旧作に遠く及ばないしB級臭が立ち込める作品ではあるが、一回観るだけならまあ楽しめる。
リアルタイム鑑賞ではないが、ロメジュリといえば自分の中ではこのオリビア・ハッセー版一択!ニーノ・ロータのあまりにも有名なテーマ曲も胸を打つ。
ガラの悪いシングルマザーであるエリンがひょんなことから法律事務所で働くことになり、社会的弱者の味方として公害訴訟に奔走する話。子守りを手伝ってくれる隣人との恋愛もあり。
冒険を経てアリスが大人になる物語。独特の映像世界が魅力的。アリス役のミア・ワシコウスカもこの頃はフレッシュ(顔の造形がいかついので、成長するとケイト・ブランシェットのような怖い顔系になってくる)。
冷やかし気分でレイトショーに行った記憶。特に印象に残っていない。
本作自体の問題ではなく,原作者の綿谷りさの世界観が苦手。とにかく浅い。それでも上戸彩が少し気になって観てしまった。案の定,何も得るものはなかった。
濃い顔の俳優を並べてローマ人という設定にしているのが面白い。ストーリーも原作漫画のダイジェスト的なものだが面白い。