tsuyoshiさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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エスター(2009年製作の映画)

3.9

ある家族は、1人の9歳女の子を養子に迎えいれる。
彼女は物静かで優しく、とても良い子に思えた。
しかし一家はまだ知る由もなかった、
彼女を連れてきたこと。それが家族の崩壊を招く引き金になってしまうこと
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

突然、9.11により奪われてしまった日常。
いなくなってしまった大好きなお父さん。
残された謎の鍵とメッセージ。
少年の無垢な父への思い。謎を解き明かしたいという強い気持ちと、そんな彼を包み込む、溢れ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.4

ジムキャリー × ∞ = 結局、ジムキャリー
って感じの作品です笑

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

狂気が生み出す新たなジャーナリズム。
正義も悪も無いその世界で、彼は唯一無二の存在へとのし上がっていく。

コンタクト(1997年製作の映画)

4.2

小さな地球という惑星の中で生きる我々はいったいどこからきて、どこへいくのか。
この果てしない宇宙に輝く何億もの銀河系や惑星の中で、文明を営む生命が我々だけと考えるのは甚だおかしい。遥か銀河の彼方から未
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

ワンカットで創り出された画面全体からひしひしと伝わってくる驚愕の臨場感。
戦場を走り抜ける兵士の滴り落ちる汗や、息づかいのひとつひとつを彼らの隣で目撃、そして体験しているかのような感覚に陥る。
暗闇の
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

神様など絶対にいるはずがないと思ってしまう程に悲しい展開の連続。
狂った歯車は鈍い音を立てながら壊れて、二度と動き出すことはない。
不穏な空気のまま、微かな光も差し込むことなく彼女は真っ逆さまに落ちて
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.4

人間離れした嗅覚を持つ主人公 ティナ。
羞恥心、罪悪感など人の心でさえ嗅ぎ分けてしまう。
彼女はある日ヴォーレという男性と偶然に出会う。これをきっかけに彼に不思議な魅力を感じた彼女は頻繁に会うようにな
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グーニーズ(1985年製作の映画)

4.2

落ちこぼれ少年団の"グーニーズ"
彼らが屋根裏部屋で偶然見つけた宝の地図。
そこには海賊 片目のウィリーが隠した財宝のありかが記されていた。
その財宝を手に入れるべく、グーニーズの想像を絶する大冒険が
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.6

"それ"はずっと、地の果てまで憑いてくる。
ときには老人、ときには自分の親しい人に姿を変えながら。
捕まれば、死あるのみ。
助かる唯一の方法は、誰かと性交渉をし、
"それ"をうつすこと。

いつ誰のも
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

飲み込みたいという気持ちは、彼女が自由になりたいと常に心の中で思い続けるが故に、それがあらぬ方向へ行ってしまい表れた。
全てが抑圧され、常に感じていた孤独感。
夫婦のはずなのに、夫婦でない。形だけの、
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.4

スクリーンを真っ白なキャンパスにし、小さな島で交錯する二人の儚い愛の物語が徐々に、そして鮮やかに色付けられ、描かれていく様はまさに絵画のよう。
どのシーンもひたすらに、息を呑む程美しい。

マシニスト(2004年製作の映画)

3.7

不眠症で一年間寝ていない男の話。
彼の部屋にある冷蔵庫に貼られたメモ。
まったく身に覚えのないその一枚の謎のメモがきっかけとなり、彼は幻と現実の狭間を真っ逆さまに堕ちていく。
狂ってしまった精神が身体
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

自分が殺される日を何度も何度も何度もタイムループしてしまう主人公。
何回も死を経験するうちに彼女の内面が段々と浄化されて、最後は凄く素敵な性格になってました。
あまりにも死ぬ事に慣れすぎて、朝起きて顔
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.8

まず冒頭の津波の映像から完全に引き込まれました。
臨死体験をきっかけに、死後の世界、死者が見えるようになってしまったジャーナリストのマリー。
特殊な霊視能力があり、死者と対話可能なジョージ。
双子の兄
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.4

ゆきずりの恋に身を任せ、
親からお金を借り、自分の息子を働かせ、
生活をするシングルマザー。
堕ちることまで堕ちてしまった彼女だったが
更に救いようのない行動に出る。

目を背けたくなるような結末でし
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

深海の神秘的な映像がとにかく美しい。

これこそ映画館で観るべき作品だと思います。

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.7

乗るはずだった飛行機が爆発し、
奇跡的に助かった七人
回避したはずの"死"
一度は変えたはずの"運命"
しかしそれは、決して捻じ曲げれられないもの
静かに忍び寄る死の影は、再び次々と七人を襲っていき、
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.2

ひたすらに、そして究極に無計画な復讐。
全ては両親を殺した憎き犯人の為。
武器もお金も何も無い。
ただそこにあるのは、復讐を果たすという強い意志のみ。
道中に判明する衝撃の真実。
だがしかし彼に後戻り
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.7

全世界のSEGAファンを震え上がらせてしまった人間ハリネズミの様な旧のビジュアルから修正され、
我々がよく知る馴染みのある姿になって戻ってきたソニック。
地球に来て初めて出会った親友のトムとバディを組
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.4

飛行機事故により、たった1人無人島に取り残されたノーランド。
道具も何も無い、厳しい大自然の環境下、
彼のサバイバルが始まった。
そんな中で、見つけたひとりの"友達"。
唯一の心の拠り所となった彼と共
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Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.7

北野武監督が紡ぐ、3つの愛の物語。
今までの作品で最も暴力的な作品である。と監督自身が発言したこの映画。

直接的な暴力描写は一切無いが、
彼らの愛が報われたかと思えた瞬間に、突然訪れる死は、圧倒的に
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

アメリカとメキシコの国境付近に蔓延る麻薬組織の撲滅の為に遂行された極秘任務。

法無きこの世界。
裁くという概念が狂いだし、徐々に鈍る判断力と善と悪。
迫ろうとする真実は、深い闇に覆われ見定めることが
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

人はいつ死ぬのか。
それは人から忘れられた時。
そんな言葉をどこかで聞いたことがあるが、この映画の彼はまさにその言葉が痛いほどに当てはまる。

一世を風靡したヒーロー "バードマン" 役の大スター。
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.8

愛のかたち。それは時に様々であり、
まるで広大な銀河系の中に広がる、
幾千のもの惑星のようだ。
人と人とは限らない、
異種間に芽生える本当の愛。
彼らの一途な思いは、
異星人の規律ですらも変えてしまう
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

愛する娘を殺されたミルドレッド。
犯人どころか手がかり一つ見つけられない警察に憤りを感じた彼女は、警察への皮肉をメッセージにしたビルボードを設置した。
それからというもの、更なる事件が巻き起こる…
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

1989年12月に真冬のカナダ、モントリオール理工科大学で実際に起きた銃乱射事件を元にした作品。

その銃声は何の前触れもなく、突然鳴り響いた。
反フェミニズムを掲げるひとりの男は、女子学生のみを狙い
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