カワサキさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

カワサキ

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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.8

エルヴィス・プレスリーの街、
メンフィスを舞台にした三つの物語。
それぞれにそれぞれの物語がある。
喜びとか怒りとか悲しみとか幸せとか。
それぞれにかけがえのない日常があって、
その輝きをこの作品は見
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π(1997年製作の映画)

3.0

かなりカオスな内容ですが
散らかっているというわけではなく
一貫性はあるので観やすかったです。
なんとなく塚本晋也監督みたいだな、
とか思って観ていましたが
実際これは塚本監督の「東京フィスト」
から
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.0

どうなんでしょう。
ジャームッシュ監督の映画が好きな方は
観る価値はあると思います。
独特なあの雰囲気が楽しめます。
でもストレンジャーザンパラダイスなどの
この後の作品群の方が
圧倒的に洗練されてい
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.0

東ドイツを舞台にした人間ドラマ。
そこで行われていた統制の実態…
というよりも、そこで生きた人々の物語。
過剰なまでの統制の中で
彼らは何を信じ、何のために生きたのか。
そんな話です。
善人にも悪人に
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東京物語(1953年製作の映画)

3.0

なんか誰も責めきれない。
哀しい、切ない、人々。

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.7

カッコいい演出。
個性的なキャラクター。
鮮烈なストーリー。
緻密な構成。
素晴らしい!

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

-

ストーリーが綺麗。
どんどん深みにハマっていく
哀しさが面白いです。
各々のキャラクターも秀逸。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.9

ビックリするぐらい平凡な会話。
誰でも共感できる平凡さを
見事に描いていて素晴らしいです。
そして中盤のボブの登場。
このキャラクターがもう最高。
なんかおかしくて、掴み所がない。
でも、めっちゃ善い
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.7

とにかく脚本の完成度が凄まじい。
各国でリメイクされるのも納得の完成度。
事件に次ぐ事件、目まぐるしい展開。
冒頭から跳ね上がった熱量を
一度も下げることなく魅せる構成が凄い。
1分たりとも目が離せま
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

-

ストーリーは綺麗にまとまっています。
ただキャラクターが弱いです。
印象的なエピソードがほぼ無いです。
よって登場人物たちの印象が薄いです。
演出も微妙でした。

ミルドレッド・ピアース(1945年製作の映画)

3.0

結構ダークな映画です。
登場人物がとんでもない奴ばっかり。
ドロドロの愛憎、限りない欲望…。
(特に長女の堕落っぷりは強烈!)
でも、ウディアレンみたいな皮肉はない。
人間ってこうだよね、という雰囲気
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おくりびと(2008年製作の映画)

4.6

予想を(いい意味で)裏切りまくる展開。
最後まで飽きませんでした。
それでいて一つの物語として
綺麗にまとまっていて素晴らしいです。
納棺は、長い人生を全うした方々が
家族に見守られながら美しい姿で旅
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ニキータ(1990年製作の映画)

-

ストーリーは面白かったです。
展開の流れも綺麗でした。
ただキャラクターが現実離れしすぎていて
いまひとつ感情移入できませんでした。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.7

面白かったです。
冒頭から映像に引き込まれました。
設定が斬新、展開も綺麗で楽しめました。
パワードスーツやギタイなど
一つ一つのビジュアルも格好いいです。
トム・クルーズもハマってました。
アイズワ
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ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.0

冒頭の同窓会の雰囲気がとても好きです。
久々に会えただけで楽しい、みたいな。
その後の過去の友人家族と再会する所も。
前半は好きだったけど、後半は…。
いまいちゴールが見えませんでした。
展開もバラバ
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

-

トム・ハンクスが本当に凄い。
役への入り方が尋常じゃないです。
裁判を軸にシンプルな構成で
非常に観やすかったです。

ターミネーター2(1991年製作の映画)

-

前回と違い、ターミネーターが味方に。
良くも悪くも一作目より垢抜けた感。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

本題に入るまでが割と長い…。
でもそれ以降はテンポが良く面白いです。
笑えるシーンあり、
緊迫感溢れる見せ場もあり、
非常に楽しめました。
切ないラストも良いです。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

-

映像が綺麗。
意表を突くカメラワークも凄い。
ディカプリオの驚異的な演技も。
ただ筋書き的には普通の復讐劇なので
展開が少ないようにも感じました。

オデッセイ(2015年製作の映画)

-

構成が整理されていて非常に観やすいです。
ただ、宇宙感とか孤独感はあまり感じませんでした。
良くも悪くも、よくある感じの映画。

ヘッドライト(1955年製作の映画)

3.0

構成が非常に綺麗。
一つ一つのエピソードが的確で
キャラクターや展開が分かりやすいです。
最後まで楽しめました。

キャリー(1976年製作の映画)

-

展開の流れは綺麗だと思います。
ただ、もうかなり古い作品なので
演出とかキャラクターに時代を感じます。
盛り上がるシーンもあんまりない。
デパルマ監督の雰囲気もそんなに…。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.6

社会派スリラー。
結構難しい話。
一回では理解できませんでした。
二回観て、何となく分かってきた感じ。
殺し屋シガーがメチャクチャ怖いし、
演出も秀逸で、最高のスリラー映画。
でもジャンルで言うと社会
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.0

タランティーノ監督の作品の中では
結構観やすい作品だと思います。
ストーリーもシンプルです。
ただ暴力描写は今作でもギラギラです。
そういう見せ場もちゃんとありました。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.0

映像が鮮烈。
展開の流れが非常に綺麗。
男と女のすれ違いが見事に描かれていた。
私の運命線♫

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.0

かなりサイケデリックな作品ですが
全てにおいて凝っていて面白いです。
特に映像と美術は素晴らしい。
熱意とアイデアがあれば
面白い映画は作れるということを
見事に体現している作品。

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.0

映像が凄まじく綺麗。
考えさせられるテーマながら、
コンパクトにまとまった構成が秀逸。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

シンプルかつディープな青春映画の傑作!
音楽、映像、構成、非常に洗練されていて
娯楽映画としてバッチリ楽しめました。
題材こそ「青春」ですが、
そこに教訓やノスタルジーなんかは無く、
ただひたすら狂気
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.0

実験的な表現が観ていて面白かったし、
コメディとしても楽しめました。
意味深なメッセージもあったりして。
でも、それはたぶん
当時のアレン(41歳)ぐらいにならないと
分からないんじゃないかなとも思い
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.5

現代社会のおとぎ話、というか。
自意識と知ったかぶりにまみれた人々。
滑稽で可笑しくて笑えるけれど、
こういう人、実際いないこともない…。
でも、そういう意識を改めろ!とか
もっと生きることを真摯に考
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.0

展開の流れが唐突な部分があったり、
映画としての完成度は…かもしれませんが
観せ方はなかなか凄いです。
幻想的かつショッキングな描写は
45年前のものとは思えないもので
非常に見応えがありました。

インセプション(2010年製作の映画)

4.5

何より映像がホントに凄い。
観ているだけで最高に面白い。
他人の夢の中へ入り込む、という
ぶっ飛んだ題材を
これでもか、というほどに
ぶっ飛んだ映像で見事に映画化。
人間の夢というモノの面白さが
完璧
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

シュワちゃんのハマりっぷり!
キャラクターが一発で分かる
それぞれのエピソードも秀逸。
映像もカッコよかった。
(特にオープニング!)

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

4.0

映像の色使いが鮮やかだったり渋かったり
観ていて非常に面白かったです。
専門用語の飛び交うリアリティと
娯楽映画としてのドラマ性が
見事なバランスで融合していました。
渋いけど最後まで飽きない作品。
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