烏野玉葱さんの映画レビュー・感想・評価

烏野玉葱

烏野玉葱

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アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

3.4

プロットは面白いのに、必要のない時系列入れ替えやオムニバス形式のせいで、最後に文字の説明を入れないとわからないようになって残念

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.2

実在の人物を基にしたフィクション。演出がアツ過ぎる。日本の隣の国だし、北朝鮮のヤバさをある程度知っているからか伝わってくる緊迫感もすごい。めちゃくちゃ面白い。

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.6

ちょっとパートナー間の愛情が足りなくてあっさりしすぎてたと思う

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.2

ミア・ゴスの演技が素晴らしいに尽きる。一見、20世紀初頭のアメリカの田舎の辛気臭い話でしかないが、ミュージカルのような華やかさに加えて激情的なサスペンスでもあり、とても現代的。

ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(2024年製作の映画)

3.8

アクションとコメディのキレは失われていたけど、往年のメンツがまた集まっているのが見られてとても満足

フランス外人部隊 アルジェリアの戦狼たち(2002年製作の映画)

3.2

外人部隊とかアルジェリア独立とか珍しいトピックだけど、いわゆるブートキャンプでの絆モノの範疇を超えられなかった

6日間(2017年製作の映画)

3.2

実話だからか欲張ってアクターを登場させすぎたせいで、何を伝えたいのかがブレブレ。マスコミは登場させる必要がなかったと思う。

(2023年製作の映画)

3.8

多分いろんなことがどうだっていい映画なのではないか。この映画のたけしはほぼ確実に『ガルシアの首』の影響を受けていると思う。

ジャーヘッド(2005年製作の映画)

3.4

『フルメタル・ジャケット』と同じ構成だけど、こっちはかなり冗長

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.7

誰が誰で何の役割なのか分かりづらいのと、ロシア人とユダヤ人の区別がつきにくいところを抜けば見どころが多い映画。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

前提がクソバカすぎてイライラする。スリルだけは下手なホラー映画に比べて手っ取り早く得られる。

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

嫌な映画。非人間化された人々が常に日常生活の裏で処理されている。作品構成を通して、何が起きているかが分かっていても、何が行われているかを知らない第三帝国の住民感覚を体験できる。視聴には少なくともサラウ>>続きを読む

ブレイブ・ロード~名もなき英雄~(2017年製作の映画)

3.9

展開が鬼早かったけど、視聴後はしっかり感動してたから多分いい話。

アフガン・レポート(2014年製作の映画)

3.7

なぜ地雷はあえて肢体の一部だけしかふっ飛ばさないのかがよく分かる映画。実話だし、決して映画的に面白い内容ではない。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.3

かなり日本的な話。劇中の因果をデカく見せるためのカルマがかなりエグいので、子どもが見ても逆になんの事かわからないと思う。完全なスピンオフでなく、墓場鬼太郎への接続もまあまあ

心霊写真(2004年製作の映画)

3.6

回りくどいけど、視聴後感は中々
怨念系は因果のために胸糞を挟むから嫌な気分になる

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.9

なんというか「こち亀で見たことがある」というフレーズが当てはまる映画。

パルス(2006年製作の映画)

3.3

化け物のビジュアルが怖い。もしかしたら深い内容を伝えたいのかもしれないけど、何か惜しい

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

3.5

人間が全力を出してきてもイチコロにするだけの2種族がバチバチに肉弾戦を繰り広げてて見応えがある、オールスター系格ゲーに近い

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

底抜けにハードボイルド。タランティーノを意識してそうというか、むしろタランティーノが好きそう。90分作品のお手本のような起承転結。ドイツ語ならなお良かった。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

劇中で、頻繁に求められる"黒人らしさ"と、黒人モンクのリアルな生活の対比で進められるのが面白い。多様性と言われつつも期待される役割の固定化や、同じ有色人種としてアジアにもセルフオリエンタリズムがある等>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

主題はともかく割とよくできた映画。よくあるフランス映画の内、表現の自由の限界に挑戦するタイプのやつ

消えない罪(2021年製作の映画)

3.9

モヤつく話。主題からブレずに最後まで行くけれど、得られるカタルシスはないと思う。

受刑者の出所後の環境とか知る由もないけど、ほんとにこんな感じなら再犯しない手がない。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.9

スティーブン・キングっぽいと思ったら、彼の息子原作だった。キッズが力を合わせて苦難を乗り越えるいい話。スピンオフドラマを作ってほしい

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.8

少し長い。実話じゃないし、美談で済まされる内容でもないから複雑な気分になるけど、兄弟愛が熱い。カーチェイス中のカメラワークからは監督のエクスタシーが伝わってくる。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

ワンイシューなので集中しやすい。エンディングがかっこよかった。それ以外はただのバズり映画

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

チャリチョコがウォンカと父親との話なら、こっちは母親と仲間との話。若い頃はめちゃんこ正統派におされなのに、何でチョコレート工場があのセンスになったのかと疑問に思う。

ジュリアン(2017年製作の映画)

3.7

家族の不仲描写がエグいので、無理な人は発作が出ると思う。フランス映画らしく、表立った主題はなしに、それぞれ問題を抱える人の日常を多角的に切り取った感じ。アメリカの離婚調停映画とはかなり異なる文化背景。

ゴーストシップ(2002年製作の映画)

3.4

ある種シャイニングみたいな話。よくわからない設定はシリーズ化したら活きそう。