ひょっこりさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ひょっこり

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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.2

ヤクザ映画は初めてですが、新米刑事からの視点で進むのですんなり物語に入りこめました。
また続編でこの新米刑事がメインになることがわかっていたので、どういう経緯で荒々しい刑事になっていくのかに注目しまし
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スコセッシのマフィアものは初めてです。
というか、マフィアもの自体『アンタッチャブル』くらいしか観たことない。

そんな自分がこの映画の中で一番印象に残ったのはやっぱりボス、コステロ。
コリンの証拠を
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

まともにサメが怖い!

初めて『JAWS』を観たときと近い感情になりました。巷のサメ映画に慣れてきたせいで忘れてました。サメって怖いんだ…!

医大生の女の子が岩礁で孤立する、というワンシチュエーショ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

911で父親を喪った子供の話。
でも、震災や事故など、ちゃんと別れを言えずに大事な人を亡くした人全てに当てはまる話でもあると思います。

ちゃんと別れられなかった人達はずっと縛られている。いや、縛られ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

セーブがなかなか出来ない死にゲー、という映画です。ゲームでも心折れる仕様なのに戦争でこんな目にあったら悲惨だ。

最初に実戦にでたあたりが『スターシップ・トゥルーパーズ』を思いおこすような登場人物の死
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.3

全体的に「そうはならんやろ」なシュールさがあり笑えます。
ストーリーももちろんそうだし、小物もいちいちおもしろい。主人公の部屋には小さい棚に学術書がちょっとと、後はハリーポッターシリーズのみで本当に東
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.6

今更ながら初鑑賞。

ベン・スティラー × オーウェン・ウィルソン × ロビン・ウィリアムズというだけでもう◎。全員好きだなぁ。

ドタバタアドベンチャーのなかに「継続する力」とか「歴史の大切さ」とか
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待つには遠すぎた初恋(2018年製作の映画)

3.5

Amazonプライムのジャンル表示がネタバレ。
初見の方は薄目でさっと再生ボタンを押しましょう。

言語の壁と心の壁をうまく演出してて12分と思えない濃さ。
決めゼリフもバッチリ!
その後どうなったの
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.3

とにかくアクションがすごいです。この一言に尽きます。

FPS視点でバタバタ倒すシーンや、バイク上で刀をさばくシーンやバスでの乱闘など、要所要所でどうやって撮ってるのか不思議な場面があります。カメラの
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タグ(2018年製作の映画)

3.5

おっちゃん達が毎年1ヶ月追いかけっこを全力でする。

もうこれだけでわくわくします。目を輝かせて体力、知力を存分に発揮するおっちゃん達の輝かしい姿。ちゃんと自分達が納得するルールをつくり、その範囲内で
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.2

怖さって突き抜けるとヽ(゚∀。)ノアヒャヒャヒャっていうテンションになるんだと初めて知ったきっかけです。
こんなテンションになったのは今のところ『悪魔のいけにえ』と『ヘレディタリー 継承』の2つだけ。
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

家族の顔立ちがそろって彫刻ばりに美しい点と、登場人物が全員ほぼ無表情なのが異様。
撮影の仕方も、左右対称な背景の中心に登場人物を配していたり、まるで舞台を観ているような構成になっている、気がする。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

「同性愛を隠さない生活を子供が普通だと考え混乱を来す恐れがある」から家庭環境として適さない。

実際、同性の両親をもつ子供はどんな苦労や障害をもつのか。

周りからの差別にあう?これはあるかも。奇異な
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.2

メイキングが特典映像としてエンディング後に観れたんですが、監督が
「一番の見どころはジェイソン・ステイサムだよ!」
って言ってます。

まぁそういうことです。

ジェイソン・ステイサムが好きな方にはピ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.7

この映画を観終わってレビューをちらちらみていたら、

①妻派
②夫派
③結婚ってそういうもの派

に分かれているのがおもしろい。(私はどっちかというと夫派)

というのも、妻が冷めるまでのきっかけとい
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ざまぁぁぁ!!
ざまぁぁぁぁぁ!!!


敵を応援したくなる超☆スッキリ映画。
復讐のやり方がとっても陰湿&スマート。
目には目を歯には歯を。いやぁ素敵な復讐ですね。


奥さんが可愛そうだけど元々綻
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『ドライヴ』というタイトルから想像するよりもカーアクションは少なめ。リアルで無駄のないアクションでした。

アクションの前後の余韻がすごく長くて、じわーっと、たーっぷりためてます。すごく独特の雰囲気。
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

観終わってしばらくたつけどなかなかうまい言葉がでてきません。

『永い言い訳』というタイトルどおり、一番謝りたい人とはもう永遠に会えない。一番会いたい人にできなかったことを他の人にするしかない。そうし
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.2

厭な映画です。

どんでん返し系のサスペンス脳で観てると痛い目に会いました。「この人絶対やらかすだろう」という予想、いや期待よりもっと酷い方向に行きます。そんな単純じゃなかった。

蜘蛛の話で独り言の
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殺人の告白(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

韓国特有のリベンジ物入門としてピッタリだと思います。
泥臭いリアルなアクション、どこから見てもクズの凶悪犯。スカッとするというより「そこまでするの!?」とちょっと引いてしまうくらい執念深い刑事。
特に
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

軽妙にお互い騙しあうカッコイイおじいちゃん&おばあちゃんの話かと思い鑑賞。

柔和で包容力のあるイアン・マッケランと上品でカッコイイヘレン・ミレンが2人並んでるだけですごく画になり、余裕しゃくしゃくの
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アス(2019年製作の映画)

3.1

ホラーというよりSFと思って観たほうがしっくりきます。

なんというか象徴的?寓話的?な話が好きな方はすごくハマると思う。
考察したり作者のコメントを読んで隠された皮肉を見つけることが好き方はすごくオ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.0

『天使にラブソングを…』のロック版かなと思って観ました。
『天使に〜』はよそ者のデロリスに背中を押されて、元々いるシスター達が歌の素晴らしさに目覚める話。シスターがすごく楽しそうに歌うシーンが印象的。
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.2

自分が死ぬとわかって家族にしたことは、いつも通りの日常を過ごすこと。病気の事は打ち明けない。今後の話も面と向かってはしない。

家族にとって本当にそれでいいのか。心の準備がしたい、別れの言葉を言いたい
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ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

4.5

若い頃、もう戦争映画は観ない…と思うきっかけになった作品。心折れました。

この作品と同じくらい戦争の虚しさを突き詰めた映画って他にもあるんだろうなぁ。観たいような、観たくないような。

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.8

定期的に観たくなる作品。

ストーリーはどうでもいいんです。
とりあえず最後に愛が世界を救うって言っとけばいいんです。

コーベン・ダラス、リールーというネーミングセンス。白いバンドでぐるぐる巻き「そ
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

『ハッピー・デス・デー』とテイストはそっくり。相変わらず登場人物の順応性が高くてテンポ良く進みます。

ジェイソン・ボーヒーズを思わせるボロボロの黒い服を着た殺人鬼が、女子高生と入れ替わったとたんファ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.2

この時代程じゃなくても、マイノリティの人達は今も似たような生きづらさを味わっているのだろう。
悟られないように家庭をもって無理がたたったり、親しくなりたい人にさらけ出せなかったり。

もし身近な人に「
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

『LOOPER』の時も思ったけどこの監督の設定作りが好き。嘘をつくと吐いてしまう女の子なんて、ミステリーだと爆弾級な扱いづらさだろうに。どんな話の流れにするの!?と一気に話にひきこまれました。


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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.2

女性同士が親なのでLGBTが主題かなと思いきや、どの家族にも起こりえる仲違いを扱っていました。
あえて特殊な点を挙げるとすれば、子供たちが精子提供した、生物学的に父といえる人と会いたい、と思ったことく
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ゾディアック(2006年製作の映画)

2.8

うーん?

決め手にかける容疑者をどう思うか?と視聴者に投げかけているのか

未解決事件に挑んだ刑事や漫画家たちの奮闘を描きたかったのか

有名な事件を詳細に映像化したかったのか

どう受け止めたらい
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イン・ザ・カット(2003年製作の映画)

2.7

マーク・ラファロは服を着たママの方が色気ある!

これを機会にバリバリの悪役もして欲しくなった。

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

いがみ合いからの一気に全員協力プレイはやっぱりテンション上がる。全員それぞれ見せ場があるのがカッコイイ。

その中でソーとハルク、トニーとハルク、ソーとロキなどそれぞれ気になる関係ができるのがニクイ。
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

新局長の鶴の一言で、教会の性的虐待についての記事を書くことになった記者一同。
初めは重い腰をあげてしぶしぶ調査していたが、
しだいに被害は記者たちの想定を越えていき…


派手な事件や展開はありません
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.3

売り出してすぐの彼氏と別れたあたりで
「浮気男、彼女がおらんようになって曲が作れんで泣きつくパターンか。それを派手にふって落ち目プロデューサーとくっついてソロデビューやな!ギャフンと言わせてやるんやな
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.0

前作で引っかかってたところが解消されてよかったです。こちらのほうがしっくりきました。
1と2まとめて作ったの?というくらい前作のフォローをしてくれてました。

CGの使い所も好きです。
トランプパスの
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