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浅草キッドのVANのレビュー・感想・評価

浅草キッド(2021年製作の映画)
4.0
ポルノ劇場のただのエレベーターボーイが、芸人ビートたけしになるまでを描く。

数年前の紅白歌合戦で、北野武が一筋のスポットライトの中にポツンと佇み、"浅草キッド"を歌っていたのを思い出す。

司会の内村は、前フリの時点で感極まって声が震えていた。
"これから何か特別な事が起こる"
会場がそんな空気に包まれているのが画面越しにも伝わってきた。

天国も地獄もあった人生を駆け抜け、幾つもの伝説を作った最後に、一人で辿り着いたあの景色。
かっけーな。

劇団ひとりに感謝。
柳楽優弥演技上手すぎ。
大泉洋あんたもかっけーよ。
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