中本さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

中本

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21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.3

モノポリーで、最初からゲームを有利に進めることができる差をつけられた人が、次第に声や態度が大きくなり、最終的には自分が相手より優秀なため勝てたと考えてしまうという例のやつは麻生太郎を見ると明らか。

マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(2016年製作の映画)

3.2

北朝鮮から中国に売られて、亡命している韓国の家族に会いにいくとかそりゃ映画にもなるわ。中国の家族優しいな。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

マドンソク主演の映画では1番良いかも。見た目が強すぎると融通効きにくいし俳優としてなかなか大変だろうな。

悪の偶像(2017年製作の映画)

3.9

「パラサイト」にまったく引けをとらない映画だと思うけれど、ややストーリーが混み入っているのかも。

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

2.9

実話とかチェスとかの問題ではなく面白くはなかった。小木はその空虚さが面白い。

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

3.3

笑えて泣けるってことなんだろうけど、もうちょっと何かあっても良いのでは。もちろん子供達は可愛い。

ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

3.2

長い車内での加瀬亮の会話シーンを、他ならぬキアロスタミがなぜ良しとしたんだろう。

マチェーテ(2010年製作の映画)

3.8

中二病的な描写や仕掛けはあまりにもバカバカしく目に余る気もするが、どうにもムズムズする。作者の狙い通りか。

哀しき獣(2010年製作の映画)

3.8

シャカシャカ切り替わるカットが効果的で展開に乗っかりやすかった。朝鮮族の2人はなぜあんなにタフなのか不明。あともう少し短かくして欲しい。

WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

2.9

長いし、ミッションインホシブル的な映画の正しい劣化版になっしまっているのが辛い。

ミルカ(2013年製作の映画)

3.5

実話に基づいているのか。ソナムカプールがあっさり居なくなったけどどうした。

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

満洲のフィルムを見て聡子の行動が変容する場面など、映画や映像の力を目の前にトンと提示された気分。例えばBLM運動は映像により大きくなったのではなかったか。同時に物語映画が力強く在り続けているという事実>>続きを読む

ダルマドゥライ 踊る!鋼の男(1991年製作の映画)

3.2

なんかもう繋がりとか全然無視してとりあえず出来上がりという感じがインド。マドゥライもミールスもいまいち見えない。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.4

もっと長い映画を便宜的に切ったような物足りなさが残る。かと言ってこれ以上長くなってもなあ。ピアノを弾くのを階段に座って聴く場面は良かった。

よこがお(2019年製作の映画)

3.8

これはなるほど素敵。髪型や髪色でいろんなルールを示してファンタジックな挿入シーンもアクセントに。

男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

3.5

汗びちょびちょのドアップがある映画はどうも憎めない。

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.9

何の気なしに見たら素晴らしかった系の映画。画面の仕上がり具合と、いろんなジャンルを横断している感じはポンジュノみたい。この監督の次作が楽しみ。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.7

正月に見たい。監督がブライアンデパルマなの知らなかった。エマニュエルベアールは、中学生の頃プロマイドを通販で買ったわ。

ウォール 絶体絶命(2019年製作の映画)

2.9

赤ワインに氷を入れて半本飲んでいるうちに終わった。

それから(1985年製作の映画)

3.3

2人で話す場面でカットが割られたのは、前半の笠智衆だけじゃないか。原作への敬意なのか役者への信頼なのか何なのか知らんがあの重苦しい長回しが嫌。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

フィックス、パン、ドリー。単純ながら静謐で野太い映画表現のフルコース。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.2

好きな役者は出ている。何が足りないのかは分からないけれど、いまいち。

捜索者(1956年製作の映画)

4.1

こんなアバンギャルドな。理解不能な迫力満点の場面が脱臼気味に重ねられ最後のドンパチはどうした。焚き火は毎回スリリング。全体を通して馬力がやばい。

長沙里9.15(2019年製作の映画)

3.6

全く知らなかった。学生がいきなり連れ出されて戦争するなんて。それにしても画面の色や動きが高品質。お店の味って感じ。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

3.8

長くなった価値がしっかりある。叙情的な戦争モノに収まらない挑戦も片隅にあり。

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

3.9

後期高齢者がジョンウェインの映画を賛美し続けるのにも理由はある。ジェームズスチュワートがエプロン姿で決闘に向かう場面のポスターとか欲しい。街の選挙の場面で黒人の従者が茫然とした顔してるのが異様。

無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.4

青いグミは信用できる。緑色のスパイスも信用できる。天才子役は信用できない。

7人の追撃者(2017年製作の映画)

2.9

なぜだ。飛ばしながら見た。今はきちんと面白い映画しか見たくない。

インドの仕置人(1996年製作の映画)

3.1

主役は賄賂を断罪する人っていうことだけど、インド独立からの流れとか、息子のあれこれとか長いし。「シンドラーのリスト」をデートで見に行くという場面も一瞬あった。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.3

ぴーんと緊迫して進み続けて、すごいなーとは思うけど、ふと何を見せられているんだろうと思う。これって誰の目線なんだろ。人のやっているゲームを見ているのに似ている。盛り上がるけどすっと帰宅できる感じの。カ>>続きを読む

荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.8

期待してなかったけどとても良い。インディアンを敵として描くのが憚られる時代に塩梅の良い構成。最初の子供まで殺されちゃうシーンが強い楔になっていて、ありきたりな物語に留まっていない。病院?で別れた彼どう>>続きを読む