間たち。
街が崩壊していく絶望感とともに抱くのは抑えきれない高揚感。
わくわくしてたまらない2時間だった。
これは劇場で見るべき。
もっかい見たい。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

4.1

細かいことはどうでもよくて、とにかく面白かった!!!

この映画、園子温監督はめちゃくちゃ楽しんで作ってたんだろうなーと思いながら見てた笑
もしトーキョーがこんなクレイジーな町だったら...と考えると
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

平凡な生活に退屈しながらも安定を求めるアデルと、美術の道を志し自由に生きるエマ。アデルはそんなエマに憧れ、すぐに恋に落ちる。

2人が熱く愛し合う様子はとても甘美で、このときがずっと続けばいいと思った
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.7

セックスをする為に夜な夜な部屋に集う男女。私たちはその中での人間模様を覗き見する。

"ここには、そういう意味ありげでかっけーこととかないすから"
そうそう、セックスに深い意味なんかない、たぶん。ある
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恋人たちの時刻(1987年製作の映画)

3.6

過去の自分を肯定して今を生きるのは簡単なことじゃない。
本当の意味で"自分を愛する"ことが出来てる人って、実はほんのひと握りなんじゃないかな。

凶悪(2013年製作の映画)

4.0

声を荒げて周りを力でねじ伏せるピエール瀧より、いつも同じような表情で楽しそうに殺人を行うサイコパスリリーフランキーの方が怖かった。
特に98度の酒をるんるんで踊りながら呑ませるシーンなんかは本当に狂気
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オカルト(2008年製作の映画)

4.5

全てがひとつに繋がったとき、鳥肌が立った。
そして画面の向こうで起こった一連の出来事がとても他人事とは思えず、見終わった今でも怖い。

今までホラー映画を見ていて感じていた恐怖は「あの幽霊の顔が怖かっ
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フィギュアなあなた(2013年製作の映画)

3.0

空気人形は感情が宿った人形サイドの話で、こっちは人形を愛した男サイドの話。

佐々木心音がすごい。表情もスタイルもすんごい。
ただ、個人的にエロ描写が強すぎて文学的な美しさがあんま感じられなかったのは
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.9

"今を楽しもう 手遅れになる前に"

女を振り回してばっかりのウディ・アレンが、なんと今回は珍しく女に振り回されてる。笑
女のために走ったり絵画の知識を詰め込んだり、いつになく必死になってるウディ・ア
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少年たちは花火を横から見たかった(1999年製作の映画)

3.4

『下から見るか?横から見るか?』にどハマりした人ならすごく楽しめそう。
アフターストーリーみたいなのをイメージしてたらぜんぜん違った。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.6

ひたすら青い。
『花火は横から見ると丸いのか平べったいのか』こんな些細な疑問でも、子供たちの間では1日中話題になる。
自分の少女時代を思い出しながら、甘酸っぱさを噛み締めて見ていた。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.7

売れる映像を撮るために金と暴力で何でも解決しようとしちゃう工藤Dコワすぎ!
作中の口裂け女がぜんぜん怖いと思わなかったはずなのに、夜1人で歩いていると彼女の影が脳内でよぎってゾクッとする。
"あちら"
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

"夜眠る前 朝目を開く瞬間
気づけば、雨を祈っているーーー"

入野さん、花澤さんの声の安定感たるや。
雨の描写はまさに圧巻。
これだけでも見る価値あり。
ピアノのBGMもすごく良かった!
部屋でずっ
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エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

3.7

上流階級の男が自由(エレン)と地位(婚約者メイ)の間で揺れ動く。
時間も長いし内容も重厚だった。つかれた。
わたしにはちょっと背伸びした映画だったかな。

地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

4.0

"自分の限界を正直に認め
前向きに生きろ"
"真実はひとつでも
人生は人によって受け止め方が違う"

ウディ・アレンの思想を垣間見ることができて楽しい。
「地球は女で回ってる」と題していながら作中では
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キャビン(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラーのお決まりパターンを逆手に取ったホラー(?)コメディ。
ツッコミ所満載で笑いっぱなしだったし、王道を外してくるから見てて飽きなかった!
楽しい週末っていうか終末エンドもなんか爽快だったな。笑

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前半の蓮が幼少期のドタバタな感じとか面白いと思って見てたけど、かえでと言いお父さんと言い一郎彦と言いちょっと展開が強引というか詰め込みすぎな印象。後半はかなり飽きちゃったなー

人間もバケモノも何も変
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ナッシュビル(1975年製作の映画)

3.6

ナッシュビルを舞台にした群像劇。ブラックユーモア、というより皮肉が満載。ここまでいくと監督は意地悪じゃなくてむしろ素直なのかもしれない。笑
登場人物が多くて作品自体が長いせいもあるんだろうけど、最後ま
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アラジン(1992年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

主人公は最初に盗み働くし"鈍いヤツは出し抜け 運命を変えろ"とか言っちゃう。空飛ぶじゅうたんにも喜怒哀楽があって歪んだ黄金律唱えるおじさんがいて、もうファンタジーなんだかリアルなんだか世界観ごっちゃご>>続きを読む

園子温という生きもの(2016年製作の映画)

-


若いうちに見れて良かった。
やりたいと思ったことはどんどんやった方が人生楽しいよなーと改めて思った!

ウディ・アレンの重罪と軽罪(1989年製作の映画)

3.7


"選択はその人の総決算。
人はそれによってシンプルなテーマから幸せを見つけ出す。"

万事解決じゃないけど好きな終わり方だった。
ウディ・アレンの話し方は、理屈っぽいけど言葉のチョイスが面白いから好
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ホステル(2005年製作の映画)

3.5


ストーリーがちゃんとしてたから見せ場のグロシーン以外も飽きずに見れた。
前半と後半の温度差がすごい笑
天国からの地獄。
ほんとに一寸先は闇だった..

とりあえずスロバキアには行けない笑
深読みしだ
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インセプション(2010年製作の映画)

-

この映画を見ながら夢を見てしまったせいで、自分の夢と映画の内容がごちゃ混ぜになっててレビューが書けない。笑

たぶん面白い作品だと思うので再挑戦したい。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.1


心情を縦書きの字幕で出したりアニメーションになったり、映像遊びがいっぱいで他の恋愛映画とは一線を画している作品だと思った。

こてこての王道ラブストーリーってどうも苦手だけど、これはそんなわたしでも
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


ヴィオレッタがかわいくてすごくセクシー。だけど彼女がお母さんに嫌われないよう、愛してもらえるよう必死になってる様子が痛くて、なんか見てるのがきつかった。

子は親を選べないんだよなぁ。
結局このお母
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.7


MX4Dにて。
番宣を見てた限りで貞子3Dみたいにエンタメ作品なのかと思いきや...

怖い。結構ちゃんとホラー。
それにMX4Dの座席ゆらゆら+足元ぽこぽこでさらに恐怖は2.3割増し。
まわりの人
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カルト(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


貞子vs伽倻子の予習を兼ねて、前から気になってたカルトを鑑賞。

声を出して笑えるシーンもあれば手で画面を覆って見たシーンもあった。
ストーリーが最後の最後まで読めなくて、ほんとに時間が過ぎるのが早
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

-


グロさは少なめで見やすかった。
効果音がギーギー言ってて不快だった。(褒めてる)
話のオチもついてるっちゃついてるんだけど、登場人物の説明がぜんぜんなかったぶんリアルというか。映画を見てるっていうよ
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.7


一子は32歳。
実家の弁当屋を手伝いもせず、自堕落な毎日を送っていた。
そんな彼女が、もがきながら少しずつ成長していく。

人生は甘くない。
恋をして相手に100尽くしたって、
相手からは8程度の愛
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.3


グザヴィエ・ドラン監督作品で唯一のサスペンス。
タンゴでのドランの顔がいい。
でもこの人の作品で1番ハマらなかったな。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.1


あー面白かった!!!

走るゾンビはなかなか手強い。
R15でよく出せたなこれ笑

最初の疾走感だけかと思いきや、後半には人間の醜さが浮き彫りに。ここはもうちょい掘り下げても良かったかなーと思ったり
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