鈴木光浩さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

鈴木光浩

鈴木光浩

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薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.7

まさかの13世紀版シャーロックホームズであった。

時より魅せるエログロ映像はサービスカット?
ショーンコネリーらしい達観の演技と、若々しいクリスチャンスレーターのサイドキック役がジワジワと染み入る。
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.7

キャメロンクロウ監督だけあって、全編挿入音楽が素晴らしい。

ストーリーは予定調和だけれど、ハートウォーミング。
エルファニングの透き通るような笑顔が印象的。

台詞も胸に刺さるんだよね。
何故か?
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

想像以上にオーソドックスな大河ドラマであった。

リドリースコット監督らしい重厚感。
適度にデフォルメしたナポレオン像。
秘めた愛を登場人物を絞りクローズアップ。
CG一辺倒ではない物量での戦闘シーン
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.4

ROMAにも似た雰囲気も内容、映像美とも残念ながら遠く及ばず。

ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

2.7

シドニーポラック監督がこんな映画を撮っていたなんて、全く知らなかった。

ハリウッドに毒されてない日本人による正しい70年代の日本がそこにはあった。
高倉健と岸恵子も活かされてはいないけど、まだ敗戦国
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.7

何故か高評価が多いけれど、あまりに不親切で説明不足な映画ではありませんか?

映画ってエンターテイメントですよね?
私小説的な内容で高尚なストーリー、映像作品作りました。って、押し付け感が鼻につく映画
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.3

U-NEXTのポイント消化で観た映画。
前日にスコセッシ映画を観た後だったので、何となく選んだら「ハスラー2」+「タクシードライバー」÷2な映画だった。

音楽控えめ、AMSR録音、フラッシュバック、
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地中海殺人事件(1982年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェーン・バーキンが出ている時点で犯人は…


そうなるよね

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.1

公開前から観たくてウズウズしていたが、このところの仕事過多で睡眠時間も不足していたため、タイミングを見計らっていざ鑑賞!

結果、トイレに行きたいと思う衝動もなく完走!!
隣のオジサンは、中盤以降何度
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.5

脚本がダメダメ過ぎて、アメリカで酷評・不人気だったのも頷ける。

行動原理もなければ、伏線なんてものも全くなし。途中で他の館に行ってアイテムゲットって意味不明。屋敷内で完結しようよ…
話が弛れるだけだ
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.5

ダコタファニングとデンゼルワシントンの競演。
イコライザー3(敢えて3と呼びます)での共演で話題になったので、こちらを鑑賞。

公開当時は、ダサい邦題のせいでもっと緩い内容を連想させ鑑賞を避けていた。
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.4

日曜の昼下がり、BSでやっていたので何となく流し見していたら、どんどん引き込まれて行った。

ライアンレイノルズって、以前はこういう真面目な映画にも多く出ていて嫌味のない演技が出来るのに近年はドンパチ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

2.7

ドラマもキャプテンマーベルも鑑賞済みだから何の支障もなかったけれど、一見さんお断りの内容すぎて観る人を選ぶ映画。

脚本がザル。キャプテンマーベルの強さが、チート級のはずなのに弱そうな敵相手に何をチン
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60セカンズ(2000年製作の映画)

2.6

公開当時に見た記憶は良い印象しか残ってなかったが、ストーリーも何もない薄っぺらい内容で驚いた。

アンジーの使い方も微妙…
ワイルドスピードの様なストリートレースもなく、全部名車ってわけでなく😊👍😊

素晴らしき日(1996年製作の映画)

2.8

子供は不条理。

思ったほどのラプストーリーではなかった。
というか、90年代のラブコメは全部こんなご都合主義だったよね…

あんな劇場型カップルは直ぐに分かれてしまうであろうと想像してしまい萎える…

HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

3.1

日本人として分かっちゃいるけど、ホント泣ける話よね。


教授の奥さんの立ち位置がよく理解できなかった…
教授が急逝して全て投げ出す必要はあっただろうか?

HACHIの演技は仔犬、成犬、老犬と全て素
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引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

2.8

ジュリーアンドリュースの良さが全く生きていないというか完全に個性を殺された配役。
ポールニューマンもそれほどの気迫を感じられず。


ヒッチコック監督は、何がしたかったのか?
らしいカットも全く観られ
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.5

ディップは、こういうヒッピーやジプシー的な役が本当によく似合う。

ジュリエットビノッシユとのマッチングはあまり似合わないのが本作上で唯一の玉に瑕。

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男(2006年製作の映画)

3.0

ヒューマンドラマの手腕が高いラッセハルストルム監督が挑む実話モノ。

残念ながら、いつもの泣かせる演出もなく淡々と話が進む。

ハワードヒューズの晩年を知らないと響かない。もう少しだけニクソン大統領と
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.8

大好きなロドリゲス監督とベンアフ。

予告編も何も観ずに鑑賞。
先入観もなく観られたので、クライムサスペンス?スリラー?ヒューマンドラマ?
全く読めずに観進めていく。

スパイキッズのような軽妙さはな
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.2

発想、プロット、メッセージ性は理解出来るが、2章の下呂祭りは、必要だったか?
起承転結でストーリー展開するのなら、「承」のパートをくどくどと説明描写する必要ないよね。
3章で殆どのヒトが退場してしまう
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

ロシア版、ビフォアサンライズとでも言う内容。
付かず離れず感が絶妙。


厳寒の北国には列車の旅が何故かよく似合う。

シッピング・ニュース(2001年製作の映画)

3.8

ラッセハルストルム監督の円熟期の一作。ハートウォーミングな内容は他の代表作に負けず劣らずだし出演者は名優揃い。

何故、あまり評価が高くないのか不思議。
もっとも私の点数付けは相対的に低めに付けている
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.4

既視感の映像、設定、世界観。
ある時は地獄の黙示録、ある時はブレードランナー、またある時は子連れ狼。

でも、敵地に乗り込み自己犠牲で弱者を救うというプロットそのものは、ローグワンのそれと全く同じもの
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.0

ウォルトディズニーの約束を観て、内容を全く覚えていなかったので再鑑賞。

無駄に唄のシーンが長い。
せめて2時間に収まれば退屈せずに見れたかもしれないが、同じフレーズ繰り返しでミュージカルされても辛い
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アラジン(1992年製作の映画)

4.1

久しぶりの鑑賞。

ジニー🧞‍♂️の声はロビンウィリアムズ以外に考えられないですね。

実写版は何故、ウィルスミスだったのか…
ロビンが存命だったらどうだったのだろう?
と考えざるを得ない位、ジニー=
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

1.3

久しぶりのクソ映画。

場面の繋ぎは破茶滅茶だわ、CGは絵が浮いて見えるわ…とにかくCGが酷すぎて話が頭に入ってこない!
ストップモーションや止め絵などザックスナイダー意識しているのか知りませんが、全
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.5

ウォルト・ディズニーをトムハンクスが
演じる。
ビックやスプラッシュといったディズニー映画がブレイクのキッカケでたったトムハンクスにとっては感慨深いだろうなぁ…

エマトンプソンは、日の名残りの演技も
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.4

他のサイトでは2の評価が高かったのだけれど、1の方が好きかな。
僅差ではあるけれど…

ここでもミッションインポシブルのオマージュが…どれだけ好きなの?笑

皆さんが高評価なのは、やはりラストシーンな
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

子供騙しのストーリーかと思いきや、意外にも楽しめた。

この監督or脚本家、ミッションインポシブルが好きなんだろうなぁ〜。

CGの主張が嫌らしくない点も好印象。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.4

必殺!仕事人をこなしつつ、レクター博士よろしく現場未経験のエマ役のダコタファニングを電話で遠隔サポート…

相変わらずの有能さに惚れ惚れする。

しかし、イケてない邦題と字幕翻訳がどうもしっくり来ない
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.7

凄惨なサバイバル。

この映画を観ながら、「生きてこそ」と「アポロ13」を何故か連想した。

特にアポロ13は、同じロン・ハワード監督であった…

クリヘム、何をやらせてもカッコいいよね。
そして、ト
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ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

3.0

2004年のエディーマーフィー版、ホーンテッドマンション。

この時点でエディマーフィーの人気も低迷期ではあるものの、目玉見開く顔芸やらマシンガントークは健在(かつ本作では控え目)で、安心して観ていら
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クロエ(2009年製作の映画)

3.0

まさかのアマンダセイフライドよりもジュリアンムーアの方が脱ぎっぷりが良いという…

87分の1の人生(2023年製作の映画)

3.1

フローレンスピューの顔芸をひたすら観る映画。

ハイになったり、鬱症状だったり…
この人の演技はいつ観てもすごい。

話はとても重たい。でもなんとか観続けられるのは彼女の時より魅せる恍惚感と素晴らしい
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