MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ダーティファイター(1978年製作の映画)

2.6

トラック野郎で女好きなストリートファイターは実はなかなかピュアな男だった、というお話。
オランウータンがクリント・イーストウッドのバディなトコロが既に趣き深過ぎるんだけど、むしろ、この作品のバイクの扱
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

あくまでもコドモ視点に重点が置かれているために世界はとても狭く、家族と近所と学校が全てといった印象。そんな小さな世界にすら宗教対立(核心はソレ以上のものだけど)の名を借りた暴力が入り込んでしまう無情感>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.0

シャイア・ラブーフが自らの体験を元に書いた脚本、しかも、主人公オーティスにトラウマを抱かせる存在の父親を熱演するという考えようによってはイタ過ぎる一作。
正直、思い出話を綴っただけの内容とも云えるので
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フェイシズ(2011年製作の映画)

3.2

殺して泣いちゃうけどレイプはなしって何が愉しいんだ"涙のジャック"氏……と問い詰めたくなること必至なうえに、かなり早い段階で犯人を察せられるというアクの弱さながら、ソコはむしろ相貌失認という障害の悲劇>>続きを読む

天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

2.9

ドヴィドルの家族が三大絶滅収容所の一つであるトレブリンカから生還していたら、ドヴィドルはデビューコンサートを無事に終え、どころかシモンズ家の息子となって世界的ヴァイオリニストとして活躍してたかもしれな>>続きを読む

世代(1954年製作の映画)

3.0

やんちゃな青年が恋をしたことで徐々に男になっていく、という青春ありがちエピソードをドイツ占領下のポーランドという背景で描いた一作。
チャラい理由からレジスタンスに参加したスタフが、友人の死や恋人の連行
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ギャング・オブ・アメリカ(2021年製作の映画)

3.2

カジノというビジネス・スタイルを形作り、キューバをカリブ海のモンテカルロにした男の物語……を、作家視点を用いて娯楽性満々に描いた一作。
ハーヴェイ・カイテルがいい味出してるのに、『3億ドル』にこだわり
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ヒットマン ザ・プロフェッショナル(2021年製作の映画)

2.5

意外な結末かはさておき、いつか幸せになってくれる気がする殺伐系もたまにはいいんじゃないかな……と。
それにしても、パパが生きててビックリだったんだけど、むしろ市会議員氏がロクデナシ共とツルんでる以上の
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.3

"C'mon C'mon"って『前へ、前へ』や『先へ、先へ』って意味だったのか。でも、前に進むだけが幸福に繋がることなんだろうか。『進む』の意味合いをワタシが取り違えてるだけかもしれないけど。
ともあ
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ボブという名の猫2 幸せのギフト(2020年製作の映画)

3.0

こんなにもボブ様々な生活だと、俺の存在って一体とか悩まなかったんだろうか……と思わずにはいられなかったんだけど、そんなことで悩んでたらお話にならなかったのか、むしろ依存の対象が薬物からボブになっていた>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

ブルース・ウェインの闇というより病みの姿がバットマンという、なかなかにツッコんだ設定なのが興味深い。だからって敵まで病んじゃってる系ってちょっとウザい気もしないではないんだけど……むしろ、ジグソーとか>>続きを読む

テキーラ・サンライズ(1988年製作の映画)

2.3

ちょっこっと調べてみたら、テキーラ・サンライズというカクテルは『中甘辛口』、『朝焼け空をイメージ』、『熱烈な恋』といったキーワードが出てきました。なるほど。
ともあれ、メル・ギブソンとカート・ラッセル
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荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

4.5

ありがちな西部劇を期待(?)して見始めたのに、何だか毛色の違う方向に突き進んで戸惑った……というのが正直なトコロ。
とはいえ、村で起こった殺人が『チンピラ共の仕業』だけでは終わらない事情があった点に言
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

4.0

穴の向こうは12時間後だけど3日分若返る、ってどんなメリットが?と悩むこと請け合いながら、それでいいのか努力の方向性ということを考えさせられる一作。
可愛らしいにゃんこの存在感もなかなかだけど、リンゴ
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ネイビー・シールズ(1990年製作の映画)

2.8

テロリストがアメリカ製の兵器を使うなんざケシカラン!という物語で、レバノン内戦からコッチ、救出作戦といえばNavy SEALs!というそんなトコロに魅了されたのだろうウハウハ感が遺憾なく伝わってくる一>>続きを読む

バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.0

アリスが最強なのは色んな意味で理由があったのは判ったけど、それを考えるとクレアって更に輪をかけた超強ぶりなんじゃ……。

デッド×リミット 絶体絶命(2022年製作の映画)

3.0

ドローンチームが作戦地域にいるのはアリだとしても、任地に奥さんや子供が遊びに来ちゃうってどういうことだ……。
ともあれ、色々ツッコみたいトコロは多々あるんだけど、作戦終了とともに突き離されるような衝撃
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ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

3.8

どっちについても首根っこ掴まれてる状態を家族や友人(?)と共に打破する新米弁護士の物語で、些細だけど顧客の神経逆なでするには格好の材料を見つけたミッチの機転が素晴らしい……んだけど、原作読んで理解を深>>続きを読む

ブリット(1968年製作の映画)

4.2

堅実というか無骨というか、むしろ地味な印象の刑事モノなんだけど、そこが無駄なほど派手なカーチェイスとのメリハリに繋がっててカッコいいこと請け合い。
正直、恋愛パートは必要なのかと思わなくもなかったんだ
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バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

2.5

アリスがうっかりママになる回。
攻撃方法が同じで飽きてきた。

それにしても、走るゾンビはやっぱりイヤだなァ……。

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.7

はっきり云って、そんな杜撰なメンツと計画でウマく仕事ができるんかいな……と思ってたら、それらズボラな展開が全て、無駄なほど派手なカーチェイスのためのお膳立てだった……というのは正直如何ものか。色々あり>>続きを読む

サバイバー2024(2021年製作の映画)

1.2

コロナ・パンデミックに夢を見てしまったヒト達の描いた一作。どうせならコロナではなく別の名称にしておけば、"アウトブレイク"並みの不朽の名作になったかもしれないのに……(笑)。
ともあれ、折角の終焉モノ
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キャッスル・フォール(2021年製作の映画)

3.5

ドルフ・ラングレン愛で乗り切ってみせる!と腹をくくって見始めたんだけど……予想したいよりも大いに楽しませていただきましたよ(笑)。
ドルフ・ラングレンは主役のスコット・アドキンスを立てるアリスのうさぎ
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ザ・バッグマン 闇を運ぶ男(2013年製作の映画)

1.5

ジャックの亡妻のエピソードを最初に見せてくれていれば、もう少し違った評価ができたかもしれない。なのに、出てきたのはロバート・デ・ニーロなんだから……どれだけ荘重な物語なんだろう、と期待しちゃうぢゃない>>続きを読む

バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

3.2

ゾンビだったり刑務所だったり……といったシチュエーションに思わず"ウォーキンクデッド"をシンクロさせてしまった一作。アッチの方が後発だけど。
ともあれ、冒頭の妙に大袈裟な対決シーン(自分を使い捨てする
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ストレイ 犬が見た世界(2020年製作の映画)

3.8

今では信じられないけど、日本だってついこの間までは道を歩けば野良犬に当たる的な環境だったんですよね。この間云っても、30年は経ってると思うけど……。
イヤ確かに、フリーダムであるがゆえにリスクももちろ
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カタコンブ 地下墓地の秘密(2022年製作の映画)

2.5

カタコンブぢゃないじゃん……と悲しくなっちゃったんだけど、そもそもこのレベルの映画撮影を許可できるような場所じゃなかった、と見終わってから気が付きましたよ。
ともあれ。
バッタモン・ナチが出てきたかと
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GUNDA/グンダ(2020年製作の映画)

3.7

「名前をつけられたこの母豚は強制的に妊娠されられ、しかもこの愛らしい仔豚達は肉屋に並ぶんだぜ?」というメッセージはよく判った。
でも、この農家さんはまだ健康的な環境だよね。>そんな話では……。

バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.7

ゲームは未プレイだし、見たハズの前作は覚えてないし……なお陰で、ただのゾンビ映画として楽しめたのは利点だったかも。
正直、アリスがミュータント化してるのはどうかと思わなくもなかったけど、拾ったノートに
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.7

続編とは知らないで見てしまった……。

ともあれ、マイケル・ブライスが優秀なボディガードに見えるような見えないようなビミョーさが多分に最大のポイントなんだろうけど……とりあえず、たまに着替えたらいいと
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アートのお値段(2018年製作の映画)

3.0

『いい影響を与えればいい魔法と言えるが、魔法にとらわれたらおしまいなんだ』というポール・シンメルのセリフがすべてを語っている、な一作。
何か色々勉強になった気はするんだけど……美術館に収まるというのは
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マークスマン(2021年製作の映画)

3.0

物語的にはありがち(もしくは既視感ありまくり)だし、カルテルの野郎共のネットワークが手広過ぎて追われてる感が薄いのが残念だし、そんなこんなで意外にのんびりした雰囲気が無きにしもあらずだった点が物足りな>>続きを読む

戦争と平和(1956年製作の映画)

2.9

偉大な原作が見事なまでのアイドル映画に、という印象の一作。……実は、原作未読なんだけどもが。
ともあれ、この時代のトレンドなのか、この監督の好みなのか、それとも大作ゆえの苦肉の策なのか、場面ごとの尺が
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レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

4.3

先日見たダヴィンチの方は「買いたい!って熱弁奮ってるヒトは既に売ることを考えている」という感じだったけど、コチラは「親愛を持って熱く語れることが絵を所有する権利を持っている」な印象の一作。
特に"本を
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フォーリング 50年間の想い出(2020年製作の映画)

3.2

監督・脚本・音楽から主演までこなしたヴィゴ・モーテンセンの映画監督デビュー作なんだけど、むしろランス・ヘンリクセンの奇才ぶりが色んな意味で突出していてインパクト絶大過ぎ。ハマり役感半端ないって何てこと>>続きを読む

ロスト・レオナルド 史上最高額で落札された絵画の謎(2021年製作の映画)

3.0

"ダ・ヴィンチは誰に微笑む"と同ネタながら、コッチの方が闇を突きまくってる度合いが高めな一作。
とりあえず、"ダ・ヴィンチは…"の方でまるっと儲け逃げしたと思われたイヴ・ブーヴィエがきちんとケジメられ
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