Belllllelinさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

Belllllelin

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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

2.8

野心は少し感じたけど、結局ありがちな展開、惹かれ合う男女、使われただけのような気がしなくもないザック、うーん、惜しいというかなんというか。

ダコタジョンソンが魅力的すぎて眩しいので、男目線から言うと
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良かった。
きっと死ぬまで忘れないだろう。

ジョジョが戦場で逃げ惑うシーン以降、泣きすぎてしんどかった。10歳の少年に身に起こった革命、全世代に通ずる。

正しく学び、理解することの無敵
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アス(2019年製作の映画)

2.8

ジョーダンピール、もしかしてスリラー版ディミアンチャゼルになるのでは?

個性が大変強いとは思うし(ただし本作はオマージュ多め)音楽はものすごく良い。
撮影も最高で、観ている我々は所々ハンマーで頭をぶ
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.0

タネみたいなものはとりあえず死ぬほどばらまいておいて、結局何も回収しない黒沢清。うーむ、雑だ。

竹内結子さんは東出くんレベルの大根役者だと思う。いつも同じ。

火口のふたり(2019年製作の映画)

-

ところどころ好きなカットがあった。

まあ人生色々あるわな。

採点しにくいので、そっとしておく。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.6

前田敦子がめちゃくちゃ良かった。感情をどこかに忘れてきたからのような演技に関しては天才的だと思う。

黒沢清映画は基本的に雑な印象を受けるので嫌いなのだけど、この映画はまだ許せる。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

2.7

中学生の時に親の目を盗んで観た。

ルーシーリューの演技は結構好きだったな。それくらいしか覚えてない。

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

1.1

もうほんとにつまんないから。
この映画で「タランティーノが絶賛」と「退屈」はほとんどイコールになったよ。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.5

まず三部作をまとめ上げたPJに敬意を。

ね、エオウィン最高だったでしょう?

他はもういろいろ突っ込みどころがあって楽しいよね。もうほんと。
亡霊たちの奇襲とか意味わかんないからさ。

まあでも、旅
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

オーケー
この映画を観たのは12歳の時さ。

そう、旅の仲間で映画沼に引き込まれた話はしたね?

そうだな、多くの方と同じく3部作で最も好きさ。

特にエオメルに感情移入してしまったんだ。12歳の分際
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.6

うひょお。これは救いようがねえ。
選択の連続である人生において、常に服従を選んできたヒトの終着駅は、あまりに冷たく孤独で暗い。

田舎の男系社会に対する風刺のようにも感じた。なあ、ドッグ。乙です。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.3

ロバート・レッドフォード引退作ということと関係なく、良かったと思う。
80歳というのはシンプルな驚き。

それぞれのカットから、良いものを撮りたいという製作陣の気持ちが伝わってくる。
いろんな人が出て
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

これを観てそれほど大きな衝撃を受けていない自分がいる。

なぜか。
考えられる要因、映画の観すぎ、本の読みすぎ、当事者としてその世界を割と知っている、等々。いずれにせよ、社会学の本を漁れば当たる確率が
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ディオールと私(2014年製作の映画)

3.2

何もかもをそそぎ込んだ人間のある種の到達点である緊張であり、涙であった。

学生の時に観たけど、今観たらまた違う視点で観られるのかもしれない。

サスペリア(1977年製作の映画)

2.6

なんやろう、学びは色彩にしかなかったように思う。もはや今となってはそれが参考になるかも微妙だ。当時はセンセーショナルだったのかもしれない。

同時代性ということでは、シャイニング(1980)と比較して
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.5

若さからくる楽観・論理性のなさに、あぁ分かると思ったし、それを否応なく潰そうとする社会の無慈悲さも現実味があり、これらの対比がよく効いていて緊張感があった。ストーリーは分断された人々についてだったけれ>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。
邦画で心動いたのは、「きみの鳥は歌える」以来だよ。

多くを語らずして表情で語り、そして画はそれを引き立てるに十分すぎた。

食卓や障子のシーンとか、いいものはたくさんあるのだけど、
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

4.3

すばらしい画、画、画の連続。
音楽も印象的。
是非映画館で観たかったよ。

とにかくズーラが美しい。
時代に翻弄されるアイデンティティを見事に演じたヨアンナ・グリーグ、レア・セドゥに匹敵する完成度。
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.5

これまた映画館で観るべき作品を、自宅の小さな画面で観ていることに悔しさがこみ上げる。

人は置かれている状況や経験によって価値観が良くも悪くも変わっていく。

語り口からは見えづらい、自分と同年度のア
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メメント(2000年製作の映画)

3.5

あたりのクリストファーノーラン
ガイピアースの乳首ってダサくてイイヨネ

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.3

エンタメとしては楽しめる。
けれど、なぜだかそれ以上でもそれ以下でもない。

もはや、格差という社会構造に真正面からフォーカスしている時点で芸術としては敗北感が漂う。
さらに、本作品は家族という構造か
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

個人の好みの問題で、主題はイージー・ライダーの方が好き。だけど、演技はこちらの方が繊細で良かった。あと、音楽。素朴だけれど、引き込まれた。

ジャックニコルソンありがとう。

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

2.7

旧京都みなみ会館にて、オールナイト上映で観た。まあ睡魔は襲ってこない。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

2.4

誰のための映画?

こういう作品って、映画っていうジャンルそのものの限界を感じてしまう。

数年後、この映画について議論してる人はいないでしょう。

これを作ったのが若者ではない、という点のみが救いだ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

映画としての評価はたぶん無意味。


とりあえず、フォースが飛躍しすぎてて大爆笑。

アダムドライバーの笑顔に救われ、涙が溢れる。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.6

他人の離婚過程を通して、自己の結婚を省みる2時間20分。
描かれたのはフェアで理想的な関係。
ただし、平等という名のもと、"きっとこれでいい"という態度が最も危険なものかもしれないと思った。どんなとき
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パピヨン(2017年製作の映画)

2.0

特に感想がない。
リメイクする理由の分からない133分。
過去に撮られ尽くした男同士の友情()を、また(同じように)描く、必要性。もっと脚色を加えて欲しい。

失くした体(2019年製作の映画)

4.8

すごい。手の記憶、それはすなわち人生。
身体の他の部位、例えば足で同じような表現ができないかと思ったけれど、手には及ばない。共創的に動く5本の指が魅せる表情。

ハエが効果的だった。それはまるで掴むこ
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.2

90年代映画の雰囲気が満載。
冬のコロラド出張は避けたいな。

ペンギンのフィギュアの思わせぶりなカットはゾクゾクした。(あ、向きが直ってる...!)


原作読もうっと。

ミスト(2007年製作の映画)

2.5

映画としては駄作だと思うけれど
ラストは意外で良かった。ヤラレタ。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

映画そのものの出来を越えて、スティーブン・キングのメッセージ、それをまっすぐに撮った映画製作陣への感謝の気持ちで満ち満ちた。

40年前、ホテル"OverLook"で起こった精神的恐怖をどう受け継ぐの
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ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

2.5

サリンジャーに会うまでの成長物語はどうでも良くて、Catcher In The Ryeを戯曲化する過程を観たかった。

たちあがる女(2018年製作の映画)

4.3

闘うハットラ、戦っている妻。
ぼくはいとこもどきの立ち位置で生きたい。子どもは、はあ、かわいい。

苦難は続く、でも希望に満ちている。

よく考えられて作られていて大好き。