この映画の日本公開が1年も遅れたのはとても残念だった。
ヒロシマ、ナガサキへの投下シーンがない、
焼け野原の惨状が映されてない、
原爆犠牲者を蔑ろにしている、
と言った批判は的外れだと思う。
誰の>>続きを読む
んー、、
細田守の"竜とそばかすの姫"を観た時と近い感覚に陥っている。
大衆向けエンタメの皮を被った子供向け映画。
NHK朝ドラばりのリアリティの無い生活描写と臭いセリフ。
ハッピーエンドありき>>続きを読む
北野武監督第二作。
初期の作品であり有名でもなく代表作として挙げられる事も無いけれど、彼の創造力が1番素直に発揮された作品だと思う。
あのラストを見て
これ凄いなと思うか、
なんじゃこりゃと呆れる>>続きを読む
宮﨑駿による宮﨑駿の為の映画。
エンタメではなくアート。
観る者に考察の余地を大きく与え、それぞれの解釈を求める作品。
なんとなくジブリが好き、というだけで家族や恋人とエンタメを求めて行くと肩透かし>>続きを読む
ポルノ劇場のただのエレベーターボーイが、芸人ビートたけしになるまでを描く。
数年前の紅白歌合戦で、北野武が一筋のスポットライトの中にポツンと佇み、"浅草キッド"を歌っていたのを思い出す。
司会の内>>続きを読む
業界最高権威の音楽学院で、生徒と教授として出会った天才ドラマーと超大物指揮者。師弟憎悪劇。
超絶完璧主義の教授のバンドレッスンは、怒号どころかイスやシンバルまでもが飛び交い、要求したレベルに達しない>>続きを読む
好きな人はゴメン。
設定も、ストーリー進行も、心情描写も、ツッコミ所多すぎて自分にはムリだった。
低年齢層向けなのか、、、?
虐待、片親、過去のトラウマなど、現実世界でも苦しんでる人が多い問題を、>>続きを読む
んーちょっと長かった。
海のシーンは素晴らしい。
期待通りだったし、映画館で観れてよかった。
脚本も記録的興行収入を絶対命題とされた作品と考えると、大衆向けで大甘なのも仕方がない。
だがしかし、、>>続きを読む
原作/脚本/監督 井上雄彦
この時点で既に凄い。
少年漫画の作家だった井上雄彦は、スラムダンクから25年を経てもはや画家、アーティストと言う言葉の方がしっくりくる程の存在になっている。
近年の活動>>続きを読む
新海誠による、3・11鎮魂の物語。
3・11当時、自分は19歳で東京に住んでいた。
被災もしなかったけど、それでも自分の人生にとても大きな影響を与えた出来事だった。
メディアの向こうから流れてくる>>続きを読む
POVホラーの最先端。
YouTuber達の肝試し生配信。
POVと言っても使ってるカメラの数がとても多い。
精神病院潜入メンバー6人全員の顔の前にカメラを2つ固定。
それぞれの顔を正面から当てた>>続きを読む
これぞカルト映画。
観ている者の精神はじわりじわりと蝕まれていく。
言われている程残酷描写は多くないハズなのだが、そこまでの過程でダメージを負っているので少量でも効果は抜群。
耐性無い人はやはり注意>>続きを読む
過去にさんざんやり尽くされたアルマゲドン、ディープインパクト、2012などの地球、人類終末モノ。
鮮烈だったのが"重力が大きい場所では時間の流れる速度が変わる"と言う理論をとても効果的に使っている>>続きを読む
この作品のあとオリジナルの猿の惑星を見ると、この新3部作が"神話"だったのだと気付く。
シーザーは"創世記"でボスになり
"新世紀"で王となり
今作"聖戦記"で神になったんだな。
壮大な旅路の果て>>続きを読む
公開当初凄まじい悪評だらけだったのを覚えている。
ほんとにそんなに酷いのか怖い物観たさで見てみた。
確かにジブリと宮崎駿のファンが観たらガッカリするのかもしれない。
何考えてるのか全く分からない主>>続きを読む
前作からより深く、重く、激しく、スケールアップした人類vs類人猿第二章。
人間同士でも、あらゆる諍いや争いはこうやって始まるんだろうなと思う。
見た目も文化も言葉も違い、利害すら対立する相手と、どう>>続きを読む
シーザーのキャラクター作りが素晴らしい。
動物が主役の映画の中でも彼の主役としての魅力度は飛び抜けてると思う。
作中のエピソード一つ一つが彼に"人間らしさ"を与えていき、いつの間にか彼を動物ではなく>>続きを読む
社会問題化してる格差とヘイトを見事に切り取ってる。
公開されたのは、元首相銃撃事件などいわゆる"無敵の人"が起こす事件が日本でも頻発しだす数年前。
ダークナイトで神格化された"ジョーカー"と言うキ>>続きを読む
過去作品の影がどうしてもチラつく
月が落ちてくるってアイディアは悪くないけども、、
冒頭の主人公の独白から物語に引き込む力が素晴らしい。
山岳密教の禁忌、全編カメラ視点、お経のトリックなどのアイディアも効果抜群。
それなりに楽しめた。
ただどうしても主人公達の自業自得感が強すぎて、>>続きを読む