ぷかしりまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

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たまにこの映画を思い出すとどうしようもなく特別な感情(この映画に特有のなにか感情的な気持ち)になる

3-4x10月(1990年製作の映画)

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良く言えば影響を受けていて、悪く言うとまんまゴダールの焼き直しみたいだなと思った。野球やキャッチボールの反復運動、その繰り返される動き自体の楽しみを感じさせるみたいなやり方とかジャンプカット 
張り詰
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エル・スール(1982年製作の映画)

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完璧な映画。映画が始まるとすぐ、滲みだと感じた。部屋に朝の光が差し、陰影がじんわりと移り変わる様子は絵画のようで静謐な美しさがあった 教会での聖体拝領とダンス、振り子の使い方、真夜中に聞こえる両親の言>>続きを読む

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「一日の終わりに話したいのは君だし、大晦日だから寂しいとか関係なくいつだって君に会いたいよ」良い言葉だ
ひねくれ者ですれ違い続けた二人だけれど、素直な気持ちを言葉にする最後の場面にはウルっときた泣
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ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー(1982年製作の映画)

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セトリがいい。ライブアレンジしすぎて一緒にうたえねー!笑。メンバー、アメフトみたいな衣装とかジャージ着てたりするのが絶妙にダサくて微笑ましい。電子掲示板にみんなの少年時代の顔写真デカデカと映す唐突な演>>続きを読む

水槽(2022年製作の映画)

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過去に心の距離も含めていつも近くに居たと思っていた彼女のことを私は少し分かったような気になっていたけれど、この作品を鑑賞し、遠くに居るのだなとどこかつめたい気持ちになりながら、それでも彼女のきらめく大>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

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気持ち悪い!
帰省したときに借りてみたよ。怖くないけど脳味噌にガツンと来て揺さぶるような映画。グロシーンの威力は世界びっくり玉手箱というか「もう終わりでいいんじゃない?流石にやりすぎ」って何回も思って
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緑色の部屋(1978年製作の映画)

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リュミエール兄弟ゆかりの映画館で鑑賞。ピアノレッスンや人形の四肢を叩き割る所、蝋燭等々やばい(息を呑むような)シークエンスがいくつかあったが女が若く献身的だったりジジイの願望の投影が色濃いという話を友>>続きを読む

gerry ジェリー(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

完璧な映画。悲しいけれどなぜか、心のどこかで幸せな気持ちになる。この映像の前で、言葉は無力なんじゃないかとさえ思う。大好き。
最も凄みのあるシークエンス、それは瀕死の二人が白砂の上を歩く場面。後方を離
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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ゥチらのウディ男こんな感じだったか〜⁉︎頼れるリーダーで友達を見捨てないアツいヤツから向こう見ずで自分勝手なヤツへ。完璧パーペキパーフェクトじゃない人形味も出たってことだよね。アンディのお気に入りのお>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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車は人間の叡智の結晶なんだな。今までカーレースって何が面白いんだろって思ってたけど、運転する側の緊張と達成感、スピードを疑似体験できて爽快だった。トップガンといい速い乗り物の映画って胸熱だが、わたしが>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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金と権力に溺れたバカ同士の盛者必衰見てもなんも面白くなかったよ〜ガガ様の着こなしとか金持ちのインテリアはおしゃれで綺麗だったけど。アホ同士で潰しあったせいでもはやグッチの経営にグッチ家の人間は誰一人と>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

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わたしはあなたの期待に添えない
努力して認められたことがあった?
あなたの理想のわたしになれない

支配する親からの脱却という点でLINKIN PARKのnumbを思い出した。友達親子の自分には正直よ
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緑の光線(1986年製作の映画)

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劇的なドラマは起こらないけど良すぎる。海辺で友だちになった女の子がナンパ男と盛り上がって主人公がひとりになるシーン大好き
ひとりであることを背負って生きる

オズの魔法使(1939年製作の映画)

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古典的ハリウッド映画の特徴に本作を当てはめるとしたら
・善悪の対比(無垢な犬、優しい人には懐くんだってを助ける主人公の女の子が善で、犬をいじめる大地主のおばさんが悪。主人公が悪い魔女を倒したら、沢山の
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

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アイスクリーム屋の兄ちゃんとゴーストドックのやり取りが出鱈目で良い。フランス語と英語お互い分かってないのになんとなく通じてるっていうのがね笑

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

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どれほど寄る辺が無くとも誇りを踏み躙られても生きてゆくこと。これから何度も思い出す映画かもしれない

お葬式(1984年製作の映画)

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葬式も開く立場になれば悲しむだけではいられない。コメディ作品とされているけれど実際、立ち振る舞いやお悔やみの言葉などの礼儀作法、棺や数珠、坊さんに渡すお布施の費用など分からないことだらけだ。おまけに通>>続きを読む

小早川家の秋(1961年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

残暑の中で誰彼も団扇や扇子を仰ぐ。汗で濡れた体を風呂でさっぱりさせる。秋晴れの下、土手沿いのすすきが風に揺られる。火葬場の煙突から煙が立っている。

夏の終わりと秋の初めの間に小早川家で生じた様々なこ
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呪詛(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クソが 反則技出しやがって
(見つめ続けると残像が残る演出は好き)ぼっさんの白黒画像思い出してちょっと笑った

追記
思い出してもほんとムカつく
1番怖いとこで集合体出すとか映画の土俵で勝負してない。
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汚名(1946年製作の映画)

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ゲイリーグラントとイングリットバーグマンが小物でやり取りをしている。
酒?スカーフ腰に巻いても寒さ対策にも何もならんだろ→お腹が出ていることは性的なことをアピール(娼婦の記号)するが、ケイリーグラント
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