MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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X-ミッション(2015年製作の映画)

2.9

FBIにはエクストリーム系犯罪の専門チーム(今のトコロ1名)が存在するらしい(違)。

正直、全体的にはスリル満点で面白かったんだけど……"オザキ8"という独特な設定をどうまとめるのか、という点に難を
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クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち(2015年製作の映画)

3.0

子供の心を忘れず大人になった職人達にとって商業ベースで作品を作れというのは残念過ぎる現実なんだろうなァ、と。
それにしても、デザイナーが主役だからってデザイナーばっかりピックアップしなくても……。

バーニング・シー(2021年製作の映画)

3.0

バイフォード・ドルフィンの数々の事故や海洋油田プラットフォームの転覆なんてコトがあったから、もしかしたら実話がモトなんじゃ……と思ったんだけど、どうやらそうではないらしいものの、ソレっぽい構成はナカナ>>続きを読む

イギリスから来た男(1999年製作の映画)

3.2

ユニークでスタイリッシュなコマ割りが朴訥なストーリーに深みを与えてくれてるんだけど、もっと下調べをしてからかかった方がヨロシイんじゃないでしょうか……と心配になること請け合いな一作。イヤだって、いきな>>続きを読む

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性(2012年製作の映画)

3.0

マリオン・ドハティの千里眼がどうのこうのというよりも、今では名優として確固たる地位を築いてる人にもコテコテの下積み時代があったんだ……というトコロが興味深かったり。
それにしても、クリストファー・ウォ
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U・ボート オペレーション・シーウルフ(2022年製作の映画)

1.7

ドルフ・ラングレン愛を試される一作。
アメリカ本土空襲を世界で唯一成功させている日本の一市民としてその意気込みは買ってやりたい気がしなくもない内容ながら、歴史解釈以前の問題でミステイクがあるという点は
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サラの鍵(2010年製作の映画)

4.5

ドイツではナチスが直々にユダヤ人狩りを行ってたけど、フランスでは警察がその担当だったとは……色んなドラマや映画で警察が茶化される理由が、やっと判ったかも(苦笑)。
ともあれ、ちっちゃいサラちゃん役のメ
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ノー・グッド・シングス(2002年製作の映画)

2.2

そもそも、そんな過剰に反応しなくもよかったんじゃ……という疑問を、キレて暴走しやすいキャラがいる、という理由付けをしたことで満足しちゃった感満々な場当たり的物語な一作。
確かにミラ・ヨヴォヴィッチはキ
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ベロゴリア戦記 第2章:劣等勇者と暗黒の魔術師(2021年製作の映画)

4.0

イワンが詐欺師の本領を発揮しつつ、徐々に真の勇者になっていくというメンタル・グローアップな物語。ちょっとした謎を残すトコロがウマいなァ、と。ちゃんとディズニーに忖度する根性も凄いけど(笑)。
とりあえ
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ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣(2017年製作の映画)

4.0

ディズニー・フィルターが苦手なワタシでも楽しく見られた点はイイとしても、主役の兄ちゃんがイケメンとは云い切れないトコロがロシア映画としてある意味希少かも(笑)。
ともあれ、足の生えた小屋に、地中から湧
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追撃者(2000年製作の映画)

2.0

きっとマイケル・ケインが主役の元ネタ"狙撃者/Get Carter"を見ていたらもっと何かしらの感慨があったのかもしれないけど、登場人物がムダに多いという印象しかないのが残念……なんだけど、実はストー>>続きを読む

マジック・ロード 空飛ぶ仔馬と天空の花嫁(2021年製作の映画)

4.0

ロシアの昔話をアレコレ繋ぎ合わせて映像化したら、何だかウルトラハッピーな物語になっちゃった!といった印象の一作。
イワン青年のひたすら純真的楽天ぶりが微笑ましいんだけど、そんなキャラクターの割にちょっ
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イントゥ・ジ・アビス 深淵へ(2011年製作の映画)

3.8

イカす車が欲しくて殺人を犯すというのは色んな意味でよく聞く話ではあるけれど、何故そうなった?という部分はヤッパリ謎のまま……というのが、このドキュメンタリーの最凶に怖いトコロかもしれない。
というか、
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

-

クリスチャン・ベールの肥満ぶりを見届けておこう、という意気で見始めたんだけど……愛とユーモアがたっぷり過ぎてついていけなかった。

キングコング2(1986年製作の映画)

1.7

とりあえず、陸軍とコングに謝れ。
初デートの場所が"ハネムーン・リッジ"で、カウンタックが踏み潰されるシーンは笑った。

それはともかく、"ターミネーター"の直後にコレって……何がどうしてこうなったリ
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旅立つ息子へ(2020年製作の映画)

3.5

そもそも同性の親子ってだけで絆が深まってるトコロがあるだけに、息子の障害が父親に更なる愛情を抱かせたんだろうなァ、と。
施設への拒否反応からうっかり旅に出ることになった父子の冒険が結果的には息子に処世
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キング・コング(1933年製作の映画)

4.5

コングは自分の所有権を主張してるだけなのに、それすら人間のエゴに振り回された結果だというトコロが切なくて堪らなくなる一作。元祖絶叫クイーン、フェイ・レイのコケティッシュな魅力も見どころ。
それはともか
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トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)

2.8

独特の設定になかなか興味深いキャスティングという点では楽しめたんだけど、物語としては『999って警官が撃たれた時の緊急コードなんだってよ!(鼻息)』以上のものを感じられなかったのが残念。
登場人物が多
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コンフィデンス(2003年製作の映画)

3.8

その詐欺は通用するのか?と思わせつつ、実は更に大きな計画が進行してた……という、判ってみるとなるほどな感慨を呼び起こされる一作。
仲間を殺されても動じなかったジェイクが、実は完璧な復讐劇をセッティング
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アウェイク(2007年製作の映画)

2.8

心臓移植手術の陰謀よりも、麻酔が効いてない状態で開腹されて心臓取り出されるとかソッチの方がよっぽど……な一作。
イヤ確かに想像してたよりは面白かったんだけど、何故クレイトンが4件の医療過誤で訴えられて
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

クリント・イーストウッドというカリスマをどう捉えるかによって評価が変わりそうな気がする一作だけど、ワタシ的には、マイク・マイロの人生最後の転機という点からいえばコメディ一歩手前感が否めなかったかも。>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

2.9

ローレンス・フィッシュバーンを贅沢に使い捨てつつ、リーアム・ニーソンの無双ぶりを再確認しながらアメリカン・トラックがありえないほどの燃費の良さを発揮するというトンデモ作品。
とりあえず、首ふり人形はト
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ニューオーリンズ・トライアル(2003年製作の映画)

3.0

裁判というのは、陪審員を決めるトコロに醍醐味があるらしい。
説得力を駆使する裁判という制度ならではの攻防はとても興味深いものがあるんだけど、正直、ニコラス・イースターとマーリーの共謀が早い段階で判って
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キングコング(1976年製作の映画)

2.3

33年版まるっきりのリメイクなんだけど、ドワンが『おバカな金髪女優』というステレオタイプ過ぎてものっそシラケること請け合いな一作。運命を粛々と受け入れる生贄とは違った生きの良いバービー人形を気に入っち>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.2

ある冤罪事件をネタにサスペンスフルな展開として欲張ってみた一作。
父親と娘の関係性がムダなほど込み入ってるように感じるのは母親の死因が自殺のせいなんだろうけど、そこををもうちょっとシンプルにしてもヨカ
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プラトーン(1986年製作の映画)

5.0

エリアスが云っていた「1965年」って何だろうと思ってたんだけど、要するにアメリカが北爆を始めた頃のことなんでしょうね。戦略としては絶大なインパクトのある空爆も、戦術的にはもう戦争ですらないという一兵>>続きを読む

イリュージョン(2020年製作の映画)

3.4

タネを明かすことがショーの核になるんだから、今の時代の奇術師ってある意味大変だなァ……と思ってたら、ソコはやっぱり禁じ手だったんだなァと(笑)。そんなツッコみにも秘密の組織が絡んでくるってのはどうなの>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

2.9

法治国家であるアメリカが復讐に固執するあまり法を無視し続けた、というまさに黒歴史を描いた一作。
衝撃的な内容なのは確かなんだけど……"自白"のためなら拷問さえ厭わなかった軍と、告発になり得ると判るハズ
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.0

正直云って、もっとチャラい弁護士像を想像してたんだけど……そんなチャラさも兼ね備えつつ真摯な弁護士としての姿はカッコよかったかも。
ストーリー的にはもう少し掘り下げたトコロがあってもよかった気がするし
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.4

1960年代の受信料徴収方法が無駄にハイテク(?)な件。
ともあれ、娘を失った寂しさを紛らわせるための大義がBBC受信料無料化ってトコロが既に微笑ましいんだけど、一介のオヤジさんが気軽に名画を盗めちゃ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

"マトリックス"じゃなく"ジュピター"の焼き回しにしか見えなかったのはワタシだけですか?

『救世主はある意味死神』的な表現は興味深かったし、アヒル隊長を頭に乗せてお風呂浸かってるキアヌ・リーブスはめ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

何と戦ってるのか判らなくなるほどスケールの大きな戦闘シーンのアトに待ち構えたラスボスが、オリジナル・スミス氏って何かちょっと……。
ミフネ船長がかっこよぎて惚れる。

それにしても、ネオのコート丈って
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

エージェント・スミスのコピペ能力が優秀過ぎる件。
パンチやキックではノーダメージだけど、ビンタの破壊力は絶大ってどういうことだろう。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.0

キャリー=アン・モスより美しいキアヌ・リーブスや、全編に迸るオタク魂がまばゆい一作。
とりあえず、太陽光発電のみに頼るのは危険、というメッセージだけは伝わった。

それにしても、プログラムをインストー
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

5.0

正義の名目で大鉈を振るうためには少なからぬ犠牲が必要だ、という痛烈過ぎる皮肉を描いた一作。
平和維持軍である国連軍の無力さもさることながら、避難しようと集まった非セルビア人の数に絶望感を煽られること必
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ジュピター(2014年製作の映画)

2.0

シンデレラをSF的にしたらきっとこんな感じでしょうかね、乙女路線だけはテンコ盛りなので10代の時に見ていたら違った感想を持てたかもしれません。……まァ、10代のワタシなら間違いなくケイン✕スティンガー>>続きを読む