かなきさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

かなき

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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.5

『無実の男、首相暗殺犯に断定。』
『誰が、彼を救えるのか。』

BECK(2010年製作の映画)

3.2

『奇跡の出会いによって生まれたバンド、ベック。青春のすべてが、ここにある。』

ZOO(2004年製作の映画)

3.4

『生き残るための、5つの選択…。』

乙一作品が持つ、不思議に不気味で、切なくて残酷な雰囲気がしっかり描かれている。
原作を読み終えた後に感じた、少し寒気が残る感覚を本作でも感じられた。

幼少期の神
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.3

『世紀のSF(すごい風呂)超大作』

ここまで日本人キャストで顔の濃い面々を集められるのか、と驚いた。

KIDS(2007年製作の映画)

3.4

『純粋だから、分かち合える傷がある。』
『傷の深さも痛みも二人で半分。』

原作と年齢設定やそのほかの細かな部分に違いがあるとはいえ、物語そのものがとても良いので、作品として充分に感動できた。

当時
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HINOKIO ヒノキオ(2004年製作の映画)

3.5

『会ってみたいんだ。本当の君に。』
『閉ざされた少年の心が、ロボットを通じてあなたとつながる。』

ロボット越しの少年の揺れ動く心を表現するという難しい役どころを、初主演映画で演じ切った本郷奏多の才能
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守護天使(2009年製作の映画)

2.3

『大不況時代のヒーローは…。
アレ?こんなヤツら!?』

思っていたよりも大きな笑いはなく、ただただ単純にバカバカしさにクスッとなれる。

ストーリーの展開自体は物足りなさを感じたが、バラエティ豊かな
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王様とボク(2012年製作の映画)

2.2

『傷ついて、ボクらは大人になる』

キャストが実力派だっただけに、物語の展開の物足りなさが残念だった。
題材的にもとても良いものだと思ったけれど、観終わった後に特に感じることもなく、勿体無さが目立っ
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スープ・オペラ(2010年製作の映画)

2.9

『きちんとごはんを作ること。
だれかと一緒に食べること。』
『恋しい人が、帰ってくる。』

原作のなんとも不思議な世界観が表現されていてた印象。
鑑賞前に原作を読んでいたところ、作中の青年、林康介がだ
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テニスの王子様(2006年製作の映画)

2.9

『くらえ!俺のスーパーショット!!』

越前リョーマの生意気な感じと、当時の本郷奏多が抜群に合っていた。やはり彼は昔からこういう捻くれた役がうまい…。
全体的にぬるいというか、演技面でツメが甘い感じが
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貞子3D(2012年製作の映画)

1.5

『"S"の復活-』

あの貞子が3Dで飛び出てくるという点は、貞子の持つ“画面からでてくる”っていう特徴を最大に活かしていて良かった。
けれど、シンプルに飛び出てくればいいものの、虫のようになったり、
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K-20 (TWENTY) 怪人二十面相・伝(2008年製作の映画)

3.6

『怪人二十面相は誰だ!?』

邦画とは思えないアクションシーンの数々。
垣間見れる当時の日本の情景。
映画として楽しむには充分な作品だった。

大停電の夜に(2005年製作の映画)

3.0

『光が消える、あなたを感じる。』

鑑賞後、キャッチコピーの秀逸さがよくわかる。

光に照らされる本郷奏多の色白がやたら綺麗だった。冬がよく似合う。

一昔前の雰囲気を感じ取れるゆったりした作品。

桜蘭高校ホスト部(2012年製作の映画)

2.4

『気づいたらクセになっちゃう部活です。』

ストーリーはともかく、キャストのキャラへの入り込み加減がツボ。
山本裕典の振り切り方は全力すぎて笑いが追いつかない。
千葉雄大はもうさすがとしか言えない。
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.7

『この「謎」に泣く』

“謎に泣く”まさにその通りの映画。

菅田将暉の演技ぶりに、当時衝撃を受けた記憶がある。

日本橋を見ると、必ず思い出してしまう作品。

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.9

『残酷な対峙。』

玄野と多恵の結末。
加藤と星人の対決。
GANTZに生かされ、翻弄される人々たちに課される残酷すぎる選択。
そんな時に残酷な抗争を繰り広げつつ、人間ドラマもしっかりと描かれていて、
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青い鳥(2008年製作の映画)

3.9

『大人は、みんな、十四歳だった。』

答えを全て教えてしまうのではなく、自分で見つけさせ、自分でどうするか考えさせる先生の姿。
その先生のおかげで自分のしたことに気づき、これからどう生きるかを自分で選
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NANA2(2006年製作の映画)

2.5

『あの頃描いていた夢の輝き。
あたしは死んでも忘れない。』

ゲリラライブは実際に渋谷で行っただけあって臨場感があった。

本郷奏多のシンがとにかくいい。
あの線の細さも、髪型も、いつ観てもやっぱりシ
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GANTZ(2010年製作の映画)

3.8

『なぜ、戦うのか ——。』

本郷奏多でスピンオフが作られ、地上波で放映されるほど、彼が演じた西丈一郎が魅力的。
原作の西がどんどん美青年になってるのも、これを観たらなんだか納得してしまう。

GOTH(2008年製作の映画)

4.1

『君が死にたくなったときは、きっと僕が殺してあげるよ。』

乙一の小説の中から神山樹と森野夜が出てきたかと思うほど、本郷奏多と高梨臨のキャスティングが素晴らしい。
ストーリーは正直、原作の面白さが出て
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高校デビュー(2010年製作の映画)

2.9

『おしえて、ワタシのモテコーチ!!』

小道具がいちいち可愛い。
こんなこと実際にはやらないだろ!と思う破天荒ぶりも、この作り込まれたポップな世界観では許される感じ。
少女漫画の実写化のなかでは、楽し
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仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ(2010年製作の映画)

4.7

『Wよ永遠に―
風都の存亡を賭けて、戦え!』

本編でずっと描かれてきた、フィリップの家族に対する葛藤、それを支える翔太郎たち。その部分のある種の答えを出しつつ、無理のない設定で映画オリジナルの敵が
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のだめカンタービレ 最終楽章 後編(2010年製作の映画)

3.4

『さらば、のだめ』
『先輩、お別れデス。』

ドラマ本編の学生時代から、ヨーロッパに来て指揮をしてピアノを弾くまでになった2人の姿がとても感慨深かった。

海外編ということでベッキーやウエンツ瑛士に加
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のだめカンタービレ 最終楽章 前編(2009年製作の映画)

3.4

『この冬、映画館がコンサートホールに変わる。』
『待っててくださいね先輩。今すぐ追い付きますから。』

のだめと千秋がヨーロッパの街並みを仲良く歩いている。
そんなシーンだけでも、2人の色が出ていてな
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.0

『子どもが大人に、読んであげたい物語。』

カラフルでポップなセットや衣装に囲まれているのに、物語の中心のパコが「記憶が1日しか持たない」少女なのが、切なさを余計に増幅させる。

『明日じゃダメなんだ
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ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌(2008年製作の映画)

3.1

『それでも、人間を守るのか』

冒頭から前作よりもホラー色が強い。
物語が続くにつれて、妖怪である鬼太郎が、なぜそこまでして人間を助けるのか、という疑問にぶち当たる。

恨むのではなく、もっと他の方法
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.6

『海賊たちの存亡を賭けた決戦迫る。』

前作よりも、不思議な世界観の要素が盛り込まれていて、スケールが大きく、見応えはバツグン。
白いカニがやたら印象に残る。

ゲゲゲの鬼太郎(2007年製作の映画)

3.6

『お待たせ。 』
『2007年G.W.
伝説のあいつが帰ってくる!!』

想像以上にウエンツ瑛士の鬼太郎がハマっていて、素直に楽しめた。
個性豊かな妖怪が次から次へと出てくるのが最大の魅力。
配役
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マリと子犬の物語(2007年製作の映画)

3.6

『守りたいーー
ただ、それだけだった。』

小学生の頃、母に連れられて映画館へ。
これが実際に起きたことなのかと思うと、何が何だかわからなくて、涙が出た。
とっさにカバンに入っていた紙ナプキン1枚で止
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口裂け女(2006年製作の映画)

2.9

『ワタシ、キレイ?』

リサイクルショップのテレビで延々と再生されていた。あまりの再現度の高さと衝撃的な描写はなかなか忘れられず、後日レンタルしたものの、殺戮シーンはトラウマ級。
今思えば、よくこれを
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

4.2

『さらば、ジャック・スパロウ──』

キャッチコピーが言うようなラストの割に、コミカルな要素が多すぎて終始劇場で笑っていた記憶がある。
とにかく「心臓」をめぐる抗争がバカバカしい。

そんな中でも、ウ
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リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?(2005年製作の映画)

3.6

『ダマされるな!
こいつらみんなウラがある!!
誰もが知っているおとぎ話…と思ったら、大間違い!!』

展開が早くて、痛快で、でもちゃんとどんでん返し的なオチがある。作品としてとても楽しめる。

登場
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アーサーとミニモイの不思議な国(2006年製作の映画)

3.8

『冒険は、いつも夢への挑戦』

実写とアニメの融合の仕方がとても斬新で、面白くて、スクリーンから目が離せなくなるほど夢中で観ていた作品。

フレディ・ハイモアの演技と、神木隆之介の吹き替えがピッタリな
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