中本さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.4

バンドものなので、結成の場面やヒット曲ができる場面で「ジャージー・ボーイズ」の素晴らしさを思い浮かべてしまいエモ味を感じられなかった。

一人息子(1936年製作の映画)

3.9

お母さんが風呂入った後に屋台のラーメンをとる場面が最高。息子のことがこのシーンで全部滲み出る。

野球少女(2019年製作の映画)

2.7

なんとなく見たかったんだけど、良い点が見つけられなかった。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.2

こういう実直な人が政治の中心にいると良いんだろうなと思いかけて考え直す。朝生でも暑苦しく空回りしている印象。狡さや醜さを政治力とするのよりはマシか。

豚と軍艦(1961年製作の映画)

3.9

淋病になるなよ。インタアナショナル!今村昌平のベストこれじゃない?

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

思っていたよりも随分感激した。もちろん本当のところは分からないけど、この映画は認知症の体験をかなり忠実に再現しているのではないか。しかも高いレベルの映画表現で。擬似体験した自分は何より不安で怖かった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

極めて映画的なモチーフを中心に据えながら、なんだか新しいものを見た気になる。車は走っていても止まっていても魅力的だった。3時間は長く感じなかったけど、必要な長さだったかというとそんなこともなく短いバー>>続きを読む

弁護人(2013年製作の映画)

3.6

やり切れなさからのカタルシスはみんな想定していて、むしろそれを待望する後半、ベタベタなのにビシッとやられたのは、ソンガンホに何かがあったからだと言わざるを得ない。

最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

2.9

ベタな恋愛物なのは良いんだけどどうも食べた気がしない。

ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.9

絶対的にテロは悪なんだが、それに至る動機や背景を想像しようとするきっかけになった映画かもしれない。映画はそんなことばかり。

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.7

子供の頃ハラハラした場面や笑った場面が現役で通用する。インドの禍々しいイメージを植えつけられたのはこの映画だ。

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.8

ハリウッド大作で「推手」をやっている。アンリーについてもっと議論されるべきじゃないかな。

TENET テネット(2020年製作の映画)

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いやー格好の良いシーンがザクザクあった。訳のわからなさを繋ぎ止めてるのは画力に他ならない。横長のサイズで見ないともったいない。

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.3

ソナチネのリメイクということ?韓国のNetfl映画は期待というプレッシャーに負け気味な気がする。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

子供の自然な演出とかにはケッて思うけれど、最後の父子が並んで歩くシーン。切り返しの。良い。

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.0

何か起こりそうな場面をこんなにスルーし続けるとは。恒松祐里は真田丸に出てた?ちょっと注目しよう。

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.4

何かに不満をぶつけるようにワイヤーで違和感出しまくるアクション。竹林の戦い面白い。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.6

笑えるし考えさせられる。卓球のシーンと最後の電車追いかけるシーンはありがちなんだが不覚にも泣きそうになった。

ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.6

どちらかと言うと良い意味で期待を裏切らなかった。ちゃんとシーンの積み重ねで物語が進んでひきこまれる。

君の誕生日(2018年製作の映画)

3.3

チョンドヨンがまた子供が死んだ母役。セウォル号の事件は鮮明に覚えているし、積み重ねるシーンによる厚みもあったけど、最後は泣かせようとしすぎてなんか変な感じになってる。

最後の追跡(2016年製作の映画)

3.9

おやおや今年一番かも。というのは最初の5分で感じていた。こういうのですよノマドランドにない大事なものは。まあ登場人物をリアルに想定すると、多分みんなトランピストだろうな。

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.5

いらんなと思う場面もあれどちゃんと面白い。リアルかどうかとか気にする人でも面白い。

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.7

最後はえっ?て感じだが、なにぶんアルモドバルの映画が好きみたい。ドラン的な魔法の手がある気がする。

推手(1991年製作の映画)

3.6

小さく唸りたくなる。厨房で動かせないくだりは素敵に滑稽。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.3

1作目と監督同じだよな。どうしたんだ期待を返して欲しい。「カイジ」みたいになってるぞ。

はちどり(2018年製作の映画)

3.4

未分化で散文的なシーンが重なって、論理とか正しさは必ずしも全うされない、人生ってそういうものだなという気にはなった。妙な長回しやスローモーションのせいで長くもあるが、見てしまうのは達者なバランス感覚の>>続きを読む

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

3.8

やや長いけれど、日本軍が占領していて云々とか主人公の心境の変化をできるだけ画面だけで表現しようとしていて魅力。何度もあった鏡や窓ガラスの反射を使った演出には都度垂涎。ラスト手前の車に飛び込む場面も鮮烈>>続きを読む