Kouyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.0

部屋の雰囲気と色合いが不気味。ホラー要素は少なめだけど、この家族に何が起きたのか謎解きサスペンスとして楽しめた。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.0

結婚観がテーマだと思う。夫婦間の立場の優劣や個人的な支配欲や承認欲求、現実逃避からくるトラブルの有り得ないレベルのお話。ぶっ飛び過ぎてて、同情や感情移入が難しかったかな。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.5

冤罪か有罪か。私にだけは真実を伝えて欲しいと願う標的にされなかった女性たち。殺人鬼だとしても殺されなかったのだから愛情はあったのか、それとも捜査の目眩しとして利用されただけだったのか。残された恋人の目>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

面白い。犯罪組織に目をつけられた男と、犯罪の凶悪化に無力感を感じながらも市民を守ろうとする保安官の視点でストーリーが進んでいく。殺し屋がとにかくタフ。

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

言葉少ななやり取りでもお互いを認め合い、だんだんと掛け替えのない存在に関係性が変わる様子を丁寧に描いている。穏やかな田舎の風景もとても綺麗。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

80年代の善良な市民の生活と事件の温度差がよく分かる。嘘の上塗りはダメだね。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

安藤サクラの圧倒的な存在感。前向きになれる遅咲きヒロインの青春映画。

そこにいた男(2020年製作の映画)

4.0

面白い。結果的に単純なストーリーだったけど、構成が良いからサスペンス要素が際立つ。臨場感もあって素晴らしい。

アルゴ(2012年製作の映画)

4.5

緊張のクライマックス。空港の兵隊が怖すぎ。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

テンポも良く社会風刺もピリッと効いてて爽快感すらある。最後はうさぎが勝つ。

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.5

何が起きても諦めない。そうすれば夢も叶う、書き続けなさい。って母親は言いたかったのかな。終盤の盛り上がりが面白かった。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

邦題のセンスが素晴らしい。神が利益なら、女神は信念。個々の信念実現への行動が社会全体を良くするサイクルを生む。

トールマン(2012年製作の映画)

4.0

ミスリードの連続で展開が二転三転。予想外の子供の救い方。

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.5

時代の流行りに合ったスーツをお洒落に着こなせるのも大事な要素。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

サウンドトラックと走るユアンマクレガー以外はほぼPt1を忘れていた事を認識。当時も観た後に友達を大切にしようと思った事をぼんやり憶えている。続編にも期待。

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.0

ピーナッツバターとジャムがパートナーというハイカロリーな設定。さすがアメリカ。そして何もかもが自由。

お姉ちゃん、弟といく(2010年製作の映画)

2.0

嫌悪感をしっかりと感じさせてくれる歪んだ姉弟愛。実験的な短編映画だと思う。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

5.0

ストーリーの組み立てが凄く面白い。あっという間に見終わった。クイズの進行と主人公の過去の生い立ちを繋げて展開していく疾走感。兄弟愛も良かった。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

人に振る舞うのが好きな自立した女性が違う文化圏で日本食食堂開業。それは好きな事に正直に向き合う生き方でもあり、周りと一緒に成長していく場所作り。そんなのをゆったりと見せてくれる。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

ロボット三原則における人間とは何か。人間をどう定義するのか。それを曖昧のままでAIロボットを進化させると何が起きるのか。そんな事を見終わってぼんやり考えてしまう。

チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

3.5

読み書きも出来ない貧しい人達が何世代にも渡って騙され搾取され続けるのが許せなかったんだろう。

チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

3.5

戦いの目的を理解した者が勝利へ導く。医者でもあり弱者に寄り添う革命家。凄い人だ。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

解剖医にとって職業柄、これは回避不可で理不尽な出来事。理不尽な事に巻き込まれる怖さ。まったく展開が読めなかった。

十年(2015年製作の映画)

3.5

映像作家達の自由に好きなテーマで映画を撮って貰いたい。表現の自由が抑圧されている映画はこれだけであって欲しい。