MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.5

忘れたのではなく、忘れたかったのかもしれない。

……トコロで、あのプログラムに一体どんな効果が?

355(2022年製作の映画)

2.8

各国代表級の美女が派手なシチュエーションとピンヒール・アクションを爽快にキメまくる一作。とはいえ、各国代表が集まりゃいいってもんじゃない、という感慨も捨て切れなかったり。ペネロペ・クルスが可愛かったか>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

2.3

昔観た時は純粋に怖かったという印象だったんだけど、ディレクターズ・カット版という色々付け足された仕様になったコトで雑な印象になってしまった、という感じ。とりあえず、メリン神父がイラクで発見したアレコレ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

2.5

背景がよく判らなかったんだけど、実はヒュー・グラスが実在の人物で、毛皮会社の下請け仕事中に起こった事件だった、と知って別の意味で愕然としましたよ。
ともあれ、根底にある人種差別が災いするというエピソー
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(1963年製作の映画)

2.8

CGがない時代にこの大量発生した鳥達を描いた技術力は素晴らしいと思うんだけど……恋愛パートとか嫁姑問題(違)とか、ソコにどうしてスポットを当てるのか、と思わずにはいられない点が多分ヒッチコック節なんだ>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

-

リブートするくらいなんだから意気込み凄いんだろう、と期待したワタシが甘かった。きっと、そういうコト。

トム・ホーン(1980年製作の映画)

3.1

35年に渡って続いたアパッチ戦争に半生を費やしたトム・ホーンの生きた時代って、アメリカの背景的には工業化によって新時代かつ新秩序が定着しつつあった頃だったみたいですね。舞台となる町並みこそ昔ながらの西>>続きを読む

バッド・トレジャー(2021年製作の映画)

1.9

何処に焦点をおいて見るべきか判らなかったんだけど、面子だけは派手なテカは評価してもいいかもしれない。
イヤむしろ、金をキチンと重いものだと表現してくれた点を高く評価したい。

それにしても、こんなトコ
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.0

繊細な見た目通りのキャラクターを演じたピエール・ニネが痛々しいくらい美しい。しかも、そのキャラクターであるマチュー自身が男の子として大丈夫かってくらい儚いんだから、腐女子モードだけでも十二分に楽しめる>>続きを読む

エクソダス 爆弾に取り憑かれた男(2021年製作の映画)

3.0

爆弾魔の半生を追っていく物語だと思ったのに、途中からポーランド警察無双な展開に……その頃には宿命の対決を演じる爆弾魔と刑事の容姿がビミョーに似てきてしまってるので、少なからぬ混乱に戸惑うこと請け合い。>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.0

図書館の発想は面白かったんただけど、むしろ、『テディだいすき』『マシュマロ』そして『北海道』といった日本語Tシャツに心を奪われてしまうのはどうしたものか(笑)。
パンダの携帯やスーツケースも可愛かった
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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

2.9

多分このユルい感じも味わいの一つなのかもしれないけど……さすがにちょっとユル過ぎなんじゃ、と思わずにはいられなかったり。
何故破綻どころか裏切り満々でセッティングされた計画に固執するのか、しかも待ち伏
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.0

まァ確かに、恋愛関係にあったカップルを微に入り細を穿って作り出すということがテーマなんだから、うっかりシンクロしちゃうというのは判らなくもないんだけど……多分そのためには、モンタギュー夫婦(家?)の確>>続きを読む

ザ・トップガン 無敵の撃墜王(2022年製作の映画)

1.6

この邦題を決めるヒトは、きっと中身の確認をなおざりにしてしまってたんでしょうね。イヤむしろ、睡魔で意識が朦朧としていたがために高射砲の爆発を敵機のソレだと勘違いしたんでしょう。確かにアレだけの煙が上が>>続きを読む

潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.2

2000年8月、プーチン氏が大統領に就任して3ヶ月経った頃に発生した潜水艦沈没事故を悲劇の勇士達とその家族にクローズアップして描いた一作。
大人の事情によって最高権力者への追求は回避されたものの、ただ
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新・明日に向って撃て!(1979年製作の映画)

3.0

"明日に向かって撃て!"が好き過ぎて思わず捏造しちゃった♥という同人魂全開な一作。何たってオリジナルがバッドエンドなんだから、萌えるとなったら前日譚しかないんだけど……とりあえず、製作側の感無量感は余>>続きを読む

アラモ(1960年製作の映画)

3.8

数的不利も然ることながら、むしろメキシコ軍に比べると烏合の衆にしか見えないテキサス軍の有り様が興味深い一作。
超大作ゆえに登場人物も綺羅星の如くなんだけど、個性が輝いててどのシーンも愉快でした。正直、
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チップス先生さようなら(1969年製作の映画)

2.8

ノッポでイケメンなチップス先生の不器用かつ奥手で、更には融通の効かないトコロが可愛いんだけど、ほぼ被せるだけの歌パートはどう解釈したものか。
そして何より、時間経過がチップス先生の台詞と白髪の量だけで
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国境の夜想曲(2020年製作の映画)

3.5

この監督氏の淡々感は見る者を選ぶトコロがありますね。イヤむしろ、監督氏があくまでも客観に徹するあたりは、ニュース番組でさえ大人の事情が優先される昨今で必要なニュートラルぶりなのかもしれませんが。
とも
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チェルノブイリ1986(2020年製作の映画)

3.2

よくあるチェルノブイリ物は管理側のミスを全面に押し出して共産主義的悲劇性を主観的に演出する場合が多いと感じるんだけど、本作では(色んな意味で)より核心に迫る部分に力点を置いたという印象。まァ、主人公と>>続きを読む

知らなすぎた男(1998年製作の映画)

2.5

噛み合ってないトコロの噛み合いぶりが素晴らしく、無邪気が一番恐ろしいという教訓も味わい深い一作なんだけど、ワタシにはちょっと乗り切れない笑いだった。
あのビー玉のオモチャいいなァ……と思うんだけど、片
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ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

3.6

どんな作品を紹介してくれるのかという期待で観始めたんだけど、割と観たことある作品が多くてビックリ……なんだけど、世界的評価を得てるっぽい作品は観てなかったんだなァとも思ったり。イヤまァ、ソレは今更なん>>続きを読む

テッド K ユナボマー 狂気の目覚め(2021年製作の映画)

3.0

ジョン・ランボー級のたった一人の戦争感は潔いものの、童貞ぼっちがエコテロを繰り広げる……という実話をモトにした一作。
あくまでも童貞ぼっち視点なので、視野狭窄気味な展開が眠気を誘うこと必至。ただ、今ま
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胸に輝く星(1957年製作の映画)

4.0

いい意味でヒネリもテライもない展開なので、それが却って心理描写の妙を楽しめる素地になってたかも。
それならくだんの兄弟の事情も丁寧に描写して欲しかったところだけど……物語の散漫を防ぐ効果だったのかもし
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.8

ありがちなヤラセチューバーにブレアウィッチ的なモノを含めた印象の一作で、正直、物語が佳境に入るまでは多少の忍耐が必要かも。
物語的には定番を出ない範疇ではあるんだけど、ケレン味のあとにくるオチに思わず
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.4

"ゴミ"は心の欠片だった。

それにしても、どんただけ借りっ放しにしとんねんお嬢さん……。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.8

巨大企業との戦いは長期戦になるとはよく聞くけど、理解ある上司、家族の忍耐、そして何より弁護士の不屈の精神が必須なんだとしみじみ感じたり。イヤもちろん、原告の執念はも重要だけど20年間って一体……。
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デウス 侵略(2022年製作の映画)

1.2

新型コロナ大流行中でも何とか作品を作り上げたいという野望だけは遺憾なく感じられながらも、実にイギリスらしい叙情感でお茶を濁された気がするそんな一作。
とりあえず、火星まで行くのにコールドスリープは要ら
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金の糸(2019年製作の映画)

4.0

どんな人生も完全体のままではいられない、ということなのかもしれない。欠けて壊れても、繕うことで新たな意味と深みを感じさせるものなのかも。
金繕いされた部分を金の糸と表現した味わいも然ることながら、運命
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インデペンデンス・デイ2022(2021年製作の映画)

-

あまりのユルさに開始10分間で大いに笑わせて貰ったからもういいです。
それにしても、将軍たるやもう少し威厳というものを……。

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

5.0

白昼堂々と行われる作戦が実は標的の現在地すら、現地スパイの勇気次第……というトコロに既に破綻の前兆が見え隠れしてる点にゾクゾクしてみたり。
もう色々スリルと臨場感満々過ぎて気がついたら手に汗握ってる…
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尼僧物語(1959年製作の映画)

3.5

実は、原作の小説も実話がモトだった、というコトを初めて知りましたよ。
ともあれ。
今ならば一介の看護師でも海外の病院で現地の医療に関わるというシステムがあるらしいですが、時代が第二次大戦前ともなれば女
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レディ・アロー(2022年製作の映画)

2.7

助けを求めた隣人が実は誘拐犯の一人だったと判ったアト、2階駆け込んだケイトの姿に娘は『ママだけ逃げた』と思わなかったのかが心配。
とりあえず、人質を拘束するなら手は後ろに、ついでに足首も拘束するのが鉄
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ダーティファイター(1978年製作の映画)

2.6

トラック野郎で女好きなストリートファイターは実はなかなかピュアな男だった、というお話。
オランウータンがクリント・イーストウッドのバディなトコロが既に趣き深過ぎるんだけど、むしろ、この作品のバイクの扱
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

あくまでもコドモ視点に重点が置かれているために世界はとても狭く、家族と近所と学校が全てといった印象。そんな小さな世界にすら宗教対立(核心はソレ以上のものだけど)の名を借りた暴力が入り込んでしまう無情感>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.0

シャイア・ラブーフが自らの体験を元に書いた脚本、しかも、主人公オーティスにトラウマを抱かせる存在の父親を熱演するという考えようによってはイタ過ぎる一作。
正直、思い出話を綴っただけの内容とも云えるので
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