鈴木光浩さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

鈴木光浩

鈴木光浩

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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.6

タランティーノ節は薄め。
アチコチにデパルマのテクニックを取り入れており、初見のヒトにはデパルマ作品と勘違いするかもしれない。

デニーロの無駄遣い加減も凄い。良くこんな役を受け入れくれましたね!?
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

3.5

トビー、ジェイク、ナタリー。大好きな俳優3人が共演しているのに何故か未見であった映画。

内容はとにかく重たい。真綿で締め付けられるほどの息苦しさ。

それもこれもトビーの演技から来ることは紛れもない
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.4

バタフライエフェクトもの、タイムリープ、マルチバース、What if…

様々な映画で使い倒された舞台装置ではあるけれど、本作はそんな世界観を見慣れた人を持ってしても難解。

シーンごとに時間の分岐を
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.0

vol.1で任侠映画を、vol.2でウエスタンを。

タランティーノ監督が愛するB級映画をグラインドハウス形式で魅せる演出なんですね。

でも何処かタランティーノ節が足りない。なんでだろう?もう少し意
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.4

記憶にあった以上に日本が舞台で、かつ、トンデモ日本の描写だった。まさかの國村隼さんのセリフが一番聞き取れない日本語だったのはご愛嬌?!

栗山千明は綺麗だし、目力がこの頃から凄いね。
vol.3の構想
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.1

シリアルキラー、スプラッターを想像していたので、良い意味で裏切られた。
流石はブラムハウス印。佳作が多いので安心して観られる。

すでに続編も決まっているようですが…
ミーガンVS バービー
なんて如
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

23年の代表作の1つになるのだろう。

何故このタイミングであったのか必然性も何も感じられないが、クリスプラットのマリオ声が意外にも違和感がなく驚いた。

ジャックブラックのクッパは、ちょっと歌い過ぎ
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.8

ストーリーラインは、家父長の下での兄弟物語。似たような題材だと近年ではパワーオブザドッグスなどがあるが、モンタナの自然の綺麗さは本作の方が上。しかしプロット自体は単純だが…

ブラビの笑顔がとにかく眩
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.4

フェミニズム、BLM、LGBTQIA、多様性…
多くのポリコレが跋扈する現在では、ちょっとビックリするくらいエイズ患者に対する同調圧力が強かったことをこの映画を見て思い出した。

大学時代、隣のラボで
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.1

ケネスブラナー主演、監督のポワロもこれで3作目。

一作目の神経質な性格を表現する映像などは抑えられ、ホラーテイストで終始ムーディー。

このシリーズは、謎解きを楽しむというよりも豪華俳優陣の演技を楽
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.9

どストレートなホラー映画である意味新鮮な気分で見る事ができた。
80年代のホラー映画に近いテイスト。

でも、あんまり人形要素(髪が伸びるとか、首が360°回るとか)がなくて設定を活かせてないなぁ…と
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

90年代ヒット作品鑑賞シリーズ第15弾

14弾で、セブンを鑑賞した繋がりでこちらをチョイス。

話の中身、筋は全く覚えていないのに、カイザー・ソゼという名前だけが強烈に頭にインプットされる映画。
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セブン(1995年製作の映画)

4.1

90年代ヒット作品鑑賞シリーズ第14弾

もうね。説明不要のサイコパスムービー。
ブラッドピット、モーガンフリーマンの奇跡のコンビ。

この映画は、一度鑑賞すると決してラストシーンを忘れない。…だろう
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

再見して気付いたこと。

本作は前作とはちょっと違うマッコールのパーソナリティを深ぼる映画だった。
実はこっちが1でも良かったのかも知れない。

そしてラストは、完全にウェスタンムービーのプロットであ
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.7

イコライザー3鑑賞前の復讐…じゃなくて復習。
(The finalなんて副題、センス無さすぎ〜!SONYの広報さん)

クロエちゃんがまだ若い!
まんま、日本でその昔やっていた「必殺!仕事人」シリーズ
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

2.9

ん〜。
女スパイものはもうお腹いっぱい…

色恋のない内容だったのは唯一の好感ポイント。
フェミニストを自称するガルガドットだから、自立したパーソナリティを誇示したかったという側面も透けて見えるが…
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

90年代ヒット映画鑑賞シリーズ第13弾

ザックリ戦後アメリカ史を知ることの出来る映画。って印象しか残っていなかったのだが、久しぶりの鑑賞で分かったこと。


それは大純愛物語であったということ。
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

さぁて、今回のウェスアンダーソン監督作は…


スカーレットヨハンソンの魅力全開。
昨年のフレンチディスパッチ…は、レアセドゥの魅力を最大化してくれてましたが、今作はもうスカヨハの為の映画と言っても過
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.3

ジョンウィック
チャーリーズエンジェル
ベイビードライバー
ダイナー 
キルビル
ダイハード
スカーフェイス
キングスマン

様々な映画のオマージュがあり、元ネタを考えながら観るのも面白い。

続編決
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

90年代ヒット作品鑑賞シリーズ第12弾

大好きな映画の1つ。
好き過ぎて、ボストンに行った時はジャケット写真に使われている2人が座っていたベンチを探しにボストンのパブリックガーデン中を探し回ったほど
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.6

90年代ヒット映画鑑賞シリーズ第11弾

説明不要のシェイクスピアによる喜劇(悲劇ではない!)。
久しぶりの鑑賞だが、ディカプリオが美男子過ぎる!
そして、クレアデーンズの透明感!

この二人が出逢う
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

2.9

90年代大ヒット映画鑑賞シリーズ第10弾

古くは「俺たちに明日はない」から始まる男女の逃避行ロードムービーは、どれも展開が同じ過ぎてどれがどれだか分からなくなる。


フェデリコフェリーに:道
ジャ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

90年代大作映画鑑賞シリーズ改め
90年代ヒット映画鑑賞シリーズ第9弾

SNSによる個人生活の曝け出し、リアリティ番組や行き過ぎたヤラセ演出など、25年近く経った現在の様々な社会問題に切込む、素晴ら
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.1

90年代大作映画鑑賞シリーズ第8弾

…といっても、本作の制作費は小規模。
おそらく公開時に観たきりの久しぶりの鑑賞。

あの有名な大どんでん返しは、一度観れば度肝を抜くこと間違いなし。
脚本、撮影、
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.3

90年代大作映画鑑賞シリーズ第7弾

捻りも何もない荒唐無稽のアクションムービー。
大統領が誰よりも強い。

分かってはいてもハラハラドキドキ、見入ってしまうよね。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

2.7

まさに、悲喜交々。

ピートドクター監督どうしちゃったのよ?
子供向けなのか、大人向けなのかターゲットもわからなければ、何がしたかったのもよく分からない。

全く感情移入ができませんでした。
自分史上
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.4

一作目のビフォアサンライズを観たら、残る2作も見直さないとね…

リアルタイムに9年前のその続きを知りたくて劇場に足を運んだ。
あの半年後の事実に驚愕し、二人の大人の(エロ)会話に戸惑い、ジュリーデル
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.8

90年代の大作映画鑑賞シリーズ第6弾

オレンジの飛行スーツで一列に並ぶ。
あのシーン🎬考えた人は誰なのだろう?
ライトスタッフのオマージュなのかな?
どちらにせよ、映画史に残る名カット!

CGは年
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.5

恋愛映画においてマイオールタイムベストの映画

イーサンホークと同年齢の私にとって、このビフォアシリーズはまさにリアルタイムに時間経過を踏んだ人生経験を過ごしていること、いずれの作品も劇場で観ることが
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

3.8

90年代大作映画鑑賞シリーズ第5弾

派手な爆発などの演出はないものの、ダムからのダイブ、パレード、ビル、サブウェイアクションなど、次から次へと逃げ回るだけでなく、犯人探しの要素も相まってサスペンスと
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

3.7

90年代大作映画鑑賞シリーズ第4弾

この頃の看板スターと言えば、ニコラスケイジ。

対して70年代のスターであるジョントラボルタは90年代にパルプフィクションでカムバック。

その2人がお互いに入れ
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スピード(1994年製作の映画)

4.1

90年代大作映画鑑賞シリーズ第3弾。

ヤンデボン監督のまさにスピード感あふれるアクションは素晴らしい(でも、このデビュー作がキャリアハイなのが残念…)。

エレベーターアクション、バスノンストップア
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クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)

3.9

90年代大作映画鑑賞シリーズ第2弾

デンゼルワシントン、トニースコット監督のコンビ。トップガンとは違う熱い戦い。
ジーンパックマンの一つ一つの表情の演技にふくみや伏線が隠れていてゾクゾクする…

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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.7

最近大コケ映画連発のディズニー大作映画の何が不味いのかを分析するために、先ずは90年代のヒット映画としてこの作品から鑑賞。

改めて鑑賞してアラは多い(現役海兵隊員多数vs ロートルSAS&現場初めて
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

ブライアンデパルマ祭りも本作でひとまず小休止。

最後に持って来たのは正解だった。
監督のキャリアベストと言える作品であるのは間違いない。
この映画のアルパチーノを観てしまうと、アンタッチャブルが大人
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バービー(2023年製作の映画)

3.2

レイトショーにて鑑賞。君たちはどう生きるか。や、ミッションインポシブル、マイエレメントよりも観客が少なくてビックリ。

やはりバーベンハイマー問題が国内では足を引っ張ったか、子供騙しの映画と思われたか
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