WAKAMIYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.8

地下通路でチラ見えする
exit、ecstasy

ピントをはずした聖母像

ティムロビンス多才だな

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

4.0

前半のUSJ感

モーターサイクルボーイの傷ついてる感じ
ここではないどこかへというサイケ感

放流でアカルイミライを思い出した

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

缶詰の反復、ウォーホルやん
アメリカ(と日本)製品の多さ

執拗なまでにかかる
カリフォルニアドリーミン

ヒロインのアグレッシブな感じに
なぜかくさくさしてしまった

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.8

いろんな幻想と個人主義

髪を切ったり靴を履いたり体を塗ったり

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.6

おぞまし〜

平板な独白で気持ち悪さ倍増
見ててキツイ角度の映像
一家襲撃と過去の事件をリンクさせる
ヤな妄想

必要とされてこなかったのね

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.6

人生の各瞬間が本来は一度きりしかなくて尊いものであること、それが経験の一回性を崩した設定から逆説的に描かれるのが面白かった

俯瞰した態度が思いやりとか
気遣いとか遊び心とかを育てるんですね

ご丁寧
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鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

4.5

係留された小舟
そこでの会話が良かった
あとラストも

病んだ心によるものか
トランスか信仰か
ドストエフスキー的だった
「二つの世界」

月の爆撃機のバース
みたいなこと言ってた

対称的な構図が目
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.1

心動かされるシーンが多かった
「ドイツの山がフランスの平野に腹を立てたのか?」
「銃と軍服を脱いだら友達になれたのに」
とか、切ない
初めて会って憎しみ合うわけがないって言ってたもんなー

何気ない感
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甘い生活(1959年製作の映画)

3.7

聞き取れない会話で始まって
聞き取れない会話で終わった

踊ってる人がたくさん出てきた

イタリアなのにアメリカっぽい
ド派手さとノリ

車の動くところがとても見やすい

ニコってニコやんな?
ニコや
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.4

演技=
当事者を回避している

父親の不在がおっきいね

黒い罠(1958年製作の映画)

3.8

ワクワクする長回し
細切れにしないカッコよさ

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

-

演出が少し過剰な気がする


遺伝子決定論を前にした
多胎児たちの実存主義

一番の不条理は実験という名目で人生が(部分的に)デザインされていたこと

片割れの死を見て何を思うんやろ

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

4.7

あざといくらいだけど
分かりやすさも大事だと思う

スローターハウス5(1972年製作の映画)

3.9

ヴォネガット、ロイヒル、グールドのつよつよ布陣

マッチカットで時間軸を行き来する

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

私刑と真実とまなざし

露悪的な部分がつらかった

さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.8

大切な怒りです!😤

英国人、ブラッディ言いすぎ
アクセントも強烈

ビートニク、モッズ、ヒッピーみたいな
熱狂はどこへ?若者はどこへ?

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.7

名詞の羅列
アンド ファッキン ツナ

トラブルと欲望
喫煙シスター
エレクトリック・ガソスタ店員

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

論理というよりは
連想で接続されていく感じ

照明というか光のバランスが好き

ロストハイウェイしかり、
二重性出していきたいオジサンやん

ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

4.4

ふざけたり怒ったりする演技が魅力的

渋滞のシーンと注文のシーンが好き

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

4.2

自分んちにデイジー植えまくってる
ギャツビー気色悪いな

巻き込まれ役のニックええやつ

桟橋の点滅する緑の灯り

ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.6

時かけ
魅惑の深海魚パーティー

どうせ死んでる(=夢)の精神

幼稚なロマンチストにされてる男子諸君

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

-

エンドロールが長い映画でも
これからはワクワクして観れそうです

エレファント(2003年製作の映画)

3.6

日常が途切れる感じ
現実の感覚から遠ざかる感じ

なぜベートーヴェンと牛乳は狂気や暴力を表象するのか

もの言いたげな部屋の映しが報道番組の雑なコメンテーターみたいで嫌だった

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.9

スペシャル・マリコ・ブロークン
(壊れてしまった特別な真理子)

暗くて何も届かない遠いところに
消えていくのを横で眺める側のつらさ

映画と相性わるいのか、リアリティが