久しぶりのファン・ジョンミン。実話に基づいているみたいだけど、これを見ると今の南北首脳のあれこれも工作なんじゃないかと思えてくる、イ・ソンミンも素晴らしい。長いのが玉に瑕。
なんか画面にたくさん人を映す才能がある人のやり方。最後の火を燃やすやつは何か気になるけど。
歌う場面で苦笑いもしたけど、長いし、もう一度見ても苦笑い以上のなにかが見つかるような気がしないでもないと言わざるを得ないのが現状。
バスでこっそり手を繋ぐ場面とか、ライブ会場に向かう駅で化粧する場面がかわいい。ムスリムはインドでも働き先が減っていること、家父長制や階級差のあれこれが学べた。ラップバトルのシーンはもっと短い方がありが>>続きを読む
ブラピとレオ様が、独りよがりなカルト映画になることを回避。執拗な映画的文法の再確認。長いのに、劇中の映画を含めた各シーンがしっくりくる。シャロンテートの事件を知らなくても大した問題はない。タランティー>>続きを読む
ミレニアムの時代感はありエモい場面もあるけど無音でスローになるの多くて苦手。いきなり日本で、しかも夕張の場面あるけど、その繋がりも敢えて曖昧にしている感じが苦手。
ありがとう。神保町シアター。屋形船と最後の帰れないふたりはどうしても涙が出る。牧瀬里穂がこの映画で死んだからだと思う。
年の瀬ながら今年見た映画の中で最上級。主人公2人の切り替えしショット、画面の端に映る赤いハイヒール。弁護士同士の切り替えし、門を一緒に閉めるシーンの切り替えし。手紙読むとかベタなシーンがまた泣けた。
あまりない面白そうなテーマなのによくある韓国ドラマみたいな映画に落ち着いていてちょっと残念。
提督とか物語風のメモとか宿のスカーフ、馬の死、あえて関連付けず散らばっている感じ。ゴールドラッシュについても大した説明描写はない。のが良い
何かを定着させるような固定の長回し。シーツをかけられたベッドからゆっくりと起き上がる場面。ショベルカーが家を解体する場面。映画の文法をシンプルかつ偏執的に徹底して、生命の壮大な連なりまで見せ、ラストは>>続きを読む
決定的なショットが撮れず物語を進める技術に欠けた映画は曖昧に繋ぎ進める。面白いと思っているジョークが伝わらないことも知らない。
長澤まさみのチョケた顔が「ガンジス川でバタフライ」から変わっていない。
然るべく見直した。バシッと止めてナレーションを入れるの、タランティーノとかよくやるけどこれからかな。
未見だった。公開時は若者特有の先入観が多分にあり、ニコラスケイジで「救命士」って鈍臭そうって思ってそのまま。こんなサイケ映画だとは。
冒頭の長回しは好意的に見ていたけれど、それはいつまでも続くディゾルブ地獄の黙示録。
「インファナルアフェア」の劣化版。釜山の街はもっと見たかった。
メルよどうした。マヤ文明を基にした演出の壮大さはもちろんのこと、「地獄の黙示録」へのアレもすごく良いぞ、絶妙だぞ。どうしたギブソンよ。さてはゴーストいるな。
ポストカードにしたい場面がたくさん。犬や孔雀やラクダや兎など、意味なく動物もたくさん出てくる。最後のアンダルシア的眼球譚はどうしても苦手で目をそらした。
久しぶりの映画チャンチャカチャン。絵画もあったか。ゴダール的方法だなあ。映画館より美術館での上映が似つかわしい。
前半は慎ましやかな引きのショット良いなとか思っていたけど、あんまり続くもんだから飽きかけたところで距離を詰めてくる。
さすがにお腹いっぱい。それにしてもこんな長編ファンタジーをよくもまあ。
ひらひらと揺れる布や、緩やかに移動するカメラ、自然と蘇る死人など、黒沢清臭は満載なのにどこかよそよそしい。
ぽかーん。実話に基づいているらしい。ドイツも東西に分かれていたからそういうこともあるか。
仏教的地獄をクリアしていく突拍子もない映像がアベンジャーズとかにひけをとらない。技術的なことはよくわからないけど何がこんなに違うんだろう。
洗濯物越しのカット。繰り返し映される隣町までの道。映画の素みたいなものが詰まっている気がして整う。