もっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

もっちゃん

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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.1

孫に対するおばあちゃんの愛はどこも同じなのね。根拠もないのに、孫は特別で絶対成功するって信じてる。その馬鹿げた盲信的な愛情が優しくて温かくて愛おしい。

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

4.0

大袈裟なライティングが鼻につかないっていうのが素晴らしい。大袈裟だけどふさわしい。グイ・ルンメイ質素なのに艶やかや。

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.3

映画に愛された街ニューヨークと映画に愛された男ビルマーレイだけで映画は成り立ちます。
カーライルはいつか行きたいな。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.0

話自体はありきたり、たいして面白くない。
しかし、フレッド・ロジャースという人間の魅力、そして何よりトム・ハンクスの素晴らしさにやられた。トムハンクスの声だけで泣ける。

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

3.7

同じ水槽ににいたら殺し合うランブルフィッシュ。外から帰ってきた兄。弟は兄のバイクで海へ出る。ラストショットの美しさたるや。

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.2

じっとりとダラダラと160分間常にキリッキリの緊張を保ち続けるという離れ技。
冷酷に進むストーリー。温度を感じない敵。
冷ややかで圧倒的な暴力描写。そこに隠れた強い政治性。
ザラついた質感
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

後何回生まれ変わってもこんな話思いつかないし、思いついてもここまで詰められない。
ノーランまじきもい。
デビッキほんとに可愛い。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.3

もっと長くて良かった。こんなんなんぼでも見てられますからね〜。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.6

昔から先輩っ子だった私にとっては、こんなにかっこいいカルチャー圏ではなかったけど懐かしい思い出がたくさん詰まってた。
水くんできてって言われてニコニコで走ってくみにいくとか、憧れのファックシットに金魚
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

4.0

物語が破綻していても映画は破綻しないということを証明してくれる。
「2日も待てないよ」に対して「よく寝るのね」はクールすぎる。

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

4.4

赤いジャケット着た金髪坊主の白人(名前わからん)がでっかいサックスみたいなやつ(名前わからん)をめっちゃ楽しそうにニヤニヤしながらノリノリで演奏してたのがくそクールだった。
しかし黒人以上にスーツが似
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サンライズ(1927年製作の映画)

4.3

仲直りしてからほんと幸せ。
写真屋のおじちゃんまじいいやつ。
でも最後はもうちょっとよく探せよって思ったし、都会から来た女の首締めるのマジでやべえやつだと思った。

結婚哲学(1924年製作の映画)

-

すっごい面白かったのに後半電池が切れたように寝てしまった。自分でもびっくり。悔しい。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.3

救済のドキュメンタリー。
この上なく誠実なカメラ。
監督自身が被写体であることの強度。
乗り物と映画の相性は言わずもがなだが、スケボーと映画の相性はこんなにも素晴らしかったのか。ボードで街をかける彼ら
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パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.9

パヴァロッティは海賊王の素質。
なんて魅力的な瞳。
カラカラ浴場での三大テノールの共演は本当にもう別世界のような美しさでした。
ボノがクールすぎて結婚したい。

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

-

今見ても前衛的。
まぁ寝たからなんとも。
また機会があれば見ます。

都会の女(1930年製作の映画)

4.4

麦畑の2人のシーンにはまさに神が宿っていた。
美しすぎて泣きそうになった。
前半から中盤までは大好き。
中盤からは画は相変わらず最高やけど、流れはまあなんか見飽きたというかなんというか。アメリカのクラ
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.3

本当にずっとしんどい。しんどいオブザイヤーなんだけど、これが面白い。グイグイ引き込まれる。何がおかしい。というかあちこちおかしい。カメラワークもショットのつなぎ方も素晴らしいし、主演の2人の演技の素晴>>続きを読む

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.0

前半ウトウトしてたから、なんとも言えないけれど、中盤から後半にかけてはものすごく引き込まれた。老いる女優。

大海原のソングライン(2019年製作の映画)

3.8

平日の午前中にウトウトしながら眺めるには最高の映画でした。

ホース・マネー(2014年製作の映画)

4.2

記憶を辿る。曖昧な旅。
ペドロコスタどんな手法でも力強い画が撮れるのほんとすごい。

ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

4.8

出てくる人ボブディラン以外ほとんど聴いたことなかったし、知ってても名前知ってる程度だったけど本当に最高だった。目ギンギンで嬉しそうに綺麗な声で歌うニールヤングとポッチャリおやじのヴァンモリソンが好きで>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

ファッキン面白かった。
久々にアメリカ映画みたなという感じ。
かっこつけて観に行かないとかしないでよかった。

ヴァンダの部屋(2000年製作の映画)

4.1

いやぁな音。
削られるようないやぁな音。
掃除ばっかりする黒人青年。
普通にお洒落な白人青年。
完全重症な咳。
クスリをすって、すぐさまタバコで追っかける。
一粒も残さずに。

(1997年製作の映画)

3.9

性別わかりにくいって聞いてたから、性別を整理してみようと思って、最初にこれは流石に男だろ。と思ったら女だった。やられた。

溶岩の家(1994年製作の映画)

4.3

なにを見てるのか教えてくれない。
とにかくバッキバキだったから好き。

ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)

4.9

すごい好き。愛に溢れている。
シワシワの手。シミ。白髪。
ヴァルダは好きなものを近くで見たい人。

フェイシズ(1968年製作の映画)

4.7

不愉快で愉快。
大人の空騒ぎ。
ラストショットの素晴らしさ。
ライターの往復をどっちととるか。

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.1

目の見えなくなってきたおじいさんと耳の聞こえなくなってきたおじいさんの女々しい別れが素敵だった。集会で詩を朗読するシーンなんかも大好きなんだけどやっぱりああいうシーンはカット割らないでほしかったな。

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

4.0

シャイアラブーフのサイコマジック。
この作品が評価されようがされまいが、この映画を通じて彼が救われたことを願う。

誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

3.5

Netflixでドラマシリーズ化したら『ナルコス』みたいに面白くなると思います。